TOP

2013年09月24日

10/25発売!『「アジア人」はいかにしてクラシック音楽家になったのか?──人種・ジェンダー・文化資本』(吉原真里 著)


水村美苗さん(作家)推薦!
「問われるべきだったのに、問われなかった問い。それを問うのが学問のすべてである」

小澤征爾、内田光子、竹澤恭子、ヨー・ヨー・マ、チョン・キョンファ、ラン・ラン、ユンディ・リー、サラ・チャン──
西洋クラシック音楽の世界でアジア人が活躍しているのはなぜか?
音楽は本当に人種や国や文化の境界を超えるのか?

70名におよぶアジア系音楽家の証言をもとに、歴史・文化・民族誌の見地から、クラシック音楽ひいては芸術の本質にせまる!

A5判・上製・304頁
定価:本体2500円[税別]
発売:2013年10月25日
ISBN978-4-903951-70-6 C1073
装丁:桂川 潤
ジャンル:クラシック/演奏家/比較文化論


>> 詳細

2013年11月14日

日経新聞夕刊に『「アジア人」はいかにしてクラシック音楽家になったのか?』の書評掲載!


11月13日の日本経済新聞夕刊「目利きが選ぶ今週の3冊」のコーナーで、風俗史家の井上章一さんが『「アジア人」はいかにしてクラシック音楽家になったのか?』を紹介してくださいました。
「読みごたえたっぷり、お薦め」の印である星4つをつけていただいています。
[長谷]


2013年12月13日

『「アジア人」はいかにしてクラシック音楽家になったのか?』が読売新聞で紹介!


本日(12/13)付けの読売新聞朝刊にて、吉原真里さんの『「アジア人」はいかにしてクラシック音楽家になったのか?』が紹介されました。短い記事ですが、著者本人にも取材して的確にまとめてくださっています。

YOMIURI ONLINE
http://www.yomiuri.co.jp/entertainment/classic/clnews/01/20131213-OYT8T00816.htm?from=tw

[木村]



2013年12月16日

『サウンド&レコーディング・マガジン』に『「アジア人」はいかにしてクラシック音楽家になったのか?』の書評掲載

『サウンド&レコーディング・マガジン』2014年1月号にて、橫川理彦さんが吉原真里さんの『「アジア人」はいかにしてクラシック音楽家になったのか?』を書評してくださいました。

ポイントを押さえて内容を紹介したうえで、

 著者自身がピアノ演奏家であり、西洋クラシックに愛着がある故の労作である。ジェンダーや社会経済的な側面はアジア人の環境に限定されておらず、西洋クラシックの現状を示すレポートとしても興味深い。

と結んでくださっています。ありがとうございます!

[木村]

2013年12月16日

KINOKUNIYA書評空間に『「アジア人」はいかにしてクラシック音楽家になったのか?』の書評掲載

KINOKUNIYA書評空間にて、ピアニストで国立音楽大学大学院教授の今井顕さんが吉原真里さんの『「アジア人」はいかにしてクラシック音楽家になったのか?──人種・ジェンダー・文化資本』を書評してくださいました。

KINOKUNIYA書評空間|『「アジア人」はいかにしてクラシック音楽家になったのか?──人種・ジェンダー・文化資本』吉原真里(アルテスパブリッシング)
http://booklog.kinokuniya.co.jp/imaiakira/archives/2013/12/

本の内容を紹介しながら、自身のウィーン留学の体験、ある国際コンクールでのドイツの音楽大学教授との会話などをふまえて、ていねいに書評してくださっています。

それ[引用者註:成功]がかなわなかった人たちが音楽の道を断念せざるを得なかった時にどのような問題を感じたのか、そしてその挫折をどのように受け入れていったのかということも知られれば、と思った。

という結びは、教育者ならではの視点だと感じました。ありがとうございました。

[木村]

2013年12月26日

吉原真里さんが自著の書評・感想文コンクールを主催します!

『「アジア人」はいかにしてクラシック音楽家になったのか?』の著者である吉原真里さんが、自著の書評・感想文コンクールを自ら主催します!
対象となる本は、弊社で今年10月に発売された『「アジア人」はいかにしてクラシック音楽家になったのか?』と、中公新書で2007年に発売された『ドット・コム・ラヴァーズ』です。

形式自由・字数制限なしで、すでにブログで掲載されているものでも可能とのこと。その際は他薦でもよいとのことです。
受賞者の書評・感想文は、選評と共に吉原さんのブログで紹介されます。そしてなんといっても副賞(特に『ドット・コム・ラヴァーズ』部門の方)がすごい!

詳しい応募要項はこちらをどうぞ!
http://mariyoshihara.blogspot.jp/2013/12/blog-post.html
[長谷]

2014年01月07日

『週刊読書人』にて『「アジア人」はいかにしてクラシック音楽家になったのか?』が紹介されました

横浜国立大学准教授の小宮正安さんが『週刊読書人』2013年12月20日号の「2013年回顧 芸術(音楽)」のコーナーにて、「読みごたえがあったにもかかわらず書評に取り上げられなかったもの」という括りで、吉原真里さんの『「アジア人」はいかにしてクラシック音楽家になったのか?』を挙げてくださいました。

ヨーロッパの社会や伝統のまっただ中から生まれたといっても過言ではない『クラシック音楽』。その魅力に捉われ、クラシック音楽の道に足を踏み入れたアジア人たちの葛藤だけでなく、彼らが(主にプロの)音楽家たりえた仕掛けを、机上の研究だけでなく実際のインタビュー等も含めて生々しく炙り出す。

と評していただいています。

この記事の冒頭部分で「書店ではたいがいこの手の著作は『音楽書』のコーナーだけに収められてしまうのが、本当にもったいない」とおっしゃっているのに、おもわずうんうんと頷いてしまいました。[長谷]

2014年01月15日

岡田暁生さんが『「アジア人」はいかにしてクラシック音楽家になったのか?』を書評!

2014年1月5日付けの北海道新聞の書評欄で、吉原真里さんの『「アジア人」はいかにしてクラシック音楽家になったのか?』が紹介されました。

評者は、京都大学人文科学研究所教授の岡田暁生さん。『アルテス』電子版の連載「岡田暁生の音楽時評──見た! 聴いた! うそじゃない!」も好評をいただいており、今年は我が社から待望の単行本の発売も予定されています。

そんな岡田さんは、この本を「クラシック音楽界で活躍するアジア人たちの人種的アイデンティティーを、数多くのインタビューに基づいて分析した力作である」と評したうえで、欧・米・日それぞれのクラシック界の構造をそこに読み解いてくださっています。

北海道新聞の速報ニュース:Doshin web どうしんウェブ
http://www5.hokkaido-np.co.jp/books/new/4.html

【長谷】

2014年10月17日

『音楽学』に『ヴァーグナーと反ユダヤ主義』『ケルビーニ 対位法とフーガ講座』『「アジア人」はいかにしてクラシック音楽家になったのか?』の書評掲載

日本音楽学会の機関誌『音楽学』第60巻1号に、アルテスの書籍3冊の書評が掲載されました。鈴木淳子さんの『ヴァーグナーと反ユダヤ主義』(評者:吉田寛さん)、小鍛冶邦隆さんが訳した『ケルビーニ 対位法とフーガ講座』(評者:大久保賢さん)、そして吉原真里さんの『「アジア人」はいかにしてクラシック音楽家になったのか?』(評者:中村美亜さん)の3冊です。

いずれも専門家による読みごたえのある書評で、たいへん勉強になります。正当なご批判もありましたが、全体的にはそれぞれたいへん高く評価してくださっていて、ありがたく読ませていただきました。

[木村]

Go to Altespublishing website

Twitter @suzukisgr

Twitter @kimuragen

カテゴリー

アーカイヴ

[ Powered by ]
Movable Type 3.38