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2013年02月06日

『アルテスVOL.4』鋭意編集中です!

2月末発売を目指して編集作業が大詰めを迎えている『アルテスVOL.4』、一足先に内容をご紹介します。か〜なり手応えありまくってますので、どうぞお楽しみに!

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ジャンル無用の音楽言論誌!
『アルテス』VOL.04 / 2013 SPRING
定価:本体1500円+税
ISBN978-4-903951-63-8 C1073

◎世界初のボーカロイド・オペラ《THE END》
[ロング・インタビュー]渋谷慶一郎 聞き手=光嶋裕介(建築家)
[レビュー]佐々木敦
◎イェリネク《光のない。》(フェスィバル/トーキョー12)
[対談]三輪眞弘×佐々木敦
[レビュー]太田純貴

◎特別インタビュー 近藤譲[作曲家]
 第1回「線の音楽」は今 聞き手=椎名亮輔

◎特集《101年目からのジョン・ケージ》
片山杜秀:揺れる国にはジョン・ケージ
白石美雪:ジョン・ケージ ことばの贈りもの
有馬純寿×ヲノサトル:ケージというOSをめぐって
相倉久人:一九六二年、記憶の迷路へ──ケージ初来日をめぐって
川島素晴:ケージの音楽における自由と不自由
若尾 裕:モダニスト ケージ
大和田俊之:ハプニングとインプロヴィゼーション──ジョン・ケージと/の(非)政治
杉本 拓:試論「4分33秒である」とは?
松平 敬:《ソング・ブックス》における、作曲法とその変容
谷口昭弘:アメリカ・クラシック音楽史の中のジョン・ケージ
中川克志:ケージとポロック──絵画の音楽化? 音楽の絵画化?
柿沼敏江・椎名亮輔:ジョン・ケージ ブックガイド[日本語・英語・仏語]

【100年目のジョン・ケージ in Japan】
細川周平:時計と計時」
渋谷慶一郎:オーヴァーフローを超えて──ナンバー・ピースの可能性と罠
北條知子:このperformanceは「演奏」であろうか?
城 一裕:「本番では音量に面食らいました」
細川周平:鉄路の音 《プリペアド・トレイン》乗車記」

◎連載
波多野睦美|うたうからだ(3)
輪島裕介|カタコト歌謡の近代(4)ジェリー藤尾のやけっぱちソング
川崎弘二|武満徹の電子音楽(4)ラジオ・ファンタジー「炎」
石田昌隆|音のある遠景(4)1993年、イスラエル〜ガザへの旅
小野幸恵|和の変容(3)大阪の庶民が育んだ世界遺産「文楽」

◎Re: music...〈音楽へ──〉
大石始:まつりの島(4)霊山の麓を盆地を揺るがす屋台囃子のハートビート──秩父夜祭りを訪ねて
濱田芳通:歌の心を究むべし(4)西洋と日本は旋法でつながっている
おおしまゆたか:アラブ、アイルランド、アメリカをめぐる音楽の旅(下の2)
鈴木治行:イマジナリア(4)イメージと音の危うい関係──偽りの自己言及
ト田隆嗣:Suara, macam2(スアラ・マチャム・マチャム)音声、いろいろ(4)カーツと歌うヘルムズマン

◎レポート
明和電機と行く!《アートと音楽》展

◎フィクション
山崎春美:ロッカウェイビーチ(4)

◎著者エッセイ
潮博恵  名演を生むのは聴衆の力
信時裕子  祖父の「話し言葉」
中井正子  サン・ジャン・ド・リューズとドビュッシー、ラヴェル

◎書評
佐藤剛  和田靜香『評伝★湯川れい子 音楽に恋をして♪』
山崎春美  灰野敬二ほか『捧げる──灰野敬二の世界』
金子智太郎  Jonathan Sterne, The Sound Studies Reader

2013年03月05日

3/15 神戸にて椎名亮輔さん出演のイベントが開催されます

神戸の芸術家によるNPO「C.A.P.」が主催するシリーズ「音楽を作る人に聞く」。第1回がフォルマント兄弟、第2回が野村誠さんと、ひじょうに面白そうな人選で開催されていますが、最終回となる第3回はアルテスの著者でもある椎名亮輔さんが登場。ケージやリュック・フェラーリの音楽について、話が聞けそうです。

音楽を作る人に聞く〜音楽家の耳と脳 #3
「椎名亮輔に聴く」

「この音楽はすばらしい」という評価は歴史のなかで培われ変化してゆく美意識によって為される。音楽美学者の椎名亮輔さんを招き、様々な音源資料を視聴しつつこれまでの音楽の美意識の枠を概観し、現在と未来を考える。

前売予約1,500円(会員1,000円) 当日2,000円
聴き手:Hiros(インド音楽演奏、研究家)

会場:CAP CLUB Q2/神戸市中央区新港町4-3 上屋Q2 (地図)
お電話での予約・問合せ:C.A.P.事務局 (10:00-19:00/月曜休み)
078-222-1003 info●cap-kobe.com(●=アットマーク)http://cap-kobe.com/

【椎名亮輔(しいなりょうすけ)プロフィール】
1960年東京生まれ。東京大学大学院総合文化研究科比較文学比較文化博士課程単位取得満期退学。パリ第8大学音楽学部博士準備課程をへて、ニース大学文学部哲学科博士課程修了。哲学博士取得。東京大学助手、パリ第3大学講師、リール第3大学講師をへて、現在は同志社女子大学音楽学科教授。著書に『音楽的時間の変容』(現代思潮新社)、『狂気の西洋音楽史 — シュレーバー症例から聞こえてくるもの』(岩波書店)、『デオダ・ド・セヴラック — 南仏の風、郷愁の音画』(アルテス・パブリッシング、第21回吉田秀和賞受賞)。主要訳書に、マイケル・ナイマン『実験音楽』(水声社)、ドメル=ディエニー『演奏家のための和声分析と演奏解釈』(シンフォニア)、ジャクリーヌ・コー『リュック・フェラーリとほとんど何もない』(現代思潮新社)などがある。

3/12に発売したての『アルテス』4号(椎名さんがケージ文献案内を執筆してくれました)と吉田秀和賞受賞作『デオダ・ド・セヴラック』を会場で販売していただけることになりましたので、みなさまこの機会にぜひ!

主催者ブログ:http://www.cap-kobe.com/club_q2/2013/02/17115616.html
Facebookイベント:https://www.facebook.com/events/129316123912734/

[木村]

2013年03月25日

三省堂神保町本店に『アルテス』=ジョン・ケージ・コーナー!

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東京・神保町の三省堂書店本店4階に、今月12日に発売した『アルテス』VOL.04を中心に、その特集に合わせてジョン・ケージ関連の書籍・雑誌を特集したコーナーが設けられています。ぜひお立ち寄り下さい。

2013年05月12日

朝日新聞に広告を出しました


本日(5/12)の朝日新聞読書面に広告を出しました。ちょうど第2刷ができた青山通さんの『ウルトラセブンが「音楽」を教えてくれた』をメインに、片山杜秀さんの『線量計と機関銃』、そして『アルテス』Vol.04の3冊。『ウルトラセブン〜』はAmazonの順位も最高位を記録し、効果あり!の様子です。

[木村]

【追記】偶然ですが、同日の社会面にはウルトラマンの着ぐるみに入り、セブンではアマギ隊員役を演じた古屋敏さんの70歳祝賀パーティの記事が。モロボシ・ダンとアンヌ隊員の写真も!



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