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2012年07月02日

いーぐるの後藤雅洋さんが『ポップ・ミュージックのゆくえ』を激賞!

アルテスもたいへんお世話になっている四谷のジャズ喫茶「いーぐる」のマスター後藤雅洋さんが、ジャズ批評サイト「com-post」で高橋健太郎さんの『ポップ・ミュージックのゆくえ』を激賞してくださいました。

7月14日にいーぐるで開催されるイヴェント“徹底討論「音楽批評とは何かー感想、紹介、批評、研究、そして?ー」”を前にして、出演者の一人である高橋健太郎さんの著書を読み進めたところ、「ポスト・パンク、ダブ、ワールド・ミュージック、ヒップホップ、ハウスといった、ジャズ畑の私にはあまり縁の無い音楽ジャンルについての考察」にもかかわらず、あまりの面白さに「途中からぐいぐい引き込まれ、すっかりこの本の虜となってしまった」とのこと。

後藤さんの聴き手&書き手としてのお力は今さらご説明するまでもないでしょう。その後藤さんに、初版刊行から21年を経た今日、「ジャズ界に高橋健太郎がいなかったことが実に無念!」とまで言わしめたとは! この本の批評としての質の高さにお墨付きが与えられたようなもの^^(僕は書き手ではなく編集者・発行発売人ですから、誉められすぎ、なんて謙遜はしません笑)。

もっともっと多くの方に読んで欲しい本ですので、未読の方はこの機会にぜひお手にとってみてください![鈴木]

2012年07月03日

N響ホームページがリニューアルOPEN!

アルテスがNHK交響楽団の機関誌『フィルハーモニー』と公演パンフレットの企画・編集をお手伝いするようになってから、丸2シーズンがたちました。

そして本日、9月から始まる2012/13シーズンのチケット発売に合わせて、ホームページが大々的にリニューアルOPEN! アルテスはこちらのコンテンツの企画・編集も担当しています。
http://www.nhkso.or.jp/

これまでのHPは公演の情報主体でしたが、マエストロへのインタビューや著名人エッセイなど、読みどころも盛りだくさん。「楽員インタビュー」はじめ『フィルハーモニー』の人気コーナーもHPに場所を移しています。

また、9月から11月の「Autumn Season」の指揮者やソリストのプロフィールや、演奏される曲目の解説もいち早く読むことができるようになりました。

今回新たに始まったコーナーは──

◎マエストロ・インタビュー
公演に登場するマエストロからの動画メッセージ。今回は9月A・B定期を指揮するアンドレ・プレヴィン氏が登場

◎Kaleidoscope
公演プログラムから連想されるキーワードで、各界の専門家が自由につづるエッセイコーナー。今回は9月C定期で演奏されるショスタコーヴィチの交響曲第7番「レニングラード」にちなんで、作家の島田雅彦さんが「追憶のレニングラード」というエッセイを寄せてくれました。

◎音の記憶
著名人や文化人が、音や音楽にまつわる思いや記憶を自由につづるコーナー。今回は生物学者の福岡伸一さんが登場。

◎楽員インタビュー
これまで『フィルハーモニー』誌上で、『N響アワー』のアナウンサーが聞き手になって長年連載されてきたこのコーナー。東京藝大楽理科に在籍して音楽学の研究をするいっぽう、エッセイスト、モデルとして活躍する華恵さんを聞き手に迎え、HP上で新たに展開します。今回はソロ・コンサートマスターの堀正文さんが登場。

そのほか、『フィルハーモニー』で連載されてきた構成作家・新井鴎子さんによる「ワン・フレーズ・クラシック」、評論家・川本三郎さんによる「映画はクラシック音楽に乗って」も、HPに場所を移して継続します。

毎月、充実したコンテンツがどんどん公開される予定です。どうぞお楽しみに!

[木村]

2012年07月09日

「青年の文章」施主・内田樹さんからの推薦文全文です。

まもなく発売する光嶋裕介著『みんなの家。建築家一年生の初仕事』に、この本の主役・凱風館の施主である思想家・武道家の内田樹さんがお寄せくださった推薦文の全文をアップします。[鈴木]

青年の文章
文=内田樹

 これは僕の道場兼自宅である凱風館という建物が建つまでの流れを光嶋裕介という若い建築家が記録したものである。
 お読みになった方の多くは同じ印象を持たれたと思うけれど、彼は独特の文章を書く。癖のある文章とか、ひねった文章ということではない。こういうふうに書く人が絶えてひさしい「青年の文章」である。
 青年というのは、少年と大人の中間的な様態である。少年らしい無垢さやみずみずしい好奇心をまだ失っていないけれど、すでにそれなりの社会的ポジションに達し、その発言を傾聴され、その構想を物質化できる機会を確保している。
 僕の(勝手な)考えでは、「青年」というのは幕末から明治初年にかけてその「原型」がつくられ、近代日本を牽引し、知性的なあるいは芸術的なイノベーションを担い、いくつかの「戦い」で前線に立たされた後、1960年代末に消滅した。弊衣破帽で天下国家を論じ、詩を吟じ、琴を弾じ、スポーツに興じ、斗酒なお辞せずという「旧制高校生」の姿がその典型的なものである。そのような社会的機能を日本社会が必要としていたときに出現し、必要としなくなったときに姿を消した。 「青年」が姿を消して半世紀近くが閲した。
 「青年」期がなくなったので、日本の男性は「洟垂れの子ども」時代が終わると、間を置かずに「脂ぎったおじさん」になった。だから、それから後の日本社会は「妙に勘定高い子ども」と「幼児的なオヤジ」ばかりで埋め尽くされるようになった。正直言って、かなり見苦しい風景だが、歴史的状況が「そういう社会構成」を求めたのだからしかたがないと諦めていた。
 そしたら、21世紀に入ってしばらくすると、僕のまわりに「青年」たちがひとりまたひとりと登場してきた。少年のような初々しさを失っていないのに「仕事のできる」若者たちである。そんな「青年」をほんとうにひさしぶりに見た。彼らの登場なしではもう立ちゆかないところまで日本のシステムが劣化したという点では痛ましいことだが、もう絶滅したと思っていた「青年」に生きているうちにまた会えたということを僕自身は個人的にはうれしく思っている。
 この本はほんとうにひさしぶりに「日本の青年」が書いた本である。
 イノセントな好奇心と冒険心に駆動された「彼のアイディア」を実現するために、建築家はうるさがたの職人やビジネスマンの懐に入り込み、タフな交渉をし、思いがけない妥協案を提示する。その力業のひとつひとつを通じて、彼は確実に成熟への階梯をのぼり、社会的な実力をつけ、世界を語る新しい語彙を獲得してゆく。
 たいしたものだと思う。
 この本は一軒の家が建つまでのドキュメントとして読んでもたいへん面白いし、専門的にも価値豊かなものだと思うけれど、僕としてはそれ以上に半世紀近くの不在の後、「救国」のために「青年」たちが出現してきたことの喜ばしい徴候として記憶にとどまることを願うのである。

2012年07月09日

7月27日発売! 『片山杜秀の本5 線量計と機関銃──ラジオ・カタヤマ【震災篇】』(片山杜秀 著)


怒れ! クラシック・ファン。

戦後最大の国難に喘ぐニッポンに
カタヤマの獅子吼が谺する──
当代随一の論客が放つ
痛快無双の文明×音楽批評!
BGMは希望の歌か、
それとも鎮魂曲か?

四六判・並製・244頁
定価:本体1800円[税別]
発売:2012年7月27日(予定)
ISBN978-4-903951-58-4 C1073
装丁:下川雅敏
ジャンル:クラシック/音楽評論/社会


>> 詳細

2012年07月13日

『ジュピター』で『教養としてのバッハ』紹介

大阪・いずみホールの会員誌『ジュピター』8月・9月号で礒山雅・久保田慶一・佐藤真一編著『教養としてのバッハ』が紹介されました。書いてくれたのは同ホールのステージマネージャーで音楽評論家の小味渕彦之さん。

各論考は最新の研究成果に裏打ちされ、専門性に満ちたものだ。さらに、互いの連関が理解を深める仕組みで、例えば、「ルターの宗教改革」があったから、「ドイツ語コラール」を活かしたバッハの作品が生まれたことが、より実感を伴って理解できる。

と評価してくださっています。

[木村]

2012年07月16日

7/28 下北沢B&Bで菅付雅信さんと博報堂ケトル・嶋浩一郎さんの対談が実現!

numabooksの内沼晋太郎さんが下北沢駅南口に本屋を開く、というニュースを聞いてどれだけ興奮したことか。しかもセレクトショップではなく、夕飯の買い物帰りに立ち寄って週刊誌をパッと帰るような街の本屋さんを目指すそうで、20日のフルオープンにますます期待を募らせています。1年前から下北沢の出版社になったアルテスの本ももちろん並ぶ予定です。

その「B&B(ブック&ビール)」で今月28日に、ロングセラーを続ける『はじめての編集』の著者・菅付雅信と、博報堂ケトルのクリエイティヴ・ディレクターでB&Bを内沼さんとともに立ち上げた嶋浩一郎さんの対談「編集がすべて」の開催が決まりました! チケットのご購入はこちらからどうぞ!

7/28(土)菅付雅信×嶋浩一郎「すべては編集」
編集者・菅付雅信さんによる、編集の仕組みと魅力を解き明かした21世紀の編集入門書『はじめての編集』。B&Bと同じく下北沢にある出版社「アルテスパブリッシング」が出版元となっているこの本は、発売から半年が経ち4刷となり、この分野では異例のロングセラーとして現在も売れ続けています。菅付さんにとって編集とは「企画を立て、人を集め、モノをつくる」こと。B&Bプロデューサーの1人であり、菅付さんと共同で雑誌を創刊したこともあるクリエイティブ・ディレクターで編集者の嶋浩一郎と共に、「編集すること」の悦楽と妙を語らうトークイベントを開催します。
【出演】菅付雅信(編集者) 嶋浩一郎(博報堂ケトル/B&B)
【日時】7/28(土) 20:00~22:00 (19:30開場)
【場所】本屋B&B
世田谷区北沢2-12-4 第2マツヤビル2F
【入場料】1500yen +1 drink order

2012年07月17日

7/20〜 リブロ池袋本店で「光嶋裕介 みんなの家をめぐる30冊の本」フェア開催!

リブロ池袋本店2F理工書・芸術書売場で、7月20日から《光嶋裕介 みんなの家をめぐる30冊の本》と題したフェアが始まります。

『みんなの家。』(アルテス)と『幻想都市風景』(羽鳥書店)の刊行を記念して、著者の建築家・光嶋裕介さんが、自身が建築家になるにあたってインスピレーションを受けた本や、家や空間を考える際に発想の源泉になっている本を30冊以上選び、1冊ずつ手書きのコメントを付けます。

「凱風館」の30分の1模型や各種立体図などのパネル、光嶋さんのドローイング作品とともに展示しますので、ぜひお立ち寄りください。         [鈴木]

2012年07月17日

訂正情報|『幸四郎と観る歌舞伎』

幸四郎と観る歌舞伎』(小野幸惠 著)に誤りがありました。

カバー表4/目次3ページ目/215頁

 × 青砥草紙花彩画 → ○ 青砥稿彩画

11頁/4行目

 × 浄瑠璃三代名作 → ○ 浄瑠璃三名作

38頁/3行目

 × 船橋聖一 → ○ 橋聖一

86頁/(本文)1行目

 × 音阿弥(世阿弥の弟・四郎)の子・観世小次郎信光
   ↓
 ○ 音阿弥(世阿弥の弟・四郎の子)の子・観世小次郎信光

以上、お詫びして訂正させていただきます。

[木村]

2012年07月17日

速報! 8/10 高橋源一郎×片山杜秀トークショー開催決定!

『線量計と機関銃』の刊行を記念し、8/10(金)、下北沢の「本屋B&B」にて、著者・片山杜秀さんと作家の高橋源一郎さんのトークショーを開催します。

高橋さんは、片山さんの『クラシック迷宮図書館』を読んで、「面白すぎて、仕事にならない」とツイートした、自他ともに許すカタヤマ・フリーク。「3.11」を挟んで刊行された『沈む日本を愛せますか?』『どんどん沈む日本をそれでも愛せますか?』(いずれも内田樹さんとの共著、ロッキングオン)や小説『恋する原発』(講談社)などでニッポンの行く末に警鐘を鳴らした高橋さんが、片山さんの「世直し文明×音楽批評」にせまります。

高橋源一郎×片山杜秀「音楽はニッポンを救えるか!?」
日時:8月10日(金)夜(開演時間未定)
場所:下北沢「本屋 B&B」
   http://bookandbeer.com/
入場料:未定

イヴェントの詳細は、後日メルマガ増刊号でお知らせします。

[木村]

2012年07月17日

ARTES インフォ*クリップ vol.044|大型新刊2冊で暑さをふっとばせ!号

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ARTES インフォ*クリップ[vol.044]2012/07/17
大型新刊2冊で暑さをふっとばせ!号
アルテスパブリッシング
www.artespublishing.com
──────────────────────────────
□ CONTENTS □
・7/14発売!『みんなの家。建築家一年生の初仕事』
 (光嶋裕介 著)
・7/27発売!『片山杜秀の本5 線量計と機関銃──ラジオ・カタ
 ヤマ【震災篇】』(片山杜秀 著)
・ただいま編集中──『アルテス』VOL.03「特集:レコード」
・7/18 光嶋裕介さんトークライヴ@紀伊國屋書店新宿南店3F
 ふらっとすぽっと
・7/20〜《みんなの家をめぐる30冊の本》リブロ池袋本店で開催
・7/28 菅付雅信×嶋浩一郎トークショー@下北沢「本屋B&B」
・8/8 光嶋裕介×倉方俊輔トークショー@ビブリオテック
・速報! 8/10 高橋源一郎×片山杜秀トークショー開催決定!
・ジュンク堂書店池袋本店7Fで、『みんなの家。』特集コーナー
 展開中
・書泉ブックタワーにて創業5周年記念全点フェア開催中!
・「吉田秀和賞をふりかえる。」フェア、開催中!
・N響ホームページがリニューアルOPEN!
・アルテスの本のお買い求めはこちらのお店でどうぞ
・最近のアルテス──書評・イヴェントなど
・アルテスのおすすめ! 旬の音楽情報
・代沢だより

>> 詳細

2012年07月19日

安田寛さんの「音痴と日本人」第9回公開

『バイエルの謎』(音楽之友社)も売れ行き好調の安田寛さんによるウェブ連載「音痴と日本人」の第9回が公開されました。

東書WEBショップ「音楽専門館」
WEB連載「音痴と日本人」
第9回 メロ先の実態──日本語にかけられた強圧

「日本人はひとりで歌うときも、おおぜいがいっしょになって歌ったり唱えたりできるリズムを意識している」──なるほどこれが「七五調」のベースにあるわけですね。それでもって、その日本人に共有されたリズム感を壊した元凶が「メロ先」だった。というのが今回のお話。歌謡曲などで一般的な「作曲家がメロディを先につくり、それにあわせて作詞家が歌詞をつくる」というのが「メロ先」です。日本最初の「メロ先」──メーソン、目賀田種太郎、伊澤修二の実験はどのようなものだったのでしょうか。

[木村]

2012年07月20日

池袋のリブロとジュンク堂書店で『みんなの家。』フェア開催中!

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光嶋裕介『みんなの家。建築家一年生の初仕事』刊行を記念して、今日、20日からリブロ池袋本店2Fで〈『みんなの家。』をめぐる30冊の本〉フェアが始まりました。著者の光嶋さんが建築家として働き始めるにあたってインスピレーションを受けた本たちが、内田樹邸「凱風館」の巨大な模型、ドローイングや各種図面、コンセプト解説などのパネル他とともに展示されています。光嶋さんによる「こうして僕は建築家になった」選書、どうぞお楽しみに!

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また、同じ池袋のジュンク堂書店7Fでも、光嶋さんのドローイング集『幻想都市風景』、凱風館の建設に携わった職人さんや専門家たちの著作、凱風館の模型、各種パネルとともに展開中です。合わせてぜひお立ち寄りください。

2012年07月20日

7/23 NHK「クローズアップ現代」に片山杜秀さん出演!

7月23日(月)放送のNHK「クローズアップ現代」は、5月に98歳で亡くなられた吉田秀和さんが特集されます。ゲストは今月27日に小社から『線量計と機関銃──ラジオ・カタヤマ【震災篇】』が発売になる片山杜秀さん!

数々の新聞や雑誌に寄せた追悼文からも、片山さんの吉田さんに対する思い入れが強く伝わってきますが、今回はそれを活字ではなく、本人の口から直接聞けるたいへん貴重な機会です。吉田秀和さんの文章に魅せられてクラシック・ファンになった人はもちろんのこと、これまで名前しか知らなかった人も、音楽だけにとどまらない評論活動を続けた「知の巨人」の生涯を、同じく博覧強記の評論家、片山杜秀さんの解説で振り返ってみましょう![長谷]

NHK「クローズアップ現代」
7月23日(月)
総合テレビ 午後7:30〜7:56
http://www.nhk.or.jp/gendai/yotei/

2012年07月24日

8/13〜15 夏季休業のお知らせ

暑中お見舞い申し上げます。

アルテスパブリッシングは、8月11日(土)から15日(水)まで、
夏休みとさせていただきます。その間にいただいたご注文は、16日以降に対応させていただきますので、どうぞよろしくお願いします。[鈴木]

2012年07月25日

版元日誌を書きました。

アルテスが参加している出版社の団体「版元ドットコム」(創業時からたいへんお世話になっています)のウェブサイトで、久しぶりに「版元日誌」を書かせてもらいました。

創業5周年のこととか、脱原発デモのこととか、書きたいことはいろいろあったんですが、いまいちばん多くの人に読んで欲しい新刊『みんなの家。』のことを書きました。完成した凱風館(内田樹さんの自邸兼道場)を初めて訪ねたときの緊張といったら…。
よかったらご一読ください。[鈴木]

2012年07月26日

【詳細決定!】8/10 高橋源一郎×片山杜秀トークショーを「本屋B&B」にて開催!

すでに速報としてお伝えしましたが、来る8/10(金)、下北沢の「本屋B&B」にて作家・高橋源一郎さんと片山杜秀さんのトークショーを開催します。詳細が決定しましたので、下記のとおりお知らせします。

8/10(金)高橋源一郎×片山杜秀「音楽はニッポンを救えるか!?」

Artes Presents
片山杜秀『線量計と機関銃』(アルテスパブリッシング)発売記念
音楽はニッポンを救えるか!?

片山杜秀『線量計と機関銃』(アルテスパブリッシング)の刊行を記念し、著者・片山杜秀さんと作家の高橋源一郎さんのトークイヴェントを開催します。高橋さんは、片山さんの『クラシック迷宮図書館』(アルテスパブリッシング)を読んで、「面白すぎて、仕事にならない」とツイートした自他ともに許すカタヤマ・フリーク。「3.11」を挟んで刊行された『沈む日本を愛せますか?』『どんどん沈む日本をそれでも愛せますか?』(いずれも内田樹さんとの共著、ロッキングオン)でニッポンの行く末に警鐘を鳴らした高橋さんが、片山さんの「世直し文明×音楽批評」にせまります。

【出演】
高橋源一郎
片山杜秀

【日時】
8/10(金) 20:00~22:00 (19:30開場)

【場所】
本屋B&B
世田谷区北沢2-12-4 第2マツヤビル2F

【入場料】
1500yen+1 drink order

お申し込みはこちらから→「購入する」ボタンをクリック

お盆休み前の金曜日の夜ですが、面白くてためになるトークが聴けること請け合いの組み合わせ、ぜひご来場ください!

[木村]

2012年07月30日

9/5 平川克美×光嶋裕介トークショー@リブロ池袋本店

内田樹さんの自邸兼道場「凱風館」の建築物語『みんなの家。建築家一年生の初仕事』の刊行記念トークショーが新たに決まりました。

ゲストに『ビジネスに「戦略」なんかいらない』『小商いのすすめ』などの著作で知られるリナックスカフェ代表の平川克美さんをお迎えして、著者・光嶋裕介さんと、「日本人はどんな住まいにどんな風に暮らしてきたのか、これからどう暮らしていくのか」をテーマに語り合っていただきます。世代も育った場所も仕事の領域も異なるお二人がどんな話を展開してくれるのか、乞うご期待です!

9月5日(水)夜・リブロ池袋本店で開催。詳細はこちらをご覧ください。

2012年07月30日

8/16 ミシマ社・三島邦弘×光嶋裕介トークショー@下北沢B&B

順序が前後しましたが、光嶋裕介『みんなの家。』刊行記念トークショー第3弾は、インディペンデントな出版活動の理想を実現しているミシマ社代表の三島邦弘さんをお迎えして、8月16日に下北沢の本屋さん「B&B」で開催します。題して「建築と出版、ときどき合気道」。乗りに乗っている二人の顔合わせ、乞うご期待です!

詳細とご予約はこちらでどうぞ。

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