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2012年06月16日

7/9 内田樹さん×光嶋裕介さんトークショーを東京堂書店で開催!

※おかげさまで定員に達しましたので、受付は終了しました。どうもありがとうございました。

光嶋裕介著『みんなの家。建築家一年生の初仕事』(7月上旬発売予定)刊行記念トークショー

内田 樹(思想家・凱風館館長)×光嶋裕介(建築家)
『ぼくの家、みんなの家──凱風館を語る』

当代きっての論客・内田樹さんが自宅兼道場兼能舞台=凱風館の設計を依頼したのは、まだ1軒の家を丸ごと手がけた経験のない新米建築家。この大仕事に、京都の杉と土、岐阜の檜、淡路島の瓦などの天然素材と、一流の腕をもつ匠たちとのチームで挑んだ若き建築家が竣工までを綴った『みんなの家。建築家一年生の初仕事』の刊行を記念して、竣工から半年経った今、施主と建築家が語り合います。

■日時:2012年7月9日(月)19時開演
■会場:神保町・東京堂書店6階 東京堂ホール
■定員:80名
■参加費:800円(1ドリンク付き・要予約)
■参加方法:店頭または電話・メール(shoten@tokyodo-web.co.jp)にて、件名「内田さん光嶋さんイベント希望」・お名前・電話番号・参加人数をお知らせ下さい。イベント当日と前日は、お電話にてお問い合わせください。電話:03-3291-5181

《プロフィール》
うちだ・たつる●1950年生まれ。東京大学文学部フランス文学科卒業。神戸女学院大学文学部名誉教授。武道家。道場兼学塾「凱風館」館長。専門はフランス現代思想。ブログを拠点に武道(合気道六段)、ユダヤ文化、日米関係、中国、映画、メディアなどを縦横に論じる。『私家版・ユダヤ文化論』で第六回小林秀雄賞、『日本辺境論』で第三回新書大賞を受賞。第三回伊丹十三賞受賞。著書に『もういちど村上春樹にご用心』(アルテスパブリッシング)のほか、近著に『街場の読書論』、『日本の文脈』(中沢新一との共著)、『呪いの時代』がある。

こうしま・ゆうすけ●1979年、米ニュージャージー州に生まれ、トロント、マンチェスターで少年期を過ごす。早稲田大学理工学部建築科で石山修武に師事。大学院修了後、独ベルリンの建築事務所ザウアブルッフ・ハットン・アーキテクツに4年間勤務。2008年に帰国し、光嶋裕介建築設計事務所を主宰。桑沢デザイン研究所非常勤講師、2012年より首都大学東京助教。凱風館の設計によりSD REVIEW 2012に入選。ドローイング集『幻想都市風景』(羽鳥書店)を2012年に上梓。

2012年06月17日

7月中旬発売!『みんなの家。建築家一年生の初仕事』光嶋裕介著

合気道の道場と能舞台のある武家屋敷のような家
──内田樹さんの道場兼自邸「凱風館」ができるまで!

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独立したての若き建築家に初めての依頼が舞い込んできた。
施主は当代きっての論客、内田樹さん。
1階が合気道の道場兼寺子屋、2階が自宅の
武家屋敷のような家にしたいという!
この難題に天然素材と匠のチームで挑んだ新人建築家の物語。

◎「ほぼ日刊イトイ新聞」の好評連載、待望の書籍化!
◎漫画家の井上雄彦さんを凱風館に迎えて、
 内田樹さん、著者とのスペシャル鼎談を収録。

「この本はほんとうにひさしぶりに『日本の青年』が書いた本である」
──── 内田 樹(思想家・武道家・「凱風館」館長)

四六判・並製・口絵4頁+224頁
定価:本体1800円[税別]
発売:2012年7月9日
ISBN978-4-903951-56-0 C0095
装丁:福田和雄(FUKUDA DESIGN)
ジャンル:建築/エッセイ/思想

●著者について
光嶋裕介(こうしまゆうすけ)
1979年、米ニュージャージー州に生まれ、トロント、マンチェスターで少年期を過ごす。早稲田大学理工学部建築科で石山修武に師事。大学院修了後、独ベルリンの建築事務所ザウアブルッフ・ハットン・アーキテクツに4年間勤務。2008年に帰国し、光嶋裕介建築設計事務所を主宰。桑沢デザイン研究所非常勤講師、2012年より首都大学東京助教。凱風館の設計によりSD REVIEW 2012に入選。ドローイング集『幻想都市風景』(羽鳥書店)を2012年に上梓。

>> 詳細

2012年06月22日

7/18 光嶋裕介さんトークライヴ@紀伊國屋書店新宿南店3Fふらっとすぽっと

7月18日(水)夜7時から、紀伊國屋書店新宿南店3Fの〈ふらっとすぽっと〉で、『みんなの家。建築家一年生の初仕事』の著者・光嶋裕介さんのトーク・ライヴを開催! お相手は編集担当・鈴木が務めます。同店でお買い上げのうえ、サイン会にもぜひご参加ください。サイン用に作った光嶋さん手製のオリジナル凱風館ハンコを用意してお待ちしてます!

super wakuwaku live talk@ふらっとすぽっと
『みんなの家。建築家一年生の初仕事』(アルテスパブリッシング)
光嶋裕介さんライブトーク!!
■日時:7月18日(水)19:00~
■場所:紀伊國屋書店新宿南店3Fの〈ふらっとすぽっと〉
■入場無料

新宿南店3階に新設されたイベントスペース〈ふらっとすぽっと〉。お仕事帰りにふらっと立ち寄れて、読者であるお客様と本、著者、編集者、書店員がFLATにつながれる場所になるようにとの思いを込めて名づけました。
7月18日(水)19:00~はアルテスパブリッシング『みんなの家。建築家一年生の初仕事』著者・光嶋裕介さんのライブトークをお届けします。

独立したての建築家が受けた初めての依頼は、なんと一度しか会ったことのない当代きっての論客・内田樹さんの自邸でした。合気道の道場と能舞台のある武家屋敷のような家、というのが施主の要望に、新米建築家はどう応えたのか? 依頼から竣工までワクワクする物語が始まります。

当店で『みんなの家。建築家一年生の初仕事』をお買い上げのお客様は、ライブトーク後のサイン会にご参加いただけます。
ぜひ3階イベントスペース〈ふらっとすぽっと〉にお立ち寄りくださいませ!

2012年07月09日

「青年の文章」施主・内田樹さんからの推薦文全文です。

まもなく発売する光嶋裕介著『みんなの家。建築家一年生の初仕事』に、この本の主役・凱風館の施主である思想家・武道家の内田樹さんがお寄せくださった推薦文の全文をアップします。[鈴木]

青年の文章
文=内田樹

 これは僕の道場兼自宅である凱風館という建物が建つまでの流れを光嶋裕介という若い建築家が記録したものである。
 お読みになった方の多くは同じ印象を持たれたと思うけれど、彼は独特の文章を書く。癖のある文章とか、ひねった文章ということではない。こういうふうに書く人が絶えてひさしい「青年の文章」である。
 青年というのは、少年と大人の中間的な様態である。少年らしい無垢さやみずみずしい好奇心をまだ失っていないけれど、すでにそれなりの社会的ポジションに達し、その発言を傾聴され、その構想を物質化できる機会を確保している。
 僕の(勝手な)考えでは、「青年」というのは幕末から明治初年にかけてその「原型」がつくられ、近代日本を牽引し、知性的なあるいは芸術的なイノベーションを担い、いくつかの「戦い」で前線に立たされた後、1960年代末に消滅した。弊衣破帽で天下国家を論じ、詩を吟じ、琴を弾じ、スポーツに興じ、斗酒なお辞せずという「旧制高校生」の姿がその典型的なものである。そのような社会的機能を日本社会が必要としていたときに出現し、必要としなくなったときに姿を消した。 「青年」が姿を消して半世紀近くが閲した。
 「青年」期がなくなったので、日本の男性は「洟垂れの子ども」時代が終わると、間を置かずに「脂ぎったおじさん」になった。だから、それから後の日本社会は「妙に勘定高い子ども」と「幼児的なオヤジ」ばかりで埋め尽くされるようになった。正直言って、かなり見苦しい風景だが、歴史的状況が「そういう社会構成」を求めたのだからしかたがないと諦めていた。
 そしたら、21世紀に入ってしばらくすると、僕のまわりに「青年」たちがひとりまたひとりと登場してきた。少年のような初々しさを失っていないのに「仕事のできる」若者たちである。そんな「青年」をほんとうにひさしぶりに見た。彼らの登場なしではもう立ちゆかないところまで日本のシステムが劣化したという点では痛ましいことだが、もう絶滅したと思っていた「青年」に生きているうちにまた会えたということを僕自身は個人的にはうれしく思っている。
 この本はほんとうにひさしぶりに「日本の青年」が書いた本である。
 イノセントな好奇心と冒険心に駆動された「彼のアイディア」を実現するために、建築家はうるさがたの職人やビジネスマンの懐に入り込み、タフな交渉をし、思いがけない妥協案を提示する。その力業のひとつひとつを通じて、彼は確実に成熟への階梯をのぼり、社会的な実力をつけ、世界を語る新しい語彙を獲得してゆく。
 たいしたものだと思う。
 この本は一軒の家が建つまでのドキュメントとして読んでもたいへん面白いし、専門的にも価値豊かなものだと思うけれど、僕としてはそれ以上に半世紀近くの不在の後、「救国」のために「青年」たちが出現してきたことの喜ばしい徴候として記憶にとどまることを願うのである。

2012年07月17日

7/20〜 リブロ池袋本店で「光嶋裕介 みんなの家をめぐる30冊の本」フェア開催!

リブロ池袋本店2F理工書・芸術書売場で、7月20日から《光嶋裕介 みんなの家をめぐる30冊の本》と題したフェアが始まります。

『みんなの家。』(アルテス)と『幻想都市風景』(羽鳥書店)の刊行を記念して、著者の建築家・光嶋裕介さんが、自身が建築家になるにあたってインスピレーションを受けた本や、家や空間を考える際に発想の源泉になっている本を30冊以上選び、1冊ずつ手書きのコメントを付けます。

「凱風館」の30分の1模型や各種立体図などのパネル、光嶋さんのドローイング作品とともに展示しますので、ぜひお立ち寄りください。         [鈴木]

2012年07月20日

池袋のリブロとジュンク堂書店で『みんなの家。』フェア開催中!

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光嶋裕介『みんなの家。建築家一年生の初仕事』刊行を記念して、今日、20日からリブロ池袋本店2Fで〈『みんなの家。』をめぐる30冊の本〉フェアが始まりました。著者の光嶋さんが建築家として働き始めるにあたってインスピレーションを受けた本たちが、内田樹邸「凱風館」の巨大な模型、ドローイングや各種図面、コンセプト解説などのパネル他とともに展示されています。光嶋さんによる「こうして僕は建築家になった」選書、どうぞお楽しみに!

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また、同じ池袋のジュンク堂書店7Fでも、光嶋さんのドローイング集『幻想都市風景』、凱風館の建設に携わった職人さんや専門家たちの著作、凱風館の模型、各種パネルとともに展開中です。合わせてぜひお立ち寄りください。

2012年07月30日

9/5 平川克美×光嶋裕介トークショー@リブロ池袋本店

内田樹さんの自邸兼道場「凱風館」の建築物語『みんなの家。建築家一年生の初仕事』の刊行記念トークショーが新たに決まりました。

ゲストに『ビジネスに「戦略」なんかいらない』『小商いのすすめ』などの著作で知られるリナックスカフェ代表の平川克美さんをお迎えして、著者・光嶋裕介さんと、「日本人はどんな住まいにどんな風に暮らしてきたのか、これからどう暮らしていくのか」をテーマに語り合っていただきます。世代も育った場所も仕事の領域も異なるお二人がどんな話を展開してくれるのか、乞うご期待です!

9月5日(水)夜・リブロ池袋本店で開催。詳細はこちらをご覧ください。

2012年07月30日

8/16 ミシマ社・三島邦弘×光嶋裕介トークショー@下北沢B&B

順序が前後しましたが、光嶋裕介『みんなの家。』刊行記念トークショー第3弾は、インディペンデントな出版活動の理想を実現しているミシマ社代表の三島邦弘さんをお迎えして、8月16日に下北沢の本屋さん「B&B」で開催します。題して「建築と出版、ときどき合気道」。乗りに乗っている二人の顔合わせ、乞うご期待です!

詳細とご予約はこちらでどうぞ。

2012年08月07日

8/3朝日新聞で三島さんが『みんなの家。』を紹介してくれました!

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先週金曜日付け朝日新聞大阪版夕刊の「本屋の棚心」で「ミシマ社の本屋さん」(ミシマ社は京都支社で書店もやっているのです)三島邦弘さんが、「恐るべき行動力・信念」と題して、『みんなの家。建築家一年生の初仕事』を紹介してくれました。「何もない青年が繊細かつ大胆に夢を実現していく」「巻末に井上雄彦氏まで登場させている。この男恐るべし」とは嬉しいお言葉。三島さん、ありがとうございました。

28日の京都での著者・光嶋さんとのトークはなんと公開編集会議だそうで、乞うご期待です。ちなみにミシマ社の本屋さんのツィッター・アカウントは@mishimasha_joyoです。        [鈴木]

2012年08月07日

8/2『新文化』で『みんなの家。』が紹介されました

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8月2日付けの出版業界専門紙『新文化』で、「アルテスパブリッシング初の建築本」として、『みんなの家。』が紹介されました。著者・光嶋裕介さんのポートレート付きです^^。

「本書は日本の建築の素晴らしさを伝えると同時に、ひとりの若い建築家の成長の軌跡をみずみずしく描き出す。「ほぼ日」連載時から多くの読者の支持と共感を得た所以だろう」

2012年08月16日

10/5 川内倫子さんと光嶋裕介さんのトークショーを下北沢B&Bで開催!

『みんなの家。』の著者・光嶋裕介さんのトークショー第5弾が決定しました。ゲストとしてご登場いただくのは、いまもっとも注目されている写真家のひとり、川内倫子さんです! 期待の初顔合わせ、どうぞお楽しみに!

川内倫子×光嶋裕介「写真を撮る眼、スケッチをする眼」

写真家がカメラを通して写真を撮るときの眼、建築家がスケッチをするときの眼。作品を創造するための想像力は、そんな身体性から導き出されるのではないでしょうか?

2001年のデビュー作『花火』『うたたね』で木村伊兵衛写真賞を受賞、以来国際的に活躍する写真家・川内倫子さんと、思想家・内田樹氏の自邸兼道場の設計でデビューした建築家・光嶋裕介さん。
「気鋭」という言葉がまさにふさわしいお二人に、創造と想像の深い関係を語り合っていただきます。

○出演
川内倫子(写真家)
光嶋裕介(建築家)

○開催日時
10月5日(金)20:00〜22:00(19:30開場)
○場所
本屋B&B
世田谷区北沢2-12-4 第2マツヤビル2F
○入場料
1500yen+1drink order

2012年09月09日

朝日新聞に『みんなの家。』の書評が掲載されました!

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今朝の朝日新聞朝刊読書面に、待ってました! 光嶋裕介『みんなの家。建築家一年生の初仕事』の書評が! 評者は北海道大学の中島岳志さん。「僕たちの時代の建築家が姿を現した」という冒頭からしびれますが(光嶋さん!^o^)、

「内田は家の一部を開放し、若者にチャンスを与える。つまり、関係性の基盤が、市場的価値によってではなく贈与によって成り立っているのだ」

「『凱風館』は、それ自体が思想である。そして、あるべき社会の方向性が提示されている。この建物は、グローバル資本主義の嵐が吹き荒れても、びくともしない。希望に満ちた清涼感のある一冊だ。」

と、天然の素材をふんだんに使って腕のよい職人が仕上げた贅沢な建築というだけにとどまらない凱風館の本質をピシッと的確に、そして熱い共感をもって指摘してくださっていて、嬉しいかぎりです。

私邸としてはとても大きな凱風館の建物のうち、施主・館長の内田さんがプライベートに使うスペースはわずか4分の1ほど。あとはさまざまな人が半ば勝手に出入りし好きなように使っています。しかも内田さんはいずれ法人化してみんなの共有物として使ってもらうおつもりとのこと。世の中広しといえども、自分が仕事で稼いだお金をこんなふうに還元している例がどれだけあるでしょうか? 清々しく心地よいバイブレーションを発する建築そのものの魅力とともに、ぼくが凱風館に惹かれる、そして内田さんを尊敬、信頼してやまない大きな理由なのです。

書店の店頭やアマゾンはじめオンライン書店にもまだたくさん並べてもらっていますので、ぜひお手にとってみてください。[鈴木]

2012年09月11日

『みんなの家。』書評が朝日新聞のサイトにアップされました。

一昨日の朝日新聞朝刊に掲載された中島岳志さんによる『みんなの家。〜建築家一年生の初仕事』の書評がネットでも読めるようになりました。新聞を読みのがした方はぜひどうぞ。


2012年09月24日

光嶋裕介さんとアルテス鈴木のトーク動画がアップされました

7月18日に紀伊國屋書店南口店ふらっとすぽっとで行なった、『みんなの家。』光嶋裕介さんとの「super wakuwaku live talk」の動画がアップされました。自分で見るのはさすがに恥ずかしいものがありますが、わりと評判よかったので^^よかったらご覧になってください。[鈴木]

2012年09月24日

10/23 精神科医・名越康文さんと光嶋裕介さんのトークショーを下北沢B&Bで開催!

『みんなの家。建築家一年生の初仕事』の著者・光嶋裕介さんのトークシリーズ、第8弾は精神科医の名越康文さんをお迎えしてお届けします。題して『建築家を徹底的に精神分析する〜想像と創造における心の役割について』。

心の専門家として多くのメディアでご活躍の名越康文さんは、精神科医ならではの視点から映画や音楽、漫画などの評論も手がけてらっしゃいます。その名越さんに、光嶋さんが描き続けている銅版画やドローイングを分析していただきながら、ものを作るという創造行為に心が果たす役割について語りあっていただきます。

出演:名越康文(精神科医) 光嶋裕介(建築家)
日時:2012年10月23日(火)20:00〜22:00(19:30開場)
場所:本屋B&B
   世田谷区北沢2-12-4 第2マツヤビル2F
入場料:1500円+1ドリンク・オーダー

2012年10月11日

10/10 日経新聞で『みんなの家。』紹介!

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10月10日の日経新聞夕刊のエンジョイ読書面で、『みんなの家。』が紹介されました。「施主と建築家だけでなく、様々な人々の思いが形を成していく過程は幸福感にあふれ、読んでいて温かい気持ちになる」とは嬉しいかぎり!  [鈴木]

2012年11月01日

11/23 森田真生×光嶋裕介トークショー「数学と建築における根拠と媒介」@ビブリオテック

『みんなの家。』の建築家・光嶋裕介さんのトーク・シリーズ第9弾は、ゲストに独立研究者・数学思想家として注目を集める森田真生さんをお迎えします! ご予約はお早めにどうぞ!

森田真生×光嶋裕介トークショー「数学と建築における根拠と媒介」
組織に属さずに京都で独立数学者として研究しながら、全国で「数学の演奏会」を続ける森田真生と、思想家・内田樹の自邸兼道場「凱風館」を処女作として完成させた建築家・光嶋裕介による初めての対談。

建築家は、建築を設計していく上で、何を根拠にして建物の形を決めるのか? 何を媒介にして物語を語り得るのか?を語り、数学者は「数の学問」といわれる数学の枠を超えて、物事の根拠はどこにあり、何を媒介にしてそれを伝えられるのか? を語る──

共に幼少期をアメリカで過ごし、帰国子女として日本で学び、マイケル・ジョーダンをこよなく愛し、内田樹門下で合気道の稽古に励む──そんな気鋭の二人による白熱のレクチャーと対論をどうぞお楽しみください!

[日時]2012年11月23日(金・祝)18:00~21:00(17:30開場)
[会 場]Bibliothèque(ビブリオテック)
[参加費]3000円(当日精算)
[予約制]メール(biblio@superedition.co.jp)または電話(Tel.03-3408-9482)にて受付。
 ●メール受付:件名を「森田×光嶋トーク希望」としてお名前・電話番号・参加人数をお知らせ下さい。返信メールで予約完了をお知らせいたします。
 ●電話予約受付:火~土曜 12:00~20:00/日、祝日 12:00~19:00
※定員80名様
※お席確保ため、イベント1週間前から当日(10/27~11/3)のキャンセルは、キャンセル料(3000円)が発生します。予めご了承ください。また定員に達し次第、キャンセル待ち番号のご案内となります。お席をご案内できる場合のみ、イベント前日午後5時まで随時ご連絡させていただきます。

[プロフィール]
森田真生(もりた・まさお)
1985年東京生まれ。2歳から10歳までの8年間をアメリカのシカゴで過ごす。2004年東京大学文科II類入学。2008年同大工学部卒業。2010年同大理学部数学科卒業。2010年、福岡県糸島市に数学道場「懐庵」を立ち上げ、「思考を超えた制約の中に思考を投げ出す」ことをテーマに、様々な実験的ワークショップを開催している。また、全国で「数学の演奏会」や「大人のための数学講座」「圏論セミナー」など、多彩なレクチャー、講演活動を行う一方、在野で数学研究を続けている。主な関心は圏論、計算論。現在は京都に拠点を構え、自然と「ともに-考える(com-putare)」、言葉の本来の意味での計算(computation)に支えられた数学ということを理論的、実践的に追求している。

光嶋裕介(こうしま・ゆうすけ)
建築家。1979年米ニュージャージー州生まれ。奈良、カナダ、イギリス、東京で育ち、早稲田大学大学院修士課程建築学専攻(石山修武研究室)卒業後、ザウアブルッフ・ハットン・アーキテクツ(ベルリン)に4年間勤務。2008年に帰国し、光嶋裕介建築設計事務所を主宰。現在、首都大学東京助教、桑沢デザイン研究所非常勤講師。2011年SDレビュー入選「凱風館」。著書に、設計を手がけた思想家・内田樹の自邸兼道場「凱風館」の建築記『みんなの家。建築家一年生の初仕事』(アルテスパブリッシング)、ドローイング集『幻想都市風景』(羽鳥書店)がある。現在、Amazon内のweb文芸誌マトグロッソにて「放課後のベルリン」を連載中(http://matogrosso.jp/berlin/berlin-15.html)。

2012年11月01日

10/31東京新聞夕刊で『みんなの家。』が紹介されました。

昨日の東京新聞夕刊のコラム「大波小波」で『みんなの家。』が取り上あげられました。「読みでのある建築本」「ドキドキ感が読む側にも高揚をもたらす」と、新潮社の編集者だった松家仁之さんのデビュー作『火山のふもとで』(建築家が主人公の小説)とともに紹介されています。[鈴木]
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2012年12月03日

東京新聞で『みんなの家。』が紹介されました

12月2日の中日/東京新聞朝刊読書面「記者の1冊」で『みんなの家。建築家一年生の初仕事』がとり上げられました。

「建築家と指揮者は似ている、と著者は書いている。一階に道場、二階に居室や書斎のある家が完成した場面を呼んだときは、確かに交響曲を聴き終えたような感動を覚えた。出会いの面白さと建築の奥深さを伝える一冊。」

後藤喜一さん、どうもありがとうございました。[鈴木]

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2013年01月24日

茂木健一郎さんから『みんなの家。』推薦のコメントをいただきました!

脳科学者としてご活躍中のごぞんじ茂木健一郎さんが、『みんなの家。建築家一年生の初仕事』に推薦コメントを寄せてくださいました。

「家をめぐって深まる絆。心の底からわいてくる思い。木もれ日を浴びて、笑いたくなる。」
──茂木健一郎(脳科学者)

あたたかいメッセージ、ありがとうございます!

『みんなの家。』は在庫が薄い状態が続いていますが、主要書店店頭でお買い求めいただけますので、住宅建築や建築家の仕事、あるいは内田樹さんのご自宅兼道場「凱風館」に興味をお持ちの方はぜひご一読ください。[鈴木]

2013年02月20日

『みんなの家。』2刷&『はじめての編集』6刷、3月上旬出来!

長らく品薄でご迷惑をおかけしていました『みんなの家。建築家一年生の初仕事』(光嶋裕介著)をようやく重版することができました。茂木健一郎さんの推薦コメントや内田樹さんと著者とのツーショット写真を盛り込んだ新しい4色オビでお届けします。

また、昨年1月の発売以来、編集・出版はもとより広告・デザイン・広報などなどさまざまな分野の方から大きな反響をいただき、アルテスの特大ベストセラーとなっている『はじめての編集』(菅付雅信著)も重版します。これで6刷!

ともに3月上旬には出荷可能となります。ご注文をお待ちしています。[鈴木]

2013年03月07日

『みんなの家。』光嶋裕介さんの個展、大阪で開催!

『みんなの家。』の建築家・光嶋裕介さんの個展が3月15日から大阪のNii Fine Artsで開催されます。『みんなの家。』のカヴァーも飾った光嶋さんのドローイングは『幻想都市風景』(羽鳥書店)にまとめられていますが(隈研吾さん推薦!)、今回はたくさんの新作が展示されます。16日には恩師・山本浩二画伯との対談もありますので、ぜひお出かけください。

2013年11月06日

隆文堂書店で3社合同フェア開催中!


ただいまJR西国分寺駅前の隆文堂書店で「左右社・羽鳥書店・アルテスパブリッシング 合同フェア」を開催中です!
人文書売場の一角に、“設立10年未満の個性派出版社3社”のおすすめ本を並べていただいています。
現在NHKラジオ第2で放送中の「サイモン&ガーファンクルの歌を読む」にちなんで『サイモン&ガーファンクル全曲解説』が置かれていたり、新刊『建築武者修行』(イーストプレス)が好調の光嶋裕介さんの既刊本(『みんなの家。』と『幻想都市風景』)が並んでいたりと、担当していただいた鈴木さんこだわりの選書となっております。
フェアは年内いっぱいまで続きますので、西国分寺に寄られた際はぜひ隆文堂へ![長谷]



2014年04月10日

光嶋裕介さんが「ガウディ×井上雄彦」展の公式ナビゲーターに就任!

『みんなの家。建築家一年生の初仕事』の建築家・光嶋裕介さんが、来る7月12日から開催される「特別展 ガウディ×井上雄彦-シンクロする創造の源泉-」の公式ナビゲーターを務めることになりました。

この展覧会は「日本スペイン交流400周年」を飾る文化事業で、希代の建築家・ガウディと漫画家・井上雄彦の時空を越えたコラボレーションが実現するというもの。

『みんなの家。』にもご登場くださった井上さんは、“ガウディの世界観”を筆で表現すべく、ガウディが設計した世界遺産「カサ・ミラ」の中にアトリエをかまえています。光嶋さんもバルセロナに飛んで現地からレポートしたりするそうなので、今から期待が募ります。

「特別展 ガウディ×井上雄彦-シンクロする創造の源泉-」の詳細は公式サイトをどうぞ!

2014年05月07日

紀伊國屋書店の美術書カタログ『ル・キノ美ジュ』に4冊掲載


紀伊國屋書店の美術書カタログ『ル・キノ美ジュ』に、アルテスからも美術関連書ということで4冊掲載していただきました。

「絵画(西洋)」のコーナーには野田由美意さんの『パウル・クレーの文字絵』。こちらは「オンデマンド版」として近く新版を刊行します。価格も旧版の本体4800円から「本体3800円」になって、お求めになりやすくなっています。

そのほか、「デザイン・写真」コーナーには菅付雅信さんの『はじめての編集』と和田誠さんの『Record Covers in Wadaland』、「建築」コーナーには光嶋裕介さんの『みんなの家。』を掲載していただいています。

「音楽書だけじゃないアルテス」もぜひお見知りおきのほどを!

[木村]


2014年09月02日

9/3〜建築家・光嶋裕介さんの新作展「幻想都市風景」

一昨年アルテスから『みんなの家。建築家一年生の初仕事』を発表した建築家の光嶋裕介さん。その後、本業の建築設計はもちろんのこと、『芸術新潮』や『日本経済新聞』に連載したり、書き下ろしの著書『死ぬまでに見たい世界の名建築なんでもベスト10』(エクスナレッジ)を刊行するなど、いまや文字通り飛ぶ鳥を落とす勢いの大活躍ですが、銅版画やシルクスクリーンなどの制作にも意欲的です(『みんなの家。』のカヴァーを飾ったのも自身の作品)。

その光嶋さんが、2年前の銅版画展に続いて、9月3日(水・明日です!)から再び東京・外苑前のギャラリー「ときの忘れもの」で新作展「幻想都市風景」を開催します。今回はドローイングやシルクスクリーンの新作に加えて、福井県の和紙を用いた新しい試みも。重力から自由になった独特の造形と色彩の世界をどうぞお楽しみください。会期は9月20日(土)までですのでお見逃しなく。僕も貯金箱を握りしめて(笑)駆けつけるつもりです。[鈴木]

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