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2007年08月21日

[ライヴ]8/23 eX.5 ~大井浩明ピアノリサイタル

作曲家・川島素晴と山根明季子による現代音楽シリーズ「eX.」。8月23日は、ヨーロッパで活躍中のピアニスト・大井浩明の登場。現代音楽のスペシャリストでありながら、近年は古典の活動が多いが、日本ではひさびさの全曲現代音楽によるリサイタル。

8月23日(木) 18時半開場 19時開演 \3000(予約\2500)
原宿・アコスタディオ
◆シェーンベルク/5つのピアノ曲/黄金の仔牛の踊り(川島編/初演)
◆佐藤慶次郎/カリグラフィー
◆クセナキス/ヘルマ
◆川島素晴/ピアニストのためのポリエチュード
 ポリスマン/トランポリン/ポリポリフォニー/新作初演
◆山根明季子/懐疑モデル(新作初演)
◆シュトックハウゼン/ピアノ曲X

大井浩明略歴

[詳細]http://www.komp.jp/07_08_23.html

2007年08月22日

[ライヴ]8/30 三宅榛名ピアノ・ライブ

「8月最後の木曜日、ピアノとエレクトリック・ヴァイオリン、聴きに来ない?」と題して、勝井祐二(elec.vn)をゲストにむかえてのコンサート。

2007/08/30 19:30 start(19:00 open)
渋谷 公園通りクラシックス
一般:予約3,000円/当日3,500円
学生:予約・当日とも2,500円
1 drink付

予約・問い合わせ:03-3464-2701(クラシックス/17:00以降/月曜休)
www.radio-zipangu.com/koendori/

2007年08月22日

[ライヴ]9/21 下山静香ピアノリサイタル

スペインのバロック音楽やモーツァルトなどで評価を得ているピアニスト・下山静香のオール・モーツァルト・リサイタル。サロン所蔵のフォルテピアノ、現代のピアノ、モーツァルトも愛用していたクラヴィコードという3種類の異なる鍵盤楽器によるコンサート。

◎曲目
W.A.モーツァルト
幻想曲 K.397 d moll
ソナタ第2番 K.280 F dur
ソナタ第8番 K.310 a moll
クラヴィコードで聴く初期の作品
幻想曲 K.475 c moll
ソナタ第14番 K.457 c moll

2007/09/21(金)19:30
カルラホール(下記のチラシ参照)
2,500円
主催:I.P.G.W 東京
お問い合わせ:03-3439-7507

下山静香ホームページ

2007年08月22日

[イヴェント]9/1 斎藤信哉/ピアノはなぜ黒い?

話題の書『ピアノはなぜ黒いのか』(幻冬社新書)の作者・斎藤信哉氏によるレクチャー。

2007年9月1日(土)14:00~16:00
場所:サロン・ド・パッサージュ
入場料:大人1,000円(高校生以下無料)

http://www.pianopassage.jp/piano/news/topics.cgi

2007年08月23日

[ライヴ]8/30~9/1 パト・フ初来日

ブラジルのポップ・ロック・バンド、パト・フが来週初来日するそうです。
31日の神楽坂は百人町音樂夜噺(ノルデスチ特集)と重なっちゃってるので、30日のタワレコに行ければと思ってます。

詳しくは大洋レコードのサイトと、中原仁さんのブログをどうぞ。

2007年08月23日

[イヴェント]9/15 レコード・コンサート「ファドの100年」

音楽評論家の北中正和さんから、ご自身が主宰されているレコード・コンサート・シリーズ「世界の音楽を聞くvol.3」のご案内をいただきました。

レコード・コンサート・シリーズ〈世界の音楽を聞くvol.3〉
「ファドの100年~アマリア・ロドリゲスとその周辺」

「アマリア・ロドリゲスだけがファドじゃない。知られざる名手のレア音源を駆使して、有名なわりに実態を知られていない都市型歌謡、ファドの歴史と真髄を徹底追究」というわけで、アナログ音源・美麗ジャケットを多数用意してお待ちしています。

◎9月15日(土)午後3時半開場、4時スタート
渋谷国境の南 電話03-3463-5381
会費1000円(ワンドリンクつき)
司会:蒲田耕二、北中正和、田中勝則

2007年09月01日

[ライヴ]9/24 波多野睦美(歌)+つのだたかし(ギター)

ウェブ開設のごあいさつで「音楽のような本をつくりたい」と書きましたが、このふたりはまさに「本を読むような音楽体験」をあたえてくれる稀有な存在。

モーツァルト、シューベルト、ヴォーン=ウィリアムズ、ピアソラ、武満からスペイン民謡、イギリス古謡、南米の歌まで、「ベスト・オヴ~」的な選曲で、初めての方にもおすすめのプログラムです。

くわしくはダウランド アンド カンパニイのウェブサイトで。
www.linkclub.or.jp/~dowland/

2007年09月04日

[ライヴ]10/16 eX.6~ケージ「Solo for piano」完全上演 他

作曲家・川島素晴と山根明季子による現代音楽シリーズ「eX.(エクスドット)」。

詳細はこちら。
http://www.komp.jp/

2007年09月04日

THE MUSIC PLANTのネットラジオ番組スタート

アイルランドや北欧のトラッドを軸に元気な活動を続けているレコード・レーベル、THE MUSIC PLANTの野崎洋子さんが文化放送のネットラジオで番組をスタートするそうです。

個人的にイチ押しのスウェーデン伝統音楽界の雄ヴェーセン(11月に来日!)をはじめ、アイリッシュ・トラッドで今いちばんかっこいいグループ、ルナサなど、すばらしいミュージシャンをたくさん抱えているレーベルなので、楽しみです。野崎さんのブログもどうぞ。

今のところMac環境では聴けないようですが、アイリッシュ、ケルト、北欧のトラッドに興味のある方はぜひ。ふつうのラジオじゃなかなかかかりませんからね。

このネットラジオ局、サラーム海上さん(『プラネット・インディア』などの著作もある“よろずエキゾ風物”ライター)もDJやってますね。[鈴木]

2007年09月13日

速報! BRASS-FESTA 2008@ティアラこうとう

2005年に編集を担当して刊行した『ブラスの快楽』の著者、関口義人さんが大胆なコンサートを企画してくれました。題して“BRASS-FESTA 2008”。

月刊誌「ラティーナ」での連載やCDライナーの執筆、ワールド・ミュージックのトーク&CDイヴェント「百人町音樂夜噺」の主催(ぼくもずっとお手伝いをしています)など八面六臂の活躍を続けている関口さんは、ジプシーの世界的な研究家としてよく知られるとともに、管楽器の快感にとりつかれた方でもあります。

このBRASS-FESTA 2008には、クレズマー、ジャズ、ラテン、ニューオリンズ、吹奏楽と、なんとも多彩な音楽性のトップ・グループが登場します。これだけさまざまな管楽器音楽が一堂に会するのは初めてのことじゃないでしょうか。さすがジャンル無用の関口さんプロデュース!

ぼくは高校時代から10年ほどブラバンやっていたので(パーカッション、おもにスネア・ドラム担当でした)、金管と木管のまじったあの独特の響きには懐かしさを覚えてしまうのですが、このコンサートはそんな感傷は吹き飛ばす、現役度200%のブラスの饗宴となりそうです。[鈴木]

 * * * * * * * *
会場:ティアラこうとう
参加バンド(出演順):
1/26(SAT)16:00 - 21:00 (20:00)
◎ベツニ・ナンモ・クレズマー 
(梅津和時さん率いる15人編成のクレズマー・バンド。巻上公一さんのヴォーカルも)
◎ 藤井郷子オーケストラ 
(日本JAZZ界きっての先鋭的ビッグバンド。藤井さん、田村さんのNYでの長年の経験に根ざした現代音楽や民族音楽までをも視野に入れた15人編成のビッグバンド)
◎ 熱帯JAZZ楽団  
(世界を席巻したラテンジャズ・バンド、オルケスタ・デ・ラ・ルスを率いたカルロス管野さん率いる日本最高峰のラテンビッグバンド。管楽器、パーカッション系にスター揃いの17名編成)

1/27(SUN) 15:00 - 20:00 (19;00)
◎ ブラックボトム・ブラスバンド 
(ニューオリンズのセカンドライン・ビートならこのバンド!
ガンボでワイルドな人気ブラスバンド12名編成で登場! )
◎ 交渉中!
◎ 東京校正ウィンド・オーケストラ
(日本を代表する吹奏楽のトップバンド 52人のフルサイズの編成で登場します!!勿論コン・マスは須川展也さん!)

●1/25(金)前夜祭@新宿Naked Loft
 出演:フレイレフ・ジャンボリー(フレイレフはBRASS-FESTA当日もホワイエや周囲でも演奏します)

という訳でミュージシャンだけで160名を招きます。
カンパなど随時歓迎です(笑)
本番、準備期間のボランティアも随時募集!
今月中にHPもスタート予定。チケットは10/中から発売します。
 * * * * * * * *

2007年09月14日

[ウェブ連載]ピティナのウェブサイトで西原稔さんの連載開始!

ピティナ(全日本ピアノ指導者協会)のウェブサイト上で、西原稔さん(桐朋学園大学教授)の連載が始まりました。題して「ピアノの19世紀」。NHKハイビジョンで放映中の『ぴあのピア』の総監修者もつとめておられる西原さんならではの、時代や社会とピアノとのかかわりに焦点をあてた刺激的な内容になりそうです。

◎ピティナのホームページ:http://www.piano.or.jp/

2007年09月23日

[新刊]片山杜秀『近代日本の右翼思想』

弊社からこの冬、音楽評論集を刊行予定の片山杜秀さんが、講談社から「選書メチエ」の1冊として『近代日本の右翼思想』を上梓されました。

音楽関係ではわずかに、伊福部昭の親戚にあたる思想家・伊福部隆彦や團伊玖磨の祖父・團琢磨の名前が出てくるくらいですが、「右翼」という思想がいかに「日本的」であり、精神というよりも身体に根ざすものであるかがよくわかり、片山さんのもうひとつの専門である近代日本の音楽・作曲にも直結する「のっぴきならない」問題であることが実感されます。

「あとがき」の冒頭には、笑いました。[木村]

◎講談社 http://www.kodansha.co.jp/
◎選書メチエ http://shop.kodansha.jp/bc/books/metier/index.html

2007年09月24日

[展示]10/2-11/10〈コダマする書棚 第3回〉マリア・ギナンド「生きる」@合唱センター資料室

社団法人全日本合唱連盟附属合唱センター資料室にて、一昨年から始まった企画展示「コダマする書棚」。毎回異なるひとりの人物の現在の思いを映す書棚を館内に再現する──というこころみ。3回目となる今回はベネズエラの合唱指揮者、マリア・ギナンドによる「書棚」です。

10/20(土)には同資料室にて関連企画として、R. Stenson指揮、St. Mary's Varsity Ensemble(合唱)ほかによる「コンサート‘Library Live’」が開催(18:00開演)。

詳しくは下記へ。

◎合唱センター資料室のページ http://www.jcanet.or.jp/center/index.html

2007年09月24日

[コンサート]10/24 中井正子ピアノリサイタル@浜離宮朝日ホール

2003年より始まった中井正子のドビュッシー・プロジェクト(ピアノ作品全曲演奏、全曲CD録音、全曲実用盤楽譜校訂)の一環の演奏会。「ピアノ作品全曲演奏会III」として、今回は《映像 第1集》《同 第2集》《12の練習曲 第1巻》《同 第2巻》をとりあげる。

◎Pianiste Masako Nakai Official Website http://park10.wakwak.com/~nakaimasako/

2007年09月24日

[ライヴ]10/27 高免信喜(g)@TOKYO TUC

2004年、ボストン・バークリー音楽大学を首席で卒業後、活動拠点をニューヨークに移し、数多くのミュージシャンと共演。全米で演奏活動を展開しているコンポーザー/ギタリストによるライヴ。おすすめです!

◎NOBUKI TAKAMEN official website http://www008.upp.so-net.ne.jp/men-tei/Men-teiJapanese.html
◎TOKYO TUC http://www.tokyouniform.com/tokyotuc/

2007年09月24日

[オペラ]11/15、11/17 モンテヴェルディ《オルフェーオ》@北とぴあ・さくらホール

10/28~11/17に開催される「北とぴあ国際音楽祭2007」の掉尾を飾るオペラ公演。指揮・ヴァイオリンに寺神戸亮、演出に観世流能楽師・野村四郎を迎えて、ちょうど400年前イタリアはマントヴァに生まれた「黄泉帰りの物語」と、同じ時代に日本において確立をみた能の世界との融合がはかられる。

◎北とぴあ国際音楽祭2007 http://www.kitabunka.or.jp/ongakusai/on2007/onindex.htm

2007年09月24日

[コンサート]12/8 波多野睦美+つのだたかし@ハクジュホール

「歌とリュートによるバッハ あなたがそばにいれば」と題して。

《あなたがそばにいれば(Bist du bei mir)》は《アンナ・マクダレーナ・バッハのクラヴィーア小曲集》に収載された愛らしい小品。謹厳実直なイメージのバッハもいいけれど、こういった小品によるやわらかなバッハ・リサイタルも年末にはふさわしい、と思います。[木村]

◎ダウランド アンド カンパニイ http://www.linkclub.or.jp/~dowland/

2007年09月26日

[CD]中井正子/アール・ヌーヴォー~ドビュッシー ピアノ作品全集III

ピアニスト中井正子が2003年から手がけている「ドビュッシー・プロジェクト」(ピアノ作品全曲演奏、全曲CD、全曲楽譜校訂)。今回のCD収録作品は《映像第1集》(1905)、《同第2集》(1907)、《12の練習曲》(1915)。

◎コジマ録音 http://www.kojimarokuon.com/index2.html
◎Pianiste Nakai Masako Official Website http://park10.wakwak.com/~nakaimasako/

2007年10月02日

[コンサート]10/18 モノフォニー・コンソート2007「つらなる響き~植物の形姿 其の五」@自由学園明日館講堂

モノフォニー・コンソート2007「つらなる響き~植物の形姿 其の五」
【日時】2007年10月18日(木)19:00開演(18:30開場)
【場所】自由学園・明日館 講堂(東京都豊島区西池袋2-31-3) tel:
03-3971-7535
【演奏】モノフォニー・コンソート:西陽子(箏) 丸田美紀(箏) 石川高(笙)
    ゲスト:鈴木理恵子(ヴァイオリン)
【曲目】:藤枝守作曲《植物文様》シリーズから
・第十四集~無伴奏ヴァイオリン曲集~全曲版東京初演
・第四集~ヴァイオリンと笙による二重奏曲集
・第十集(二面の箏による)~改訂初演
・第十七集(笙と二面の箏による)~新作初演
・第十八集(バイオリン、笙、二面の箏による)~新作初演
【お問合せ・マネジメント】コンサートイマジン 03-3235-7772
【制作協力】MILESTONE ART WORKS  http://www.milestone-art.com/
【協力】トーキングアート
【チケット】(全席自由・税込)前売:¥3,000  当日:¥3,500
【チケット取扱い】
  コンサートイマジン:03-3235-3777
            http://www.concert.co.jp/ticket/index.html
  チケットぴあ:0570-02-9990
  東京文化会館チケットサービス:03-5815-5452

2007年10月02日

ユッスーの映画

ぼくがもっとも惚れ込んでいる同世代のミュージシャンのひとりであり、昨夏も何度目かの来日を果たし元気な姿を見せてくれたセネガルのスーパースター、ユッスー・ンドゥールの記録映画が、音楽評論家北中正和さんのブログで紹介されていました。

この『Return To Goree』は、ユッスーが「ジャズ・ミュージシャンと共に、アメリカ、ルクセンブルグ、セネガルでセッションしながら、アフリカの音楽とジャズやゴスペルの間に橋渡しを試みる」映画で、最後はアフリカからの奴隷“出荷”の基地だったゴレ島でのライヴだそうです。ライヴのシーンは少ないとのことですが、コンセプトもたいへん興味深いですし、あのユッスーが立ち、歩き、笑い、話すのがたっぷり見られるわけですから、見逃すわけにはいきません。来年の日本公開を楽しみに待ちたいと思います。[鈴木]

2007年10月07日

[イベント]11/4 タクト音楽祭(企画・演出 好田タクト)@浅草東洋館

敏腕編集者にして音楽ジャーナリストの畏友・岩野裕一氏が今もっとも入れ込んでいる指揮者、それが好田タクト(こうだ・たくと)だ。

カラヤン、レヴァイン、カルロス・クライバー、ストコフスキー、小澤征爾、朝比奈隆……ありとあらゆる有名指揮者の形態模写を、「指揮者なんて見たこともない」演芸場のお客さんの前でやり、しかも笑いをとる? しかも、「平成19年度 文化庁芸術祭参加公演」?? どんな芸人だ???

脳裏に「?」マークが3つ以上並んだ人は、11/4(日)18:30、浅草東洋館へ集結![木村]


◎好田タクトの世界(公式ホームページ) http://www.geocities.jp/butsuzou28/index.html

2007年10月09日

[ライヴ/イヴェント] 10/31 オーケストラ・プロジェクト2007@東京芸術劇場大ホール

[現代音楽1世紀─未来への展望─」と題し、山内雅弘、藤原嘉文、宮崎滋、柳田孝義の4人の作曲家による管弦楽作品を、飯森範親指揮/東京交響楽団が演奏する。

開演は19:00だが18:15から4人の出品作曲家が自作を語るプレトークがおこなわれる。

◎オーケストラ・プロジェクト http://www.orch-proj.org/

2007年10月27日

本/雑誌 好田タクト(著)『世界一楽しい タクトのクラシック音楽館』(実業之日本社)

 「世界で唯一、指揮者の形態模写を演じ続ける伝説のコメディアン」によるクラシック入門書。

 凡百の類書が「クラシック入門」とうたいながら、じつは「クラシックの歴史概説」だったり「作曲家の裏話紹介」だったりするなかで、この本は「入門書の鑑」といえるくらいにまっとうな本。「音楽が好きで好きでたまらない!」──その気持ちがストレートに伝わってきて、「そんなにいうならクラシック、ちょっとだけ聴いてみよっか……」という気持ちにさせてくれることうけあい。もちろん、蘊蓄も満載です。[木村]

◎実業之日本社 http://www.j-n.co.jp/

2007年11月03日

イヴェント 11/16 片山杜秀「現代音楽超入門」@朝日カルチャーセンター新宿

 評論家・片山杜秀さんによる「現代音楽ギライ矯正講座」(?)。チラシによれば「《この道》の山田耕筰は、リヒャルト・シュトラウスを模範としました。そのライヴァルで《海ゆかば》の信時潔が尊敬していたのは、バッハでした。山田や信時に反発した次の世代は、ベートーヴェンやマーラーやラヴェルを愛好しました。そして戦後になると、親ドビュッシーの武満徹と親ストラヴィンスキーの黛敏郎が覇権を争います。西洋の大作曲家たちが、実際の音楽史とは違う順番で、影響を与えていったのです。なぜそういう順番になったかを考えると、日本の近現代の音楽史が早分かりできるという話になればと、思っています」(講師記)とのこと。おもしろそ~。
 カルチャーセンターの講座ながら、仕事人にもありがたい平日夜の開講です。

◎日時:2007年11月16日(金)19:00~20:30
◎受講料(税込み):会員2,940円/一般3,570円(入会不要)
          ACC学生会員1,000円
◎場所:新宿住友ビル7階 朝日カルチャーセンター(申し込みは4階受付)

 お申込はこちらから。

2007年11月19日

ライヴ/コンサート 2008/02/27 波多野睦美 キャバレー・ソングを歌う@王子ホール

コール・ポーター、ガーシュイン、ブリテン、プーランク、ヴァイル、谷川賢作、武満徹……。作曲家の名前を並べただけでも期待がいや増します! 近年レパートリーの幅をますます自在に広げるメゾ・ソプラノ、波多野睦美さんと、伴奏のスペシャリストとして、また自身のジャンルを超えた活動で注目されるピアノの山田武彦さんによる「大人の一夜」。[木村]

◎王子ホール チケットセンター:03-3567-9990
 www.ojihall.jp

2007年11月25日

ライヴ/コンサート|2007/02/16|再現演奏会1941-1945~日本音楽文化協会の時代~

洋楽文化史研究会(会長:長木誠司、代表幹事:戸ノ下達也)の企画により、1941年11月に発会し1945年10月に解散した社団法人日本音楽文化協会にかかわる楽曲のなかから、器楽曲や歌を中心にピックアップして再構成し、当時の「音」を再現する演奏会が開催されます。戦時期の社会と音楽のかかわり、そして戦後にいたる音楽の流れを探る試みです。[木村]


1.開催日時 2008年2月16日(土)13:00開場/13:30開演
2.会  場 旧東京音楽学校奏楽堂(上野)
3.出  演 ピアノ:寺嶋陸也、藤岡由記
       フルート:荒川 洋
       指揮:栗山文昭、合唱:コーロ・カロス
       (ピアノ伴奏:寺嶋陸也)
4.曲  目 早坂文雄/室内のためのピアノ小品集より
       清瀬保二/第2ピアノ曲集
       安部幸明/フルートとピアノのためのソナタ第1番
       山田耕筰/燃ゆる大空
       山田耕筰/音楽挺身隊歌
       信時 潔/日本の母の歌
       古関裕而/愛国の花
       高木東六/空の神兵
       柴田南雄/二つの混声合唱曲作品6「霞立つ」
       柴田南雄/二つの混声合唱曲作品6「梅咲きぬ」 ほか
       (曲順は未定)
       ※演奏会に先立ち、洋楽文化史研究会会員による
        プレトーク(長木誠司&片山杜秀&戸ノ下達也)を
        予定しております。
5.主  催 洋楽文化史研究会「再現演奏会1941-1945
       ~日本音楽文化協会の時代~」実行委員会
       (実行委員長・畑中良輔)
6.チケット 2,500円(全席自由席)
       ※2007年11月30日より「チケットぴあ」にて発売

◎お問合せ:洋楽文化史研究会 電話090-2533-0980

2007年12月25日

新刊|小鍛冶邦隆(著)『作曲の技法』音楽之友社

これは画期的な本です!

作曲家で東京現代音楽アンサンブルCOmeTのディレクター・指揮者、東京藝術大学准教授の小鍛冶邦隆氏による作曲法概説。副題は「バッハからヴェーベルンまで」、オビには「作曲技法の歴史的変遷を実際の音楽作品から読み解く」とありますから、通史的な記述と思いきやさにあらず。「対位法」「ソナタ形式」「無調」といった作曲法の重要なタームをめぐって、たとえば「バッハとヴェーベルン」、たとえば「ブラームスとシェーンベルク」が対比され、作曲という行為の要諦がが「モデル(規範)とエクリチュール(書法)の再発見」(これもオビより)にあるのだということが主張されています。

作曲家をめざす学生だけでなく、作曲という行為に関心をもつひと、音楽様式の変遷に関心をもつひとにとって必読の書です。[木村]

http://www.ongakunotomo.co.jp/catalog/detail.php?Code=106050

2008年01月11日

プレミアム10/絆・被災地をつなぐ“こころの歌”~阪神大震災から13年

というタイトルのドキュメンタリー番組が、今月18日(金)の夜10時から11時30分まで、NHK総合で放映されます。

「神戸の長田区、新潟の山古志村、スマトラという3つの被災地を、それぞれに因んだ曲で繋げる」企画だそうで、神戸にちなんだ曲は“もちろん”「満月の夕」。これは僕が結成以来強く支持し続けているバンド、ソウル・フラワー・ユニオンとヒートウェイヴの山口洋が被災後まもなく現地に入って、避難テントを回って歌い続けた経験から作られた曲です。ライヴでCDでこれまでに何百回聴いたか分からない名曲中の名曲がモチーフになる番組ですから見逃すわけにはいきません。

阪神淡路大震災からちょうど1年後の日に、その長田区にある長田神社で、ソウル・フワラーの伊丹英子や中川敬らと地元の人たちが中心になって催したライヴ・イヴェント『つづら折りの宴』には日帰りで参加しました。足下からしみてくる強烈な底冷えは今も忘れられません。音楽が商品化を前提として作られ流通することが当たり前のようになって疑問を持つ人が少なくなっている今、音楽はいったいどこからだれによって生まれ、だれが伝えていくのか、を考えさせられました。

そんな意味でもぜひ注目したい番組です。[鈴木]

2008年07月08日

日本音楽即興学会

作曲家・即興演奏家・音楽療法研究者の若尾裕さんからメールが届きました。日本音楽即興学会の立ちあげを準備されているそうです。そのステイトメントを以下にご紹介します。たいへん興味深い学会で、これからの展開に注視していきたいと思います。

また、カワイ音楽教育研究会が発行する雑誌『あんさんぶる』7月号の若尾さんの連載ページでも、この学会のことが語られています。

[木村]

>> 詳細

2008年07月12日

アントネッロ濱田芳通さんのインタビュー

音楽評論家・北中正和さんが、古楽グループのアントネッロのリーダー、濱田芳通さんのインタビューをご自身のサイトにアップされています。じつにじつに想像力を刺激される内容ですので、古楽ファンじゃない方もぜひご一読を。ぼくは一緒に並んで掲載されている高田みち子さんの大ファンでもありまして、アントネッロは先だって東京文化会館でコンサートを見てきたばかり。北中さんにはツボを突かれまくりで悶絶してます^^。

[鈴木]

2008年11月09日

林光を特集した映画祭が開催中!

シネマート六本木にて、11/8(土)から21(金)まで「映画音楽家・林光の世界」という映画祭が開催中です。弊社刊行の片山杜秀『音盤考現学』でも論じられた『裸の島』(1960/新藤兼人監督)をはじめ、『第五福竜丸』(1959/新藤兼人監督)、『少年』(1969/大島渚監督)など12作品を一挙上映。11/16(日)14:00の回の上映後には、今月弊社より新著『無伴奏』を上梓する小沼純一さんと片山杜秀さんが登場し、林光の映画音楽の魅力を語ります。お見逃しなく!

[11/10追記]11/16(日)には小沼純一さんの『無伴奏』、片山杜秀さんの『音盤考現学』および『音盤博物誌』を会場で販売させていただくことになりました。

[木村]

◎公式サイト:http://www.cinemart.co.jp/theater/roppongi/atg/index.html

2008年11月16日

ジャン・フルネ追悼番組のお知らせ

評論家・ジャーナリストの岩野裕一さんから、ジャン・フルネ追悼番組のお知らせをいただきました。本日夜です。お時間のゆるす方はぜひ。以下、メールをそのまま掲載させていただきます。

去る11月3日、世界最高齢のフランス人指揮者ジャン・フルネ氏が、95歳で亡くなりました。

フルネ氏は、日本のオーケストラとも深いかかわりをもった人物で、海外在住の外国人指揮者として、もっとも長期間(1958年から2005年まで47年間)にわたり、もっとも数多く(13楽団)日本のオケを指揮した、最大級の功労者でした。私は、朝比奈隆氏と並ぶマエストロとしてフルネ氏を尊敬し、晩年には直接多くを学ぶことができました。

氏を偲んで、急遽NHK−BS2(衛星第2テレビ)が追悼番組を放送することになりましたので、ご縁のある皆さんにぜひご覧いただきたく、お知らせいたします。

 08年11月16日(日)24:40〜
 クラシック ロイヤルシート

「ジャン・フルネ ラストコンサート」と題されたこの番組は、2005年12月に東京都交響楽団を指揮して行なった指揮者引退公演の模様を全曲放送するもので、このとき92歳だったフルネ氏が、献身的なオーケストラとともに感動的な音楽を奏でます。なお、番組の冒頭に小生とピアニストの伊藤恵さんがコメントをしております。

[木村]

2008年11月18日

寺神戸亮さんのバッハ《無伴奏チェロ組曲》ツアー

11/22(金)に発売となる新刊、小沼純一さんの『無伴奏』に素晴らしいコメントを寄せてくださったヴァイオリニスト・指揮者の寺神戸亮さんのツアーがもうすぐ始まります(12/4〜16東京・埼玉・大阪・静岡)。詳細は以下のページをご覧ください。
http://lesboreades.info/RyoTerakado/newpage3.html

曲はJ. S. バッハ《無伴奏チェロ組曲》全曲。ヴァイオリニストがなぜチェロを!? じつは寺神戸さんは最近復元された古楽器「ヴィオロンチェロ・ダ・スパッラ」の世界でも数少ない奏者のひとり。「スパッラ」とは「肩」の意。つまり「肩掛けチェロ」です。バッハのこの名曲は、じつはこの楽器のために書かれた可能性もあるそうで、寺神戸さんはみずからの演奏で、その謎にせまります(CDもリリースされています)。

ツアーでは「無伴奏つながり」(?)ということで、書籍『無伴奏』も販売していただけることになりました。寺神戸さんのCDなどと並んで置いていただいていることと思いますので、みなさまどうぞ手にとってご覧ください。

しかし、ヴァイオリニストがチェロの作品まで弾くようになったら、チェリストの仕事はあがったり?? たしかに縦にして足に挟んだり、エンドピンで支えたりして弾くよりも弾きやすそうな気が……。そのあたりもぜひ、実際の演奏にふれて、ご確認ください。

[木村]

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