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2009年05月16日

矢澤孝樹さんが『リヒャルト・シュトラウス 「自画像」としてのオペラ』を絶賛してくださいました!

『レコード芸術』はじめ各誌で執筆活動をされている、水戸芸術館・主任学芸員の矢澤孝樹さんがブログで、『リヒャルト・シュトラウス 「自画像」としてのオペラ』を「いやあ、超面白い!」「ホフマンスタールの死後以降、R.シュトラウスの創作意欲に再度火をつけたユダヤ人作家ツヴァイクとの幸福な共同作業、しのびよるナチの魔の手との虚実入り乱れるやりとり、運命的な転換をもたらした一通の手紙…いやもう、たいへんな資料の裏付けと深い読みに支えられた上質のミステリーですよ。」と絶賛してくださいました。ありがとうございます。矢澤さんが書いてくださったとおり、旧来のR.シュトラウス観が覆される読み応え満点の1冊です。

[松岡]

2009年06月03日

「リヒャルト・シュトラウス 『自画像』としてのオペラ」出版記念講演会

先日発売した『リヒャルト・シュトラウス 「自画像」としてのオペラ──《無口な女》の成立史と音楽』の刊行を記念し、著者の広瀬さんが7月4日(土)に東京文化会館で出版記念講演会を行ないます!
この本で読み解いているオペラ《無口な女》の貴重な映像もあり、オペラ・ファン必見の講演会になる予感です。当日は即売会やサイン会なども行ないます。ぜひご参加ください。

◎日時:7月4日(土)19時開演
◎会場:東京文化会館4階 大会議室
◎講師:広瀬大介(慶応義塾大学非常勤講師・音楽学)
◎主催:日本リヒャルト・シュトラウス協会
※日本リヒャルト・シュトラウス協会会員以外の方は、会場入口で協会発行の年誌「R.シュトラウス」最新号(2,000円)をお買い求めいただいてご入場ください。

また、広瀬さんの、クリエイティヴ・コアさんのサイトでのウェブ連載『なりきりオペラ・ガイド』も絶好調! 第3回が更新されたようです。猛烈に面白いので、こちらもぜひご一読ください。

[松岡]

2009年06月15日

CLASSICAで飯尾洋一さんが『リヒャルト・シュトラウス「自画像」としてのオペラ』を絶賛!

CLASSICAで、飯尾洋一さんが「これは大変な力作」「現地で一次資料をはじめとする多くの資料・文献に触れた著者にしか書けない本であり、広瀬さんのシュトラウスへの情熱や見識が300ページ以上にわたってぎっしりと詰まった好著」と絶賛してくださいました!続けて「研究書として立派だっていうこと以上にワタシが感心したのは、この本が実に読みやすく、読み手に対して「読書の楽しみ」まで与えてくれるところ」「そういう音楽書は決して多くはないし、書き手の側に立てば、これは全身全霊を尽くして一種の奇跡を起こしてようやく実現できることだと思う」とも。ありがとうございます。広瀬さんの情熱がこもった1冊、ぜひ手に取ってご覧ください。

2009年06月15日

読売新聞で『リヒャルト・シュトラウス「自画像」としてのオペラ』が紹介されました

6月14日付け読売新聞書評欄「記者が選ぶ」のコーナーで、『リヒャルト・シュトラウス「自画像」としてのオペラ』が紹介されました。「興味深い研究書が登場した」「ナチスとシュトラウスの関係などについて、多くの資料に当たりながら掘り下げていく力作だ」と評していただきました。どうもありがとうございました。

2009年07月07日

『リヒャルト・シュトラウス「自画像」としてのオペラ』出版記念講演会、盛会御礼!

去る7/4に行なわれた『リヒャルト・シュトラウス「自画像」としてのオペラ』出版記念講演会は、主催者の予想を超える盛況ぶり! 用意していた配布資料が足りずに慌てる場面もありましたが、そんな熱気むんむん、興味津々な雰囲気のなか、著者の広瀬大介さんによる講演は、本書の重要な脇役とも言うべき、ロマン・ロランの話題に焦点をあてたもの。本には盛り込めなかった話や仮説も、数多く披露してくださいました。また、本書の主題となっているオペラ《無口な女》の貴重な映像も観ることができ、会場の皆様も大満喫といった様子でした。

熱のこもった口調で語る広瀬大介さん

そして講演会の後に行なわれたサイン会には長蛇の列が! 当日の即売会でご購入いただいた方、既に手に入れて読み、あちこちマーキングした本をお持ちいただいた方、さまざまな方にお会いできました。多くの方に本が愛されているのを間近で見るのは、版元としても、たいへん大きな喜びでした。

ご来場の皆様、どうもありがとうございました!

[松岡]

1冊1冊ていねいにサインをする広瀬さん

2009年07月15日

フルトヴェングラー・センターの会報で、『リヒャルト・シュトラウス「自画像」としてのオペラ』が紹介されました

フルトヴェングラーの研究や情報提供、研究会、交流会などを行なっているフルトヴェングラー・センターの会報(第22号)で、『リヒャルト・シュトラウス「自画像」としてのオペラ』が紹介されました。

ナチス政権下のドイツで、リヒャルト・シュトラウスとフルトヴェングラーは、それぞれ帝国音楽院の総裁と副総裁の地位にあり、後に二人ともその職を追われます。

本書では、リヒャルト・シュトラウスが、この要職を務めながらもユダヤ人作家ツヴァイクとの共作をどのように続けたか、ナチ側の執拗な干渉にどう対していったのかが、詳しく調査・研究されていることに触れ、「R.シュトラウスの置かれた環境や行動にフルトヴェングラーを照らし合わせて考えることで、フルトヴェングラーに対する理解がより深まる」と紹介していただきました。

どうもありがとうございました。

[松岡]

2009年07月22日

「レコード芸術」で『リヒャルト・シュトラウス「自画像」としてのオペラ』が紹介されました

レコード芸術』8月号で、矢澤孝樹さんが『リヒャルト・シュトラウス「自画像」としてのオペラ』を書評してくださいました。

本書の前半では往復書簡を中心とした《無口な女》の作曲経緯が描かれ、後半ではオーケストレーションなど作品自体の内容を解析している構成を説明した後で、

歴史的状況と作品とが2枚のレンズとなってぴたりと重なり、それを通したR.シュトラウスの顔は私たちには未知の表情をしている。鮮やかな一冊だ。

と評していただきました。ブログに引き続きの絶賛、ありがとうございます。

[松岡]

2009年11月30日

吉田秀和さんが「今年の3冊」に『リヒャルト・シュトラウス「自画像」としてのオペラ』を!

11/28付けの朝日新聞、吉田秀和さんの「音楽展望」で、広瀬大介さんの『リヒャルト・シュトラウス 「自画像」としてのオペラ』が、「今年の3冊」のなかの1冊として紹介されました! 「シュトラウスをめぐって、そのオペラの技法的・様式的・伝記的研究書として、日本人の書いた最も詳しいものじゃないかしら。ことにシュトラウスのオペラの技法の解明は大変な力業」と高く評価してくださいました。白石美雪さんの『ジョン・ケージ 混沌ではなくアナーキー』、高橋悠治さんの『きっかけの音楽』と並んでの紹介で、とても嬉しいです。未読の方は、この機会にぜひお買い求めください。

[松岡]

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