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2008年11月09日

林光を特集した映画祭が開催中!

シネマート六本木にて、11/8(土)から21(金)まで「映画音楽家・林光の世界」という映画祭が開催中です。弊社刊行の片山杜秀『音盤考現学』でも論じられた『裸の島』(1960/新藤兼人監督)をはじめ、『第五福竜丸』(1959/新藤兼人監督)、『少年』(1969/大島渚監督)など12作品を一挙上映。11/16(日)14:00の回の上映後には、今月弊社より新著『無伴奏』を上梓する小沼純一さんと片山杜秀さんが登場し、林光の映画音楽の魅力を語ります。お見逃しなく!

[11/10追記]11/16(日)には小沼純一さんの『無伴奏』、片山杜秀さんの『音盤考現学』および『音盤博物誌』を会場で販売させていただくことになりました。

[木村]

◎公式サイト:http://www.cinemart.co.jp/theater/roppongi/atg/index.html

2008年11月10日

第18回吉田秀和賞贈呈式に出席しました!


音楽批評家そろい踏み!

11/8(土)、水戸芸術館にて、片山杜秀さんへの「第18回吉田秀和賞」の贈呈式および記念パーティーがおこなわれ、受賞出版社として、スタッフ総出で出席させていただきました。

はじめに吉田秀和芸術振興基金の吉田光男理事長よりご挨拶として「今日はまるで吉田秀和さんの二代目襲名披露のようだ」というご感想が述べられました。そして、吉田秀和審査委員長より表彰状が、吉田光男理事長より副賞200万円が手渡されました。

続いて林光審査委員による祝辞。このなかで林さんは『音盤博物誌』に収められた細川俊夫論、ショスタコーヴィチ論などに具体的に触れて、片山さんの批評スタイルがいかに新しいかを述べ、そして「作曲家にとって、その人に自分の作品がどのように聴かれたのか、気にしなければならない存在が、吉田秀和さん以来、またひとり現れたことをたいへんうれしく思う」としめくくりました。

そしていよいよ片山さんによる挨拶。挨拶とはいえ30分間が予定されていて、どんな話が聴けるのか、たいへん楽しみだったのですが、期待どおり抱腹絶倒の内容でした。自分がはじめての茨城県民の受賞者であることへの感慨から、2003年に水戸芸術館の依頼でコンサートのプレトークをおこなった直後、パリの地下道でストリートミュージシャンがサックスで演奏する林光作品を聴いたこと(『音盤考現学』の林光論を参照)、帰国した日に「物が重すぎてビルが壊れるから出ていってくれ」と大家さんから電話があり、その数カ月後に茨城県に引っ越すまでの経緯は、まさに「いっけんつながっていないものが、最後にはぴたっとつながる」片山さんの批評スタイルを彷彿とさせる話の展開で、吉田秀和さんも大笑いされて喜んでおられました。また、その「つながっていないものを(無理やり)つなげる」批評の方法が、じつは1987年の憲法記念日に名古屋で聴いた加藤周一さん(吉田秀和賞審査委員のひとり)の護憲の講演に意を強くして確立された、というエピソードも披露されました。

贈呈式の最後には片山さんの大学・大学院時代の恩師の蔭山宏さん(慶應義塾大学法学部教授)が、若き日の片山さんの思い出を語られ、「日本思想史と音楽とを一体化させた新たな分野を切り拓いてほしい」と締めくくられました。

30分ほどの休憩の間に、スタッフで館内のミュージアムショップ「コントルポアン」を訪問。片山さんの本がなんと3カ所に平積みになっていましたので、さっそく持参のPOPをお渡しし、設置していただきました。

そして、記念パーティーでは鈴木と木村が祝辞を述べました。「この2冊の本が批評として高い評価をうけたことは、インターネット全盛の時代にあって、たいへんうれしく、自分たちにとっても励ましになることだと思う」(鈴木)、「この1年間、スタッフ全員で「片山さんはすごい」ということを訴えつづけてきたが、今回の受賞で吉田先生はじめ審査委員の先生方が「片山さんのなにがすごいのか」を言葉にして明らかにしてくださったことがなによりうれしい」(木村)というような内容でしたが、吉田さんや林さんも聴いておられるなかでのスピーチとあって、ふたりともえらく緊張し、用意しながら言い忘れたことも……。

パーティーでは音楽之友社のみなさんをはじめ、お世話になった方々、はじめてお目にかかる方々などから、スタッフにお祝いやねぎらいの言葉をいただき、喜びをあらたにするひとときでした。また、予定にはなかったことですが、パーティーの最後に吉田さんがスピーチをされました。「批評っていうのは、音楽を聴いてどんなに正しいことを書くかじゃない。その人が何者かであって、なにかを書いた──そういうことなんだ。片山さんはそういう人だということです」という内容で、あらためて今回の受賞の意味、重さをひしひしと感じました。

パーティーのあとはスタッフ全員で、水戸室内管弦楽団の第74回定期演奏会を鑑賞。バッハ、ヴィヴァルディの協奏曲、そして最後はナタリー・シュトゥッツマン歌い振り(!)によるヴィヴァルディ《スターバト・マーテル》。いずれもたいへんな熱演で、ホールの音響も素晴らしく(天上が低いことが印象的でした)、スタッフ一同大満足で水戸をあとにしました。

最後にあらためて、片山さん、ご受賞、おめでとうございます。今後もさまざまな場で、その巨大な才能をかたちにしていってください。アルテスも、本日の受賞を糧に、さらに片山さんに活躍していただけるよう、それにふさわしい場をご提供すべく、精進する所存です。

[木村]



2008年11月12日

祝!『音盤考現学』『音盤博物誌』サントリー学芸賞を受賞!!

やりました! 片山杜秀さんの『音盤考現学』『音盤博物誌』が第30回サントリー学芸賞(社会・風俗部門)を受賞しました! 先日の第18回吉田秀和賞に続いてのダブル受賞!! 片山さん、すごい。おめでとうございます!

社会・風俗部門の審査員は奥本大三郎(埼玉大学教授)、川本三郎(評論家)、佐伯順子(同志社大学教授)、袴田茂樹(青山学院大学教授)、養老孟司(東京大学名誉教授)の5氏。代表して川本三郎さんが選評を書いてくださっています(こちらで全文を読むことができます)。片山さんの批評に横溢する「おおらかな肯定の意志」を高く評価してくださいました。

片山さんの受賞コメントはこちらです。

今回の受賞作は4部門8作品。同じ社会・風俗部門では平松剛さんの 『磯崎新の「都庁」──戦後日本最大のコンペ』(文藝春秋)が受賞。そのほか特筆すべきは、芸術・文学部門で受賞した奥中康人さんの『国家と音楽──伊澤修二がめざした日本近代』(春秋社)。音楽書としては2001年の岡田暁生さん『オペラの運命』(中公新書)以来のことで慶賀のいたりです。

[木村]

◎各紙速報
MSN産経ニュース「サントリー学芸賞に片山杜秀氏ら」

時事ドットコム「サントリー学芸賞に平松剛氏ら」

毎日jp「サントリー学芸賞:受賞者・受賞作決まる」

読売新聞 YOMIURI ONLINE
サントリー学芸賞に「アダム・スミス」の堂目氏ら

徳島新聞Web「サントリー学芸賞に8氏 堂目卓生氏ら」

2008年11月13日

小沼純一×片山杜秀トークショー&サイン会をおこないます。

既報のとおり、シネマート六本木にて11/8(土)から21(金)まで開催中の「映画音楽家・林光の世界」という映画祭に関連して、11/16(日)14:00の回の上映後に小沼純一さんと片山杜秀さんがトークショーをおこないます。

当日は劇場1Fロビーにて、小沼さんの新刊『無伴奏』を発売に先駆けて販売するほか、このほど吉田秀和賞とサントリー学芸賞のダブル受賞が決まった片山さんの『音盤考現学』および『音盤博物誌』を販売させていただきます。いずれも、当日かぎりの「税抜き価格」での販売です(それほどたくさんは持っていかないつもりですから、売り切れの場合はご容赦ください)。

16:20からは同じくロビーにて小沼さんと片山さんのサイン会を開催します。こちらは映画およびトークショーを観ない方も参加可能。すでにお持ちの本を持参していただいてもけっこうです。どうぞふるってご参加ください。

[木村]

◎「映画音楽家・林光の世界」公式サイト:http://www.cinemart.co.jp/theater/roppongi/atg/index.html

2008年11月13日

片山杜秀さんから喜びのメッセージが届きました!

サントリー学芸賞受賞のニュースから一夜明け、まだ興奮冷めやらぬアルテスに、片山杜秀さんから喜びのメッセージが届きました! 以下に全文を掲載させていただきます。

読者のみなさんへ

本を出すからには、出版社に迷惑のかからない程度には売れてほしい。書評も少しは出てくれたらありがたい。そのくらいには念じていたのです。

しかし、賞とは想定外でした。だって、そういう本は、1冊まるまる、人物とか作品とか事件とか、特定の主題にそってしっかり研究されたものと、たいてい相場は決まっているからです。それなのに、『音盤考現学』と『音盤博物誌』は、月刊誌の毎回読み切りの連載を束ねたもの。もしどこか面白いところがあったとしても、賞にはいちばん縁遠い書物なのです。そう、信じていました。

ところが、蓋をあけたら、吉田秀和賞とサントリー学芸賞を賜りました。夢のような話です。しかも、吉田秀和賞の審査員は、吉田さんその人と加藤周一さんと林光さん、サントリー学芸賞で拙著の選評を書いてくださったのは川本三郎さんなのです。

私は、吉田さんの、特に『世界の指揮者』と『世界のピアニスト』を、十代の頃、繰り返し読みました。音楽批評書を読んで、初めて納得させられたのは、この2冊です。なるほど、このように考え、文体を工夫すれば、音楽から書き物ができるのかと、目から鱗が落ちたのです。

加藤さんの本にもたくさん触れてきました。私はやはり少しひねくれていたのか、はじめ批評家の加藤周一よりも、詩人や小説家の加藤周一に興味を抱こうとしました。が、結局は、やっぱり批評家としての奔放な発想力にかなり影響されました。ああいって、そういって、エッ、こうなるの! そんな無茶な! でもおしまいには説得されている。私はいつもそんな加藤さんの仕事の爪の垢を煎じ、少しでもその大胆さをまねようとして書いているつもりです。道遠しですけれど。

それから林さん。小学校低学年のとき、劇団仲間による『森は生きている』の公演に行って初めて聴いた、やっぱりロシアの民謡やソ連の大衆歌を思わせる主題歌・挿入歌群。小学4年生の年の大河ドラマ『国盗り物語』の、勇壮なアレグロの模範というべきテーマ曲。小学6年生で観た増村保造監督の映画『動脈列島』の、権力の目方に民衆が押しつぶされて呻いていたら、やっぱりこういうふしが生まれるだろうと得心させられたタイトル音楽。それらをもう何十年も、私はしょっちゅう口ずさみ続けています。

あと、川本さんは、私にとっては何よりもまず、理想的な映画批評家です。普通の映画ファンなら、つまらないの一言で片づけそうな作品からも、川本さんは漫然と観ていたら気づかずに通り過ぎそうな細部を、つまり本筋からはみでた1カットや、画面の片隅に写っている小物や、ほんの脇役の一挙手一投足までを見事にすくい上げ、思ってもみなかった角度から、その作品ならではの魅力を発見して、語り尽くせてしまう。常識的評価をものともせず、ゲリラ戦で勝ってしまえる文章家なのです。私は、そのやり方を音楽でもやれないかと、いつも思ってきました。これまた道遠しですけれど。

とにかく、そういう方々が、賞には向いていないはずの私の本を、わざわざ拾って下さった。これはもう文句なく嬉しいのです。人生の誉れというやつです。

そうなった大前提は、あたりまえですが出版社が単行本にしてくれたからでしょう。単行本になったのは読者が居てくれたからでしょう。アルテスパブリッシングと、読んでくださったすべてのみなさんには、いくら感謝しても、し足りません。

本当にありがとうございます。

片山さん、あらためておめでとうございます。そして、ありがとうございます!

片山さんの頭の中には、まだまだわたしたちが触れたことのない知の沃野がひろがっていることでしょう。それが文章になり、本になることを待ち望んでいるファンのために、いやみずからファンの一員として、アルテス・スタッフ一同、全力でお手伝いさせていただく所存です。

[木村]

2008年11月16日

ジャン・フルネ追悼番組のお知らせ

評論家・ジャーナリストの岩野裕一さんから、ジャン・フルネ追悼番組のお知らせをいただきました。本日夜です。お時間のゆるす方はぜひ。以下、メールをそのまま掲載させていただきます。

去る11月3日、世界最高齢のフランス人指揮者ジャン・フルネ氏が、95歳で亡くなりました。

フルネ氏は、日本のオーケストラとも深いかかわりをもった人物で、海外在住の外国人指揮者として、もっとも長期間(1958年から2005年まで47年間)にわたり、もっとも数多く(13楽団)日本のオケを指揮した、最大級の功労者でした。私は、朝比奈隆氏と並ぶマエストロとしてフルネ氏を尊敬し、晩年には直接多くを学ぶことができました。

氏を偲んで、急遽NHK−BS2(衛星第2テレビ)が追悼番組を放送することになりましたので、ご縁のある皆さんにぜひご覧いただきたく、お知らせいたします。

 08年11月16日(日)24:40〜
 クラシック ロイヤルシート

「ジャン・フルネ ラストコンサート」と題されたこの番組は、2005年12月に東京都交響楽団を指揮して行なった指揮者引退公演の模様を全曲放送するもので、このとき92歳だったフルネ氏が、献身的なオーケストラとともに感動的な音楽を奏でます。なお、番組の冒頭に小生とピアニストの伊藤恵さんがコメントをしております。

[木村]

2008年11月17日

盛況御礼

昨日、渋谷アップリンク・ファクトリーでの「ピーター・バラカン出前ジュークボックス」Vol.1は、60人を越すお客様においでいただき、たっぷり2時間半、楽しんでいただきました。スティーヴィーやスライやオーティス、すごかったなあ! イサ・バガヨゴは買わねば! 終了後サインをお求めになるお客様も多くて、ピーターさんの人気をまたまた実感。

ピーターさんご自身も「楽しかった!」とおっしゃってますし、不定期に続けていくつもりです。Vol.2はメルマガ/ブログの〈クラン・コラ〉でおなじみ、翻訳家のおおしまゆたかさん(『聴いて学ぶアイルランド音楽』)をゲストに迎えて、1月中旬に予定しています。お楽しみに!

[鈴木]

2008年11月18日

寺神戸亮さんのバッハ《無伴奏チェロ組曲》ツアー

11/22(金)に発売となる新刊、小沼純一さんの『無伴奏』に素晴らしいコメントを寄せてくださったヴァイオリニスト・指揮者の寺神戸亮さんのツアーがもうすぐ始まります(12/4〜16東京・埼玉・大阪・静岡)。詳細は以下のページをご覧ください。
http://lesboreades.info/RyoTerakado/newpage3.html

曲はJ. S. バッハ《無伴奏チェロ組曲》全曲。ヴァイオリニストがなぜチェロを!? じつは寺神戸さんは最近復元された古楽器「ヴィオロンチェロ・ダ・スパッラ」の世界でも数少ない奏者のひとり。「スパッラ」とは「肩」の意。つまり「肩掛けチェロ」です。バッハのこの名曲は、じつはこの楽器のために書かれた可能性もあるそうで、寺神戸さんはみずからの演奏で、その謎にせまります(CDもリリースされています)。

ツアーでは「無伴奏つながり」(?)ということで、書籍『無伴奏』も販売していただけることになりました。寺神戸さんのCDなどと並んで置いていただいていることと思いますので、みなさまどうぞ手にとってご覧ください。

しかし、ヴァイオリニストがチェロの作品まで弾くようになったら、チェリストの仕事はあがったり?? たしかに縦にして足に挟んだり、エンドピンで支えたりして弾くよりも弾きやすそうな気が……。そのあたりもぜひ、実際の演奏にふれて、ご確認ください。

[木村]

2008年11月18日

小沼純一さんが《無伴奏》についての講座を

小沼純一さんが『無伴奏』の発刊にあわせて、朝日カルチャーセンター新宿で公開講座を開きます。

公開講座 無伴奏ヴァイオリン作品の魅力──イザイを中心にバッハから20世紀の作品まで
講師:小沼純一(早稲田大学教授)
ゲスト:瀬崎明日香(ヴァイオリニスト)
日時:2008/12/13(土) 18:30〜20:00
受講料:会員3,570円/一般4,200円(入会不要)/ACC学生会員1,500円(要学生証)
場所:新宿住友ビル7F 朝日カルチャーセンター(申し込みは4F受付)
http://www.asahiculture-shinjuku.com/LES/detail.asp?CNO=30973&userflg=0
(ネットからの申し込みもできます)

ゲストの瀬崎明日香さんはイザイ《無伴奏ソナタ》でデビューをかざったヴァイオリニスト。実演をまじえた講座はライヴ版『無伴奏』といったおもむきでしょうか? 楽しみです。

朝日カルチャーセンターでは、12/4(木)には寺神戸亮さんのバッハ《無伴奏チェロ・ソナタ》についての講座(こちらのページを参照)も開かれ、この期間、書籍『無伴奏』を販売していただけることになりました。ぜひこの機会に「無伴奏」のさまざまな姿にふれてみてください。

[木村]

2008年11月18日

『音盤考現学』『音盤博物誌』、増刷!


吉田秀和賞、サントリー学芸賞のダブル受賞の決定を受け、『音盤考現学』『音盤博物誌』の増刷を決定しました。これで『考現学』は4刷(すでに出荷中)、『博物誌』は3刷(11/27より出荷)となります。もちろん帯には「ダブル受賞!」の文字が躍っております。

この2冊、内容は無類におもしろいとはいえ、現代音楽を中心にしたたいへんマニアックな内容で、発刊当時はまさかここまで広く読んでいただけるとは想像していませんでした。応援してくださった皆々様にあらためて御礼申し上げます。

[木村]


2008年11月19日

小沼純一×片山杜秀@シネマート六本木


シネマート六本木で開催中の映画祭「映画音楽家・林光の世界」にて、11/16(日)14:00の回の上映後に、小沼純一さんと片山杜秀さんのトークショーが行われました。上映された『少年』(1969/大島渚監督)から話がはじまり、楽器の使われ方や、音楽で少年の成長をあらわす手法など、林光の映画音楽の魅力が、お二人によって嬉々として語られました。さらに60年代の社会状況や、さまざまな日本映画にも話は飛び、同窓生の小沼さんと片山さんならではのかけ合いも随所で見られ、あっという間の30分でした!

映画祭は11/21(金)まで開催中ですので、この機会に林光の映画音楽の魅力にふれてみてはいかがでしょう。

[松岡]

◎公式サイト:http://www.cinemart.co.jp/theater/roppongi/atg/index.html


2008年11月19日

林田直樹さんが早くも

ネットラジオ「OTTAVAのブログ」「OTTAVA amoroso」で、音楽評論家の林田直樹さんが『バレンボイム音楽論』を「音楽の真実を追求したいと思っているすべての人にとって必読の名著」と紹介してくださいました。

[木村]

2008年11月20日

『聴いて学ぶアイルランド音楽』刊行記念イヴェントその1

会社を立ち上げたときから予告していて、狼少年状態となっていました『聴いて学ぶアイルランド音楽』ですが、たいへん長らくお待たせしました! 来月12月10日に発売します! 詳細は弊社サイトをご覧いただくとして、さっそくですが、刊行を記念して12月21日(日)午後3時からディスクユニオン新宿本館で訳者のおおしまゆたかさんのトークショーが開かれます。入場無料ですが、客席の数にかぎりがありますので、ご来場はお早めにどうぞ。詳細はこちらで。

刊行記念イヴェント第2弾も新年1月に予定しています。近日中に発表しますので、お楽しみに。

おおしまさんがご自身のブログ〈クラン・コラ〉で、企画から出版に至る舞台裏や、本書の読みどころ、付録CDの内容などを詳しく書いてくださってますので、そちらもぜひお読みください。

[鈴木]

2008年11月27日

『ピーター・バラカンの出前ジュークボックス』におおしまさんがゲスト出演

ピーターさんのDJ番組を生で体験できる『ピーター・バラカンの出前ジュークボックス』、11月16日のVol.1に続いて、Vol.2の開催が来年1月25日(日)に決まりました。その前半に12月の新刊『聴いて学ぶアイルランド音楽』の訳者おおしまゆたかさんが登場して、アイルランド音楽特集をお届けします。乞うご期待! 下記のとおりメールで予約を受け付けていますので、お早めにどうぞ。

◎ピーター・バラカンの“出前ジュークボックス”Vol.2
ピーター・バラカンさんのDJ番組をライヴで体験できる新イヴェントの第2回。前半におおしまゆたかさんがゲストとして登場します。アイルランド音楽のディープな世界をお楽しみください。
[日時]09年1月25日(日)午後3時開演(2時30分開場)
[出演]ピーター・バラカン(ブロードキャスター)、おおしまゆたか(翻訳家・音楽評論家)
[料金]1800円(1ドリンク付き)
[会場]アップリンク・ファクトリー
    〒150-0042東京都渋谷区宇田川町37-18 トツネビル1F
    Tel.03-6825-5502
[予約]1)お名前 2)予約希望人数(一度の予約で3名様まで) 3)ご住所 4)電話番号 を明記のうえ、件名を「出前ジュークボックスVol.2」としてfactory@uplink.co.jpまでメールでお申し込み下さい。(※@を半角にしてお使いください)

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