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2011年09月14日

10月7日発売!『文化系のためのヒップホップ入門』(長谷川町蔵×大和田俊之 著)

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「ヒップホップは音楽ではなく、ゲームです」
気鋭の映画・音楽ライターとアメリカ文学・ポピュラー音楽研究者が、ヒップホップの誕生から現在までを対談形式でお届けする目からウロコの入門講座。これであなたも立派なBボーイ!?
◎CDガイド100枚付き。

四六判・並製・280頁
定価:本体1800円[税別]
発売:2011年10月7日
ISBN978-4-903951-47-8 C1073
装丁:折田 烈(餅屋デザイン)
イラスト:菅野旋

●内容
70年代終わりに誕生したヒップホップ。初期は音楽として楽しめていたのに、マッチョで暴力的なスタイルが主流を占めるようになって離れてしまった人は少なくないはず。そんな音楽好きの方に、どこをどう聴けば楽しめるのかを伝授する画期的な入門書です。
著者は映画や音楽を題材に活躍しているライター/コラムニストの長谷川さんと、アメリカ音楽研究でも知られる慶応大学准教授の大和田さんのおふたり。対談形式の軽妙なやりとりをお楽しみください。
〈いりぐちアルテス〉第2弾!

●著者プロフィール
長谷川町蔵 はせがわ・まちぞう
1968年生まれ。ティーン・ギャング(ツッパリ)全盛時代に、東京のダーティー・サウス、町田市で生まれ育つ。90年代末からライター活動を開始。映画、音楽、文学からゴシップまで、クロスオーバーなジャンルでハスリングし続けている。著書に『ハイスクールU.S.A. アメリカ学園映画のすべて』(山崎まどかとの共著、国書刊行会、2006年)。
http://machizo3000.blogspot.com/
http://twitter.com/machizo3000

大和田俊之 おおわだ・としゆき
1970年生まれ。レペゼン神奈川。クリップスとブラッズならぬバイカー・ギャング(暴走族)で荒れ狂う日本のウェッサイ、湘南地方で育つ。ドクター(文学)。慶應義塾大学(アソシエイト)プロフェッサー。2011年、『アメリカ音楽史−−ミンストレル・ショウ、ブルースからヒップホップまで』(講談社選書メチエ)をドロップ。
http://d.hatena.ne.jp/adawho/
http://twitter.com/adawho


●目次
ヒップホップの壁を越えて introduction
第1部 ヒップホップの誕生
  ブロック・パーティ期/オールドスクール期
第2部 イーストコースト
  第2世代の登場/サンプリングによるトラック作り/ラップは何を言っているのか?/パブリック・エネミーとネイティヴ・タン
第3部 ウェストコースト
  ギャングスタ・ラップ登場/ギャングスタ・ラップのサウンド/西海岸のアンダーグラウンド・シーン
第4部 ヒップホップと女性
第5部 ヒップホップ、南へ
  ヒップホップ・ソウル/ティンバランドのサウンド革命/南部の時代
第6部 ヒップホップとロック
第7部 ヒップホップの楽しみ方

◎CDガイド100
オールドスクール〜エレクトロ期/イーストコースト/ウェストサイド/ヒップホップ・ソウル〜サウス/ヒップホップの現在/

◎コラム
シグニファイング──“もの騙る猿”について/アフロ=フューチャリズム/アフロ=アジア的想像力/ビーフの歴史/サンプリングと著作権/ライム(押韻)と詩の伝統

2011年10月06日

10/22 ジュンク堂書店新宿店で『文化系のためのヒップホップ入門』刊行記念トークセッションを行ないます

『文化系のためのヒップホップ入門』刊行記念トークセッション
“ヒップホップと音楽の未来”

長谷川町蔵×大和田俊之×ゲスト・佐々木中(作家・哲学者)

■2011年10月22日(土)開演18:30(開場18:00)

まもなく発売になる『文化系のためのヒップホップ入門』の刊行記念トークセッションを、10月22日(土)18時30分からジュンク堂書店新宿店8階で行います。
いま最も熱い支持を集めている哲学者の佐々木中さんをゲストに迎えて、ヒップホップが変えていく音楽の未来について語り合います。
詳細はこちらもごらんください。

◇会場:ジュンク堂書店新宿店 8階カフェにて
◇定員:40名
◇入場料:1000円(1ドリンク付き)
◇参加ご希望のお客様は7Fカウンターにてお申し付けください。
 電話でのご予約も承ります。
 お問合わせ先:ジュンク堂書店新宿店 電話:03-5363-1300

◇ゲスト
佐々木中(ささき・あたる):1973年生まれ。東京大学文学部思想文化学科卒業、東京大学大学院人文社会研究系基礎文化研究専攻宗教学宗教史学専門分野博士課程修了。博士(文学)。現在、法政大学非常勤講師。専攻は現代思想、理論宗教学。
著書に『野戦と永遠──フーコー・ラカン・ルジャンドル』(以文社、2008年/河出書房文庫、2011年[定本])、『切りとれ、あの祈る手を──〈本〉と〈革命〉をめぐる五つの夜話』(河出書房新社、2010年)、『九夏前夜』(同、2011年)、『足ふみ留めて アナレクタⅠ』『この日々を歌い交わす アナレクタ2』(同)がある。
http://www.atarusasaki.net/blog/
http://www.atarusasaki.net/

2011年10月13日

『文化系のためのヒップホップ入門』を ライムスター・宇多丸さんがTBSラジオで大絶賛!!!

「ヒップホップの本はこの1冊でいいです」

日本ヒップホップ界の第一人者、ライムスターの宇多丸さんが、10月12日午後TBSラジオ「キラ★キラ」のなかで、約8分間にわたって『文化系のためのヒップホップ入門』を事細かにご紹介くださり、最後には

「歴史ガイドであり、ディスクガイドでもあり、ヒップホップの概念説明にもなっていて、ヒップホップ入門の本は、日本ではこれでいいです! まいった。いい仕事、されちゃった」

と全面的に大絶賛、強力プッシュしてくれました!(こちらのポッドキャストで全編聴けます。リンクが張られているアマゾンの在庫は今週中にも復活します)

シーンの真っ只中、最前線にいる宇多丸さんのような方から、これほどのお褒めの言葉をいただいて、感激しています。「ヒップホップって苦手だって思ってる人のためのヒップホップ入門書」、ぜひご一読を!

[鈴木]

2011年10月31日

11/3朝日カルチャーセンターで『文化系のためのヒップホップ入門』講座

発売直後からtwitterなどでびっくりするほど大好評で、いきなりドンと増刷した『文化系のためのヒップホップ入門』。朝日カルチャーセンター“オトナの文化祭”から声をかけていただき、今週3日(木)18時から、著者二人がヒップホップ講座を開きます。音や映像と共に楽しめる、いわばライヴ版の『文化系のためのヒップホップ入門』。まだお席はありますので、ぜひお出かけ下さい。
詳細はこちらでどうぞ。

2011年11月22日

12/18 『文化系のためのヒップホップ入門』刊行記念トークショー@オリオン書房ノルテ店のお知らせ

『文化系のためのヒップホップ入門』刊行記念トークショー第3弾が決まりました!
12月18日(日)16時からJR立川駅北口のオリオン書房ノルテ店ラウンジにて、著者ふたりに加えて、ゲストに『bmr』編集長の丸屋九兵衛さんをお迎えして開催します。
詳細はこちらからどうぞ。[鈴木]

2011年12月13日

本日の讀賣新聞朝刊に広告をだしました

2011年12月13日讀賣新聞 広告

本日、12月13日(火曜日)の讀賣新聞朝刊第1面に、『アルテス』創刊号、『文化系のためのヒップホップ入門』、『デオダ・ド・セヴラック』の広告を出しました。いわゆる「サンヤツ」です。さっそくいくつか問合わせをいただいていますが、おかげさまで『アルテス』と『デオダ・ド・セヴラック』は弊社の在庫がほぼ無くなっています。店頭にはたくさん置かれていますので、全国の書店、楽器店、CDショップなどでぜひお求め下さい。[鈴木]

2012年01月31日

『はじめての編集』2刷、『文化系のためのヒップホップ入門』4刷決定!

今月発売したばかりの最新刊『はじめての編集』はシネマライズ、ドミューン、スタンダードブックストアと続いたライヴレクチャーも大好評、順調に売れゆきを伸ばしています。今週に入って一気に在庫がはけてしまい、慌てて2刷を発注しました。2月中旬にできあがるまでしばらくご不便をおかけしますが、店頭にはまだたくさん並んでいますので、どうぞよろしくお願いします。

また、昨年10月発売の『文化系のためのヒップホップ入門』も勢いがとまらず、3刷ができあがった途端になくなってしまい、こちらも急遽4刷を決めました。こちらは2月13日(月)にあがってきます。ご注文をお待ちしています! [鈴木]

2012年02月04日

2/9夜『文化系のためのヒップホップ入門』、DOMMUNEに登場!

先日の実写版『はじめての編集』も大反響を呼んだ、インターネット最強のライヴ・ストリーミング・メディア《DOMMUNE》。鬼才天才宇川直宏さんが主宰するこの《DOMMUNE》に、『文化系のためのヒップホップ入門』の著者=長谷川町蔵、大和田俊之の二人が出演します! 2月9日(木)19時から。前後編2回にわけてお届けする実写版『文化系のためのヒップホップ入門』、こ・れ・は・見逃せませんよ!

当日のスタジオ観覧予約はこちらからどうぞ!!!           [鈴木]

2012年02月15日

『みすず』の「読者アンケート特集」でアルテスの本が紹介されました

『みすず』1/2月号は恒例の「読者アンケート特集」。今年はアルテスの本が2冊とりあげられました。

まずは音楽学者の増田聡さん。大和田俊之さんと長谷川町蔵さんの『文化系のためのヒップホップ入門』をとりあげてくださっています。

(略)音楽ならざる音楽としてのヒップホップの理解への道筋を絶妙かつ適切に指し示す。「ロックは若者の音楽」という思い込みから未だ自由になれぬ評者にはとりわけ有益であった。このご時世に密度の濃い音楽誌『アルテス』を新たに立ち上げる版元共々、日本語圏の音楽言説空間を更新せんとする勢いに拍手。

もうひとかたは映像文化論の長谷正人さん。

岡田暁生・吉岡洋・三輪眞弘「3・11 芸術の運命」『アルテス』Vol.1、アルテスパブリッシング
 原発事故のショックの後、そのショックに対抗するかのように自らの正義性を声高に主張する言論が目立った中で、このシンポジウムの参加者たちの落ち着いた自省的思考には共鳴するところが多かった。私たちの文化それ自体が「オール電化」されているという事実を性急に批判するのではなく、その事実に困惑するところから語り出すこと。私たちはエレキギターやコンピューターによる音楽の電気化を愛してきたのではなかったか。

それ以外の方々の文章も教えられるところが多く、読みふけってしまいます。

[木村]

2012年02月18日

2/29 レクチャー『文化系のためのヒップホップ入門』@アップリンクファクトリー

発売4ヵ月で4刷と、たいへん売れ行き好調の『文化系のためのヒップホップ入門』。発売記念イヴェントがもうひとつ。

これまでピーター・バラカンさんの出前コンサートなどでさんざんお世話になってきた渋谷のアップリンク・ファクトリーで2月29日(水)、著者二人によるレクチャー『文化系のためのヒップホップ入門』を開催します。

迫力のある音と映像とともにヒップホップのエッセンスに迫ります。DOMMUNE を見逃した人も堪能した人も、ぜひご来場ください。

開演は19時30分、料金はワンドリンク付き1500円。そのほか詳細とご予約はアップリンクのサイトでどうぞ。[鈴木]

2012年03月13日

3/17 J-WAVEに長谷川町蔵さんが出演します

今週土曜日のJ-WAVE『RADIO DONUTS』の「LIFE IS A GIFT」に、『文化系のためのヒップホップ入門』の著者・長谷川町蔵さんが出演します。放送は10時10分から40分まで。どんな感動的なストーリーが披露されるのか、僕も収録を聞いていないので楽しみです^^。[鈴木]

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