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2014年03月22日

4月22日発売! 〈クラシック〉と〈ポピュラー〉──公開演奏会と近代音楽文化の成立(吉成 順 著)


音楽はいつから〈教養〉と〈娯楽〉に分かれたのか──

18・19世紀のコンサート・プログラムや音楽批評をひもとき、
近代の音楽文化が〈クラシック〉と〈ポピュラー〉という対立軸によって再編されていく過程を活写する。

従来のパラダイムを一新する画期的な音楽社会史研究!

四六判・並製・328頁
定価:本体2200円[税別]
発売:2014年4月22日
ISBN978-4-903951-86-7 C1073
装丁:中島 浩
ジャンル:クラシック/音楽史


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2014年05月30日

『週刊読書人』に『〈クラシック〉と〈ポピュラー〉』の書評掲載

5/30付けの『週刊読書人』に、吉成順さんの『〈クラシック〉と〈ポピュラー〉』の書評が掲載されました。評者はピアニストの下山静香さん。

そもそも「クラシック音楽」とは何なのか。この言葉はいつごろ生まれ、定着したのだろうか?

という、演奏家ならではの切実な問いとともに、本書の内容を腑分けし、わかりやすく紹介してくださっています。

[木村]

2014年06月20日

『ステレオ』で『〈クラシック〉と〈ポピュラー〉』が紹介されました

『ステレオ』7月号にて、吉成順さんの『〈クラシック〉と〈ポピュラー〉』が紹介されました。「従来のパラダイム(規範、物の見方や捉え方)を一新する画期的な音楽社会史研究書だ」と評価してくれています。

[木村]

2014年10月16日

『ショパン』で『線の音楽』『ピアノ大陸ヨーロッパ』『〈クラシック〉と〈ポピュラー〉』が紹介されました

『ショパン』11月号の第2特集は「“音楽のプロ”のおすすめ書籍」ということで、弊社書籍からも3冊が紹介されました。

まずピアニストの大井浩明さんが選んでくれたのは、近藤譲さんの『線の音楽』。大井さんはアルテス木村が音楽之友社在職時代に手がけた橋本英二さんの『バロックから初期古典派までの音楽の奏法』も取り上げてくださっています。

また音楽評論家の道下京子さんは、西原稔さんの『ピアノ大陸ヨーロッパ』を推薦。

 やや堅めの内容ですが,よく知られた作曲家や作品、ピアニストの名前もたくさん登場しますので、自分の興味と結び付けて読むことができると思います。いわゆる音楽社会学的な類の本にしては、読みやすい方ではないでしょうか。ピアノを弾いたり聴いたりする際の、知識や理解を深めるのにきっと役立つにちがいありません。ピアノを通して、当時の社会も見えてきますよ。

と紹介してくださいました。

最後に、音楽学者・音楽評論家の湯浅玲子さんのおすすめは、吉成順さんの『〈クラシック〉と〈ポピュラー〉』。

 当時のコンサートの状況をたどりながら、“クラシック”が古いもの、“ポピュラー”が新しいもの、という認識ができあがってくる経緯は、読んでいてもおもしろいです。(略)
 また、この本をお薦めする理由に、読みやすさがあります。学術書で参考にされるような文献を用いてはいますが、本文は堅苦しい表現を避け、わかりやすく書かれています。そして、当時の人々のなかに音楽がどのように融け込んでいたのか、その様子を鮮やかに蘇らせていきます。

みなさま、どうもありがとうございました。

[木村]

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