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2012年12月03日

東京新聞で『みんなの家。』が紹介されました

12月2日の中日/東京新聞朝刊読書面「記者の1冊」で『みんなの家。建築家一年生の初仕事』がとり上げられました。

「建築家と指揮者は似ている、と著者は書いている。一階に道場、二階に居室や書斎のある家が完成した場面を呼んだときは、確かに交響曲を聴き終えたような感動を覚えた。出会いの面白さと建築の奥深さを伝える一冊。」

後藤喜一さん、どうもありがとうございました。[鈴木]

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2012年12月06日

片山杜秀さんが第16回司馬遼太郎賞を受賞!

「片山杜秀の本」シリーズ(弊社刊)でおなじみの政治思想史研究者で音楽評論家の片山杜秀さんが、このたび『未完のファシズム』(新潮選書)で、第16回司馬遼太郎賞を受賞されました。同時受賞は赤坂真理さんの『東京プリズン』(河出書房新社)。

朝日新聞デジタル:司馬遼太郎賞に赤坂真理氏と片山杜秀氏
http://www.asahi.com/culture/update/1205/TKY201212050688.html

司馬遼太郎記念館:司馬遼太郎賞とは
http://www.shibazaidan.or.jp/17shibasho/index.html

過去の受賞者の顔ぶれがすごい! 立花隆さん、塩野七生さん、宮城谷昌光さん、宮崎駿さん……。これで片山さんも、名実ともに「日本の思想家」の仲間入りをはたしたといえるのでは?

「片山杜秀の本シリーズ」の最新刊『線量計と機関銃』は、今回の受賞作『未完のファシズム』のダイジェスト的な内容も含むとともに、さまざまな顔をもつ「現代の知の巨人」の全体像を知るうえで格好の書籍です。

おりしも、12/11(火)には東京大学駒場キャンパスで「麻木久仁子と片山杜秀の年忘れ時事放談」が開催! 東大生協ではアルテス・フェアも開催中です。ぜひこの機会に『線量計と機関銃』ほか「片山杜秀の本シリーズ」を手にとってみてください!

[木村]

2012年12月07日

満員御礼!『ドビュッシーと歩くパリ』出版記念会を開催しました

12/5(水)の夜、カワイ表参道コンサートサロン「パウゼ」にて、中井正子さんの新刊『ドビュッシーと歩くパリ』(弊社刊)の出版記念会を開催しました(共催:アルテスパブリッシング/カワイ音楽振興会)。ご参加くださったお客様は90名以上、満員札止めの盛況でした。

前半はミニ・コンサート(《アラベスク第1番》《喜びの島》など)と「ドビュッシーの足跡をたどる」と題したスライド付きのお話。さながら、本の内容をダイジェストで体験できるようなひとときでした。

ピアノを演奏する中井正子さん

後半のパーティでは、中井さんがパリで見つけたさまざまなお土産(エッフェル塔の形のハサミ、かわいい爪切り、日本では手に入らないフラゴナールの香水セットetc.)の抽選もあり、たいへん盛り上がりました。

中井正子さん提供のプレゼントの抽選箱。欲しい品物の箱に番号札を入れます。

当日限定のポストカード(本のイラストレーター米丸ゆみさんとデザイナー折田烈さんによるオリジナル)も大好評。前日に見本が刷り上がったばかりの『ドビュッシーと歩くパリ』にとって、またとない船出となりました。

お土産は本とオリジナル・ポストカード

一般発売日は12/14。エッセイと写真とイラストとCDが一体となったこの本で、みなさんもぜひ音楽散歩を愉しんでください!

[木村]

2012年12月11日

12/16「麻木久仁子と片山杜秀の年忘れ時事放談」がオンエア!

昨日(12/11)、東京大学駒場キャンパスにて『線量計と機関銃』刊行記念トークショー「麻木久仁子と片山杜秀の年忘れ時事放談」を開催しました。

線量計と機関銃』や『未完のファシズム』(新潮選書)など、片山さんの著書をふまえながら、政党政治は、民主主義は、そして近代社会はこれからどうなっていくのか。誰にとってもわかりにくい問題を麻木さんが解きほぐし、片山さんが歴史を参照しながらそもそもの原点を思い起こさせてくれる──初顔合わせとは思えない息の合った2時間のトークでした。

この模様は、12/16(日)4:30〜5:00にTOKYO FM「トランス・ミュージック・ワールド・ウェイズ」で放送されます。早朝に番組を聴いてから、投票に行かれることをお薦めいたします!

トランス・ワールド・ミュージック・ウェイズ
http://musicbird.jp/programs/twmw/

もうひとつうれしいお知らせ。片山杜秀さんの新刊『国の死に方』(新潮新書)が12/15に刊行されます。こちらも合わせてどうぞ。

東京大学生協では、本郷・駒場の両キャンパスで、「アルテスパブリッシング・フェア」を開催中です。ぜひご利用ください。

[木村]

2012年12月12日

『本の雑誌』の「読者が選んだベスト1」に『線量計と機関銃』が!

『本の雑誌』2013年1月号の特集は「本の雑誌が選ぶ2012年度ベスト10」。「読者が選んだベスト1」では、10人の読者のなかに、片山杜秀さんの『線量計と機関銃』をベスト1に選んでくださった方が!

 CSのラジオ放送の書籍化という点ですでに快挙ですが、目次をながめただけでも、かなり知的好奇心を刺激されること間違いなしのベスト1です。

新潟県の会社員、立川直人さん、まことにまことにありがとうございました!

2月号の特集は「超専門出版の時代がきたぞ!」ということで、まさに日頃、「超専門出版」の自負のもとに活動する弊社にとっても見逃せない企画。楽しみであります。

[木村]

2012年12月19日

『レコード芸術』『ショパン』で『オーケストラは未来をつくる』紹介

『レコード芸術』と『ショパン』の1月号で、潮博恵さんの『オーケストラは未来をつくる』が紹介されました。

『レコード芸術』では巻頭に11月に来日したマイケル・ティルソン・トーマスへのインタビューを掲載。関連書籍として、紹介していただいいるほか、「BOOKMARK」のコーナーでは音楽評論家の満津岡信育さんが書評をしてくれています。

……グローバル化が著しく進展し、聴衆のライフ・スタイルが大きく変化した時代のなかで、クラシック音楽、とりわけオーケストラになにができるのかという問いかけを発して、それと向き合いながら、MTTとサンフランシスコ響が成し遂げた成果は、音楽面においても、運営面においても、今後のオーケストラのあり方の参考となるに違いない。……一連のインタヴューの最後に登場するMTTの言葉が、「私たちは、すべての世代が音楽への好奇心と興味をもちつづけられるよう活動しているのです」というフレーズで閉じられている点も、とても意味深いものがあると思う。

『ショパン』のほうは「編集部おすすめブックコーナー」でのレビュー(ちなみに同誌の巻頭インタビューはピアニストのユジャ・ワン。もちろん、マイケル・ティルソン・トーマス&サンフランシスコ交響楽団とのアジア・ツアーの話題が中心です)。

[木村]

2012年12月20日

12/24『相倉久人のジャズ史夜話』『至高の日本ジャズ全史』刊行記念イヴェント開催!

来年1月15日にアルテスより発売する『相倉久人のジャズ史夜話──80の物語と160の逸話』と、今月の集英社新書『至高の日本ジャズ全史』という、相倉久人氏による2冊の刊行を記念して、12月24日(月・祝)に“相倉久人の出版記念トーク&ライヴ〜ジャズは世界にどう突き刺さったか!”を渋谷のLast Waltz by shiosaiで開催します。

ゲストにピアニストの山下洋輔さん、聞き手にジャズ評論家の村井康司さんを迎えてのスペシャル・イヴェント。クリスマスならではのプレゼントもご用意していますので、ぜひお出かけ下さい! 限定60名様、前売り2200円、当日2500円です。詳細はこちらをどうぞ!

2012年12月21日

『音楽現代』に『オーケストラは未来をつくる』の書評掲載

『音楽現代』1月号に潮博恵さんの『オーケストラは未来をつくる』の書評が掲載されました。評者は宮沢昭男さん。「とても元気づけられた」から始まり、「21世紀の楽団のあり方はどこも問われている。楽団員はもとより、事務局、理事会、そして日本の多くのクラシック・ファンに一読を薦めたい」と結んでくださっています。

指揮者特集での澤谷夏樹さんによるマイケル・ティルソン・トーマスとサンフランシスコ交響楽団の来日公演評も、たいへん得心のいくものでした。

[木村]

2012年12月21日

『ミュージック・マガジン』1月号に『アルテスVOL.03』の書評掲載!

昨日発売された『ミュージック・マガジン』1月号に『アルテスVOL.03』の書評が掲載されました! 「硬質ながら読み応えがある」「(ひとつひとつの記事のページ量が多い)これだけの物量がなければ伝わってこないことがある。その意味で実に贅沢な誌面構成だ」と評していただきました。その量を維持するのがなかなか楽じゃないんですが^^;、心強いエールを受け取った気持ちです。評者の小川真一さんと編集部に感謝!

2012年12月25日

安田寛さんの「音痴と日本人」第11回公開

東書WEBショップ「音楽専門館」で好評連載中の安田寛さん「音痴と日本人」、第11回が公開されました。

WEB連載「音痴と日本人」
第11回 メーソンが日本人の音痴矯正に使った手段とは?

第10回にひきつづき、『小学唱歌集』初編の選曲と曲順が、伊澤修二ほかの留学生が「音痴」を克服した過程を記録したものなのではないかという謎にせまります。

 『小学唱歌集』初編のもとになった『日本語音楽掛図』の選曲と曲順をみると、目賀田や伊澤がどんな課題を練習し、どんな歌を最初に歌ったのか、その過程がみてとれる。その証拠のひとつとなるのが、『小学唱歌集』初編第15番「春のやよい」である。この曲は、メーソンの『音楽掛図』の第1集から第3集までには出てこない。『音楽読本』第4集になってようやく、しかも4部合唱として出てくる曲である。原曲は子どもの賛美歌「幸せの国(There is a happy land)」である。そんな曲が、日本の『小学唱歌集』初編では早くも15番めに出てくるのである。この異常さは、まさにこの歌によって目賀田と伊澤が音痴を克服したからだ、という以外に説明のしようがない。
[木村]

2012年12月25日

『intoxicate』で『オーケストラは未来をつくる』紹介

タワーレコードのフリーマガジン『intoxicate』12月号(#101)の「BOOK」コーナーで、タワーレコード本社の谷川和繁さんが潮博恵さんの『オーケストラは未来をつくる』を紹介してくださいました。

[木村]

2012年12月26日

12/22 日経新聞で『ジャズの歴史物語』が紹介されました

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12月22日(土)日本経済新聞朝刊のNIKKEIプラス『ジャズでXマスムードを盛り上げたい』という記事の中で、そろえたい書籍の1冊に油井正一『ジャズの歴史物語』が紹介されました。週末に急に動いたのはこのおかげだったようです。弊社のロングセラーのひとつですので、さらに多くの方のお手元においていただけると嬉しいです。[鈴木]

2012年12月27日

年末年始休業のお知らせ

アルテスパブリッシングは12月29日(土)より1月6日(日)まで休業とさせていただきます。新年は7日(月)から通常通り営業しております。どうぞよろしくお願い申し上げます。

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