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2011年06月04日

6月25日発売! ヴァーグナーと反ユダヤ主義――「未来の芸術作品」と19世紀後半のドイツ精神〈叢書ビブリオムジカ〉(鈴木淳子 著)


人類愛を謳い上げる理想主義には、
恐るべき現実性がひそんでいた。

山崎太郎氏(東京工業大学教授、日本ワーグナー協会理事)、推薦!
「美しき理想が排他的イデオロギーと結びつく可能性は19世紀から百年以上を隔てた今日の社会にも潜在しているし、私たちひとりひとりもこの問題の当事者にほかならない」

A5判・並製・304頁
定価:本体3000円[税別]
発売:2011年6月25日
ISBN978-4-903951-44-7 C1073
装丁:折田 烈(餅屋デザイン)


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2011年10月20日

『レコード芸術』に『ヴァーグナーと反ユダヤ主義』の書評が掲載されました

『レコード芸術』11月号に『ヴァーグナーと反ユダヤ主義』の書評が掲載されました。評者は小林正幸さん。

本書はそうした[アドルノやツェリンスキーなどの]先行研究を著者の視点から整理づけたものである。この問題に関しては、これまで(個々の作品論は別として)全体を見通せるような一般向けの日本語文献がなかったため、今回の刊行は音楽愛好家にとって役立つものとなるだろう。

と評していただいています。

[木村]

2014年10月17日

『音楽学』に『ヴァーグナーと反ユダヤ主義』『ケルビーニ 対位法とフーガ講座』『「アジア人」はいかにしてクラシック音楽家になったのか?』の書評掲載

日本音楽学会の機関誌『音楽学』第60巻1号に、アルテスの書籍3冊の書評が掲載されました。鈴木淳子さんの『ヴァーグナーと反ユダヤ主義』(評者:吉田寛さん)、小鍛冶邦隆さんが訳した『ケルビーニ 対位法とフーガ講座』(評者:大久保賢さん)、そして吉原真里さんの『「アジア人」はいかにしてクラシック音楽家になったのか?』(評者:中村美亜さん)の3冊です。

いずれも専門家による読みごたえのある書評で、たいへん勉強になります。正当なご批判もありましたが、全体的にはそれぞれたいへん高く評価してくださっていて、ありがたく読ませていただきました。

[木村]

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