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2007年12月04日

『東京人』に小池昌代さんによる書評が掲載されました

12月3日に発売された月刊誌『東京人』1月号の「本」コーナーで、レギュラー書評同人の詩人、小池昌代さんが『村上春樹にご用心』を取り上げてくれました。

『走ることについて語るときに僕の語ること』ほか村上春樹の作品とともに見開き2ページでたっぷり。“「欠いている」ものを体感する読書”というタイトルのもと、内田さんが論じた「激しく欠けているもの」「欠性的なリアリティ」を重ね合わせながら、ご自身の身体的村上春樹読書体験(「死者の感触」を得る「不気味な快楽」)と村上春樹の中心をなす「空白」を語っています。ぜひご一読ください。[鈴木]

2007年12月04日

『クラシックでわかる世界史』、重版しました!

アルテスの音楽書第1弾となった『クラシックでわかる世界史』。おかげさまで予想以上の好評をいただき、『村上春樹にご用心』にひきつづき、刊行約1カ月で早くも重版となりました。

なんども書いているように、アルテスの本領は「音楽」。その分野できちんと読者のみなさまの評価していただける本をつくることができなければ、これから商売がなりたっていきません。その意味で試金石となった『クラシックでわかる世界史』でしたが、まず最初のハードルを超えることができ、ホッとしています。

年明けからは著者の西原稔さんが、朝日カルチャーセンター新宿にて、その名も「クラシックの名作を通してみる世界史」と題した講座をおこないます(1~3月の4回)。もちろん、本書に即した内容です。

年末に本をご購入いただき、冬休みにじっくり予習、そして講座に参加、というのが吉!?[木村]

2007年12月11日

養老孟司さんが今年の3冊に『村上春樹にご用心』を選んでくれました!

12月9日の毎日新聞朝刊読書面で、養老孟司さんが2007年「この3冊」に『村上春樹にご用心』を選んでくださいました。「まじめに笑って読める本って、めったにない」「文章を体から書いている人は違いますね」と一番に挙げられています。ちなみに他の2冊は池澤夏樹『きみのためのバラ』と『世界の大ゼフィルス図鑑』。後者は虫の本だそうです^^。[鈴木]

2007年12月12日

「ほぼ日」で『クラシックでわかる世界史』のことを書きました。

ほぼ日刊イトイ新聞」の「担当編集者は知っている」コーナーで、『クラシックでわかる世界史』のことを書かせていただきました。『村上春樹にご用心』のときに続いて声をかけていただき、とっても光栄なことです。

本の内容についてはもちろん、「音楽書」というジャンルのどこがどう面白いのか、日々考えていることをそのまま文章にしてみました。[木村]

2007年12月17日

『クラシックジャーナル』で『クラシックでわかる世界史』を紹介していただきました。

『クラシックジャーナル』(アルファベータ刊)029号で堀史恵さんが『クラシックでわかる世界史』を、「リアルな読後感をもちました」と評してくださいました。[木村]

2007年12月21日

『音楽現代』で『クラシックでわかる世界史』が紹介されました。

評者は保延裕史さん。「ルターの宗教改革から19世紀初頭までのヨーロッパにおける歴史と音楽が、有名な作品を象徴的に取り上げることで非常にわかりやすく説明されている」と評していただきました。[木村]

2007年12月24日

『モーストリー・クラシック』で『クラシックでわかる世界史』が紹介されました。

『モーストリー・クラシック』2008年2月号(新春特大号)の「今月の本」で、『クラシックでわかる世界史』を紹介していただきました。

「人物中心の豊富な脚注が理解を助ける」と、編集担当にとってはとてもうれしい評をいただきました。[木村]

2007年12月25日

『出版ニュース』で『村上春樹にご用心』が紹介されました

出版業界誌の老舗『出版ニュース』の12月下旬号で『村上春樹にご用心』が紹介されました。“村上春樹ファン必読の1冊”ということなので、全国300万春樹ファンのみなさん、どうぞよろしく^^。[鈴木]

2007年12月25日

新刊|小鍛冶邦隆(著)『作曲の技法』音楽之友社

これは画期的な本です!

作曲家で東京現代音楽アンサンブルCOmeTのディレクター・指揮者、東京藝術大学准教授の小鍛冶邦隆氏による作曲法概説。副題は「バッハからヴェーベルンまで」、オビには「作曲技法の歴史的変遷を実際の音楽作品から読み解く」とありますから、通史的な記述と思いきやさにあらず。「対位法」「ソナタ形式」「無調」といった作曲法の重要なタームをめぐって、たとえば「バッハとヴェーベルン」、たとえば「ブラームスとシェーンベルク」が対比され、作曲という行為の要諦がが「モデル(規範)とエクリチュール(書法)の再発見」(これもオビより)にあるのだということが主張されています。

作曲家をめざす学生だけでなく、作曲という行為に関心をもつひと、音楽様式の変遷に関心をもつひとにとって必読の書です。[木村]

http://www.ongakunotomo.co.jp/catalog/detail.php?Code=106050

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