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2012年09月11日

【10/5発売!】オーケストラは未来をつくる──マイケル・ティルソン・トーマスとサンフランシスコ交響楽団の挑戦(潮 博恵 著)


GoogleとAppleの街では
オーケストラも先進的!

テクノロジーを駆使し、市民と連携しながら、クラシック音楽にイノベーションを起こしたマエストロとオーケストラの成功哲学!

来日記念出版!


四六判・並製・288頁
定価:本体1900円[税別]
発売:2012年10月5日(予定)
ISBN978-4-903951-59-1 C1073
装丁:福田和雄(FUKUDA DESIGN)
ジャンル:クラシック/オーケストラ/指揮者


>> 詳細

2012年10月15日

吉原真里さんが『オーケストラは未来をつくる』を激賞!

小社刊『ヴァン・クライバーン国際ピアノ・コンクール』の著者で、あの刺激的な名著『ドットコム・ラヴァーズ』(中公新書)でも知られる吉原真里さんが、ブログで潮博恵さんの『オーケストラは未来をつくる』を文字どおり“激賞”してくださいました。

http://mariyoshihara.blogspot.jp/2012/10/blog-post_14.html

吉原さん自身が書かれているように、もともと同書は吉原さんが“産婆”となって生まれたともいえるものなので、“内輪褒め”でもありますが、それを差し引いても、アメリカ文化研究者である吉原さんが、膝を打ったり、うなったり、大笑いしたりしながら読んでくださっている様子がよくわかり、興奮が伝わってくるレビューとなっています。同書の内容の要約もわかりやすく、「さすが!」と脱帽。

全文紹介したいくらいですが、「そうそう、本をつくっていて、同じ気持ちだった」とうなずいた箇所を1カ所だけ引用させていただきます。

とくに、サンフランシスコ交響楽団の教育プログラムや、ネットを通して世界の誰でも視聴できる「キーピング・スコア」というドキュメンタリーとコンサート映像のプロジェクト、自主レーベルによる録音、フロリダにある若手音楽家養成のためのプログラムであるニュー・ワールド・シンフォニーや、インターネット時代のクラシック音楽のありかたを模索するユーチューブ・シンフォニーなどについての記述は、読んでいて実にワクワクし、是非自分も観てみようとか、いつか現場に行ってみたいとかいう気持ちになります。そしてこの本、読んでいてなんだか「自分も頑張ろう!」という気持ちになって元気が出ます。そして、「ああ、こういう才能とビジョンにあふれた人たちが、こんなに頑張って新しいことを開拓し、社会と文化を刺激し続けてくれているんだったら、世界には希望がある」と思わせてくれます。

みなさんも同じ気持ちになっていただけたら、版元として担当編集者としてこんなにうれしいことはありません。

[木村]

2012年10月23日

CLASSICAに『オーケストラは未来をつくる』の書評掲載!

音楽ライターの飯尾洋一さんが人気ブログ「CLASSICA - What's New!」にて、潮博恵さんの『オーケストラは未来をつくる』を文字どおり「絶賛」してくださいました!

客席から眺める「コンサート」の外側にも広大な世界があって、音楽家も事務局も理事会もオケにかかわる人々が本物の熱意を持って知恵を絞っている。本書後半のインタビュー集を読むと、彼らが心底まぶしく見える。一般のファンが読んでももちろんおもしろいし、オケ関係者、音楽マネージメント関係者には相当刺激になるのでは。

そうそう、そうなんすよ!(と、思わずイイオ口調に)と膝を打ちたくなるレヴュー、ありがとうございました!

[木村]

2012年11月30日

『モーストリー・クラシック』1月号で『オーケストラは未来をつくる』紹介

『モーストリー・クラシック』1月号の「Book」コーナーで、潮博恵さんの『オーケストラは未来をつくる』が紹介されました。

 サンフランシスコ響の取り組みは、ティルソン・トーマスの才能と同時に、テクノロジーがキーポイントになるが、それでもティルソン・トーマスは「あらゆる種類の音楽の未来にとってもっとも重要なことは、音楽をつくる人々に情熱がなければならない」という。ただ演奏しているだけではオーケストラの未来は開けないことを教えてくれる。

同誌にはティルソン・トーマスへのインタビューも掲載されています。

[木村]

2012年12月19日

『レコード芸術』『ショパン』で『オーケストラは未来をつくる』紹介

『レコード芸術』と『ショパン』の1月号で、潮博恵さんの『オーケストラは未来をつくる』が紹介されました。

『レコード芸術』では巻頭に11月に来日したマイケル・ティルソン・トーマスへのインタビューを掲載。関連書籍として、紹介していただいいるほか、「BOOKMARK」のコーナーでは音楽評論家の満津岡信育さんが書評をしてくれています。

……グローバル化が著しく進展し、聴衆のライフ・スタイルが大きく変化した時代のなかで、クラシック音楽、とりわけオーケストラになにができるのかという問いかけを発して、それと向き合いながら、MTTとサンフランシスコ響が成し遂げた成果は、音楽面においても、運営面においても、今後のオーケストラのあり方の参考となるに違いない。……一連のインタヴューの最後に登場するMTTの言葉が、「私たちは、すべての世代が音楽への好奇心と興味をもちつづけられるよう活動しているのです」というフレーズで閉じられている点も、とても意味深いものがあると思う。

『ショパン』のほうは「編集部おすすめブックコーナー」でのレビュー(ちなみに同誌の巻頭インタビューはピアニストのユジャ・ワン。もちろん、マイケル・ティルソン・トーマス&サンフランシスコ交響楽団とのアジア・ツアーの話題が中心です)。

[木村]

2012年12月21日

『音楽現代』に『オーケストラは未来をつくる』の書評掲載

『音楽現代』1月号に潮博恵さんの『オーケストラは未来をつくる』の書評が掲載されました。評者は宮沢昭男さん。「とても元気づけられた」から始まり、「21世紀の楽団のあり方はどこも問われている。楽団員はもとより、事務局、理事会、そして日本の多くのクラシック・ファンに一読を薦めたい」と結んでくださっています。

指揮者特集での澤谷夏樹さんによるマイケル・ティルソン・トーマスとサンフランシスコ交響楽団の来日公演評も、たいへん得心のいくものでした。

[木村]

2012年12月25日

『intoxicate』で『オーケストラは未来をつくる』紹介

タワーレコードのフリーマガジン『intoxicate』12月号(#101)の「BOOK」コーナーで、タワーレコード本社の谷川和繁さんが潮博恵さんの『オーケストラは未来をつくる』を紹介してくださいました。

[木村]

2013年02月06日

永田音響設計のニュースレターで『オーケストラは未来をつくる』が紹介されました

サントリーホール、東京芸術劇場をはじめ数々のコンサートホールの音響設計を手がける永田音響設計のニュースレターにて、潮博恵さんの『オーケストラは未来をつくる』が紹介されました。同社のロサンゼルス事務所代表・豊田泰久さんが記事を書いてくださっています。

永田音響設計|News 13-01号(通巻301号)
http://www.nagata.co.jp/news/news1301.html

マイケル・ティルソン・トーマスが音楽監督を務めるニュー・ワールド・シンフォニーの本拠地「ニュー・ワールド・センター」も同社が音響設計を担当しています。よいホールがよいオーケストラを育てるということは、同書のなかで潮さんが強調するところ。オーケストラを支える音楽家以外の「スタッフ」についても同等に光を当てているところが、この本のユニークなところかもしれません。

[木村]

2013年05月03日

北陸中日新聞に潮博恵さんのインタビューが掲載


本日(5/3)付けの北陸中日新聞に『オーケストラは未来をつくる』(弊社刊)の著者・潮博恵さんのインタビューが掲載されました。同書を大きく取り上げていただけて、ありがたいかぎり。

そして、サンフランシスコ響とマイケル・ティルソン・トーマスに続く潮さんの次のプロジェクトは──そうオーケストラ・アンサンブル金沢! すでに取材も着々と進んでいます。きっと潮さんならではのユニークな視点で、「クラシック音楽界を元気にする」本がまた生まれることでしょう! 折しも今日から本公演の始まったラ・フォル・ジュルネ金沢でもりあがる地元クラシック・ファンのみなさん、要注目です!

[木村]



2013年10月24日

『音楽芸術マネジメント』に『オーケストラは未来をつくる』の書評掲載

日本音楽芸術マネジメント学会の機関誌『音楽芸術マネジメント』5号(2013)にて、潮博恵さんの『オーケストラは未来をつくる』の書評が掲載されました。評者は元かながわアートホール館長の大島正博さん。

……専門家ではない自由な目で書かれており、筆者によるオーケストラのキーパーソンへのインタビューでもさまざまな角度から聞き取りが行われており面白く読める。
 全体を通してオーケストラや音楽監督の運営や活動が中心に記述されており、地域社会との関わり、オーケストラの存在意義と言った点は著者の主張があまり汲み取れなかったが、オーケストラの活動をどう進めていくべきか、経営をどう行っていくのか示唆に富むところは多かった。

A4判2ページ、3500字にわたる長文での書評。ありがとうございました。

[木村]

2013年10月25日

KINOKUNIYA書評空間に『オーケストラは未来をつくる』の書評掲載

京都大学大学院教授の根井雅弘さんが「KINOKUNIYA書評空間」で潮博恵さんの『オーケストラは未来をつくる』を書評してくださいました。

http://booklog.kinokuniya.co.jp/nei/archives/2013/10/post_25.html

……MTT[マイケル・ティルソン・トーマス]とサンフランシスコ響の活動は、まさにシュンペーターのいう「イノベーター」(革新者)のそれに他ならない。「いままで見たことがない新しい見方、新しいヴィジョンを感じる演奏がしたい。そして、自分のキャリアを考えたとき、成功とはタイトルやラベルではない」(同書、94ページ)という著者の言葉はMTTの本質を突いているのではないだろうか。

細かく読みこんでいただいたうえでの高評、ありがたいかぎりです。

[木村]

2014年03月26日

『RDV』にて『オーケストラは未来をつくる』が紹介されました

ハニカムが創刊した新しいファッション誌『RDV』にて、ライターの小田島久恵さんが「文化的な教養を求めているエリート予備軍」に向けて、10冊の音楽書を紹介。そのなかの1冊として、潮博恵さんの『オーケストラは未来をつくる』をとりあげてくださいました。

現在のオーケストラの理想の形の一つを知ることができるのが、『オーケストラは未来をつくる』です。地元密着型のローカルな楽団からアメリカを代表する存在へと成長したサンフランシスコ交響楽団の運営がいかにうまくいっているかについて、ジャーナリストが書いたルポ本です。アメリカの「ビッグ5」と呼ばれるオーケストラでさえも、演奏会の回数が減ったり、経営破綻に追い込まれたりしている現在において、いかに地元に愛される努力をし、プログラム構成に工夫してきたかということに迫っています。

小田島さん、ありがとうございました。

[木村]

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