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2008年01月08日

片山杜秀さんのトークイベントをおこないます!

新年おめでとうございます! 本年もアルテスをどうぞよろしくお願いいたします。

さて、新年早々、速報です。アルテス第3弾となる『音盤考現学』の著者、片山杜秀さんが、ジュンク堂池袋店でトークイベントをおこないます。

◎日 時: 2008年3月20日(木・祝) 19:00スタート
◎場 所: ジュンク堂書店池袋店・4Fカフェ
◎入場料: 1,000円(ドリンク付き)
◎申込み: 03-5956-6111
      ジュンク堂書店池袋店1Fサービスカウンター

聴き手には音楽ジャーナリストで編集者の岩野裕一さんを迎え、「日本のクラシックを発掘せよ!」(仮)と題して、片山さんの愛してやまない『ゴジラ』『大魔神』といった特撮映画や時代劇映画などの音楽から、伊福部、武満、黛、芥川、團など日本の作曲家の話を中心に、片山杜秀という人物がどのようにして形成されたかを、音楽を聴きながら、じっくりとあぶり出していただく予定です。どうぞふるってご参加ください。[木村]

2008年01月09日

メルマガの登録フォームができました。

アルテスのメルマガ「ARTES インフォ*クリップ」の登録フォームができました。

http://www.artespublishing.com/melmagamore.html

毎月1回、アルテスの最新情報や旬の音楽情報などをお届けしています。ぜひご登録ください!

PDF版のバックナンバーはこちらから。
>>インフォ*クリップ(PDF版)

2008年01月10日

ARTES インフォ*クリップ vol.3(1/10号)

メルマガ第3号にひきつづき、「インフォ*クリップ」のPDF版ができました!

今回の目玉は1/25発売の『音盤考現学』。著者・片山杜秀さんのトーク・セッション(3/20[木・祝]ジュンク堂書店池袋店にて)の情報がトップです。[木村]

◎ARTES インフォ*クリップ 2007年11月16日号
 ダウンロード:infoclip20080110.pdf

>> 詳細

2008年01月11日

プレミアム10/絆・被災地をつなぐ“こころの歌”~阪神大震災から13年

というタイトルのドキュメンタリー番組が、今月18日(金)の夜10時から11時30分まで、NHK総合で放映されます。

「神戸の長田区、新潟の山古志村、スマトラという3つの被災地を、それぞれに因んだ曲で繋げる」企画だそうで、神戸にちなんだ曲は“もちろん”「満月の夕」。これは僕が結成以来強く支持し続けているバンド、ソウル・フラワー・ユニオンとヒートウェイヴの山口洋が被災後まもなく現地に入って、避難テントを回って歌い続けた経験から作られた曲です。ライヴでCDでこれまでに何百回聴いたか分からない名曲中の名曲がモチーフになる番組ですから見逃すわけにはいきません。

阪神淡路大震災からちょうど1年後の日に、その長田区にある長田神社で、ソウル・フワラーの伊丹英子や中川敬らと地元の人たちが中心になって催したライヴ・イヴェント『つづら折りの宴』には日帰りで参加しました。足下からしみてくる強烈な底冷えは今も忘れられません。音楽が商品化を前提として作られ流通することが当たり前のようになって疑問を持つ人が少なくなっている今、音楽はいったいどこからだれによって生まれ、だれが伝えていくのか、を考えさせられました。

そんな意味でもぜひ注目したい番組です。[鈴木]

2008年01月16日

『Jupiter』で『クラシックでわかる世界史』が紹介されました。

いずみホール(大阪)の発行する情報誌『Jupiter』の2/3月号で、『クラシックでわかる世界史』を紹介していただきました。

「(略)歴史がうねるとき、音楽も急進生を増し、(略)厭世的気分が蔓延すれば、作品にも懐古趣味が横溢する、つまり政治家も商人も音楽家も同じ歴史の道を、行きつ戻りつ現代になだれこんできたという、その視点」を評価してくださっています。

なお、『Jupiter』ではこの号から片山杜秀さんの連載「片山杜秀の弦楽四重奏・超入門」が始まってます。第1回は「弦楽四重奏はコワ面白い!」。これからの展開が楽しみです。[木村]

2008年01月16日

玉木正之さんがウェブサイトで『クラシックでわかる世界史』を推薦!

ご自分の公式ウェブサイト「カメラータ・ディ・タマキ」の右カラム、「タマキのお薦め」欄で『クラシックでわかる世界史』を紹介してくださってました。[木村]

2008年01月16日

3/20、片山杜秀×岩野裕一トークセッションをおこないます!

既報のとおり、3/20(木・祝)19:00からジュンク堂書店池袋本店4階喫茶室にて、片山杜秀さんと岩野裕一さんによるトークセッションがおこなわれます。

以下はジュンク堂のウェブサイトにアップされている情報です。[木村]


「日本のクラシックを発掘せよ――ゴジラ、武満、朝比奈隆」
片山 杜秀(音楽評論家、思想史研究者)×岩野 裕一(編集者、音楽ジャーナリスト)
■2008年3月20日(木)19時より 

片山 杜秀(かたやま もりひで)
音楽評論家。思想史研究者。1963年仙台生まれ。東京で育つ。慶應義塾大学大学院法学研究家後期博士課程単位取得退学。専攻は政治学。著書に『近代日本の右翼思想』(講談社選書メチエ)、共著書に『伊福部昭の宇宙』(音楽之友社)、『日本主義的教養の時代』(柏書房)など。朝日新聞、産経新聞、『レコード芸術』『CDジャーナル』等で音楽評を執筆。『週刊SPA!』に1994年から2003年までコラム「ヤブを睨む」を連載。200枚以上のCDのライナー・ノートを手がけ、またCDレーベル、ナクソスの「日本作曲家選輯」の企画構成を担当。2006年、日本近代音楽研究の業績により、京都大学人文科学研究所から人文科学研究協会賞を受ける。

岩野 裕一(いわの ゆういち)
編集者、音楽ジャーナリスト。1964年東京生まれ。幼少期を北海道で育つ。上智大学文学部新聞学科卒業、同文学研究科新聞学専攻前期博士課程在学中。専攻はメディア論。著書に『王道楽土の交響楽 満州――知られざる音楽史』(音楽之友社)、共著書に『日本のピアノ100年』(草思社)、『朝比奈隆 80代の軌跡』(音楽之友社)など。音楽にかんする著述活動にたいして、2000年に第10回出光音楽賞、2002年に第18回ヨゼフ・ロゲンドロフ賞を受ける。

 音楽、映画、演劇から政治、経済、サブカルにまで及ぶ博覧強記をベースにユニークな評論活動を展開する片山杜秀さんが、このほど初の音楽論集となる『片山杜秀の本1 音盤考現学』(アルテスパブリッシング、08年1月25日発売)を上梓しました。
 『ゴジラ』『大魔神』などの特撮映画や時代劇映画の音楽を皮切りに、日本の作曲家、西洋のクラシック音楽へと知的探索を開始した少年時代、膨大な蔵書とCDのコレクションに埋もれながら数え切れないほどの連載の執筆をこなす現在の日常生活について、そして日本のクラシックにかける熱い想いを、とっておきのCDをかけながら語っていただきます。お相手は今年生誕100周年を迎える指揮者・朝比奈隆氏の満州時代を描いたノンフィクション『王道楽土の交響楽』(音楽之友社刊、出光音楽賞)などで知られる音楽ジャーナリスト、編集者の岩野裕一さんです。みなさん、ふるってご参加ください。

お申し込みなどについては、以下をご覧ください。

☆お申し込みは池袋本店1Fサービスカウンターで承ります。(電話:03-5956-6111) ☆入場料はドリンク付きで1000円です。当日、会場の4F喫茶受付でお支払いくださいませ。 ※トークは特には整理券、ご予約のお控え等をお渡ししておりません。 ※ご予約をキャンセルされる場合、ご連絡をお願い致します。(電話:03-5956-6111)

2008年01月18日

『ハーモニー』で『クラシックでわかる世界史』が紹介されました。

全日本合唱連盟の機関誌『ハーモニー』で、坂元勇仁さんが『クラシックでわかる世界史』を紹介してくれました。「作曲家、あるいは支配者や被支配者、あらゆる人の生きざまがひとつになったとき、音楽作品は本当の意味合いを僕たちに伝えてくれる」と、この本を読んでくださいました。

『ハーモニー』──合唱小僧だったキムラにとっては、甘酸っぱい青春の思い出とともにある雑誌です^^。[木村]

2008年01月26日

『片山杜秀の本1 音盤考現学』、発売しました!

アルテスの第3弾、『片山杜秀の本1 音盤考現学』がついに発売となりました。正式な発売日は1/25でしたが、東京都内などでは数日前から各店で平積みにしていただいています。敬愛するデザイナー下川雅敏さんによる、本らしい落ち着きと外連味をあわせもった装丁は、さまざまな色づかいや意匠のあふれる書店のなかでも、たしかな主張をもって目をひきます。

3/20(木・祝)におこなわれるジュンク堂書店池袋本店での著者のトークセッションのお相手、岩野裕一さんからは、はやくも「片山さんの本、面白すぎます!」との感想が。対談がどう発展するか、いまから楽しみです。トークセッションについての詳細はこちらのエントリをご参照ください。[木村]

2008年01月31日

「カメラータ・トウキョウ ニュース」で『音盤考現学』が紹介されました。

レコード・レーベル「カメラータ・トウキョウ」のブログ「カメラータ・トウキョウ ニュース」で『音盤考現学』を紹介していただきました。

「現代作品を聴く楽しみを何倍にも拡げる内容」と評価していただいています。ブログでは本で紹介された同社発売のCDも一覧になっていますので、本とあわせてお楽しみください。[木村]

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