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2013年08月23日

9月12日発売! レヴィ=ストロースと音楽〈叢書ビブリオムジカ〉(ジャン=ジャック・ナティエ 著/添田里子 訳)


音楽という謎が人文科学の進歩の鍵を握っている。
──クロード・レヴィ=ストロース

音楽をみずからの思想のモデルとし、あらゆる神話体系を音楽によって読み解く──
現代最高の知性の最深部にせまる知的冒険の書!


A5判・並製・248頁
定価:本体2500円[税別]
発売:2013年9月12日
ISBN978-4-903951-69-0 C1010
装丁:折田 烈(餅屋デザイン)
ジャンル:現代思想/音楽



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2013年09月24日

『ぶらあぼ』で『レヴィ=ストロースと音楽』紹介

『ぶらあぼ』10月号で『レヴィ=ストロースと音楽』が紹介されました。

レヴィ=ストロースの思想が音楽家たちとどのように関わっていたかを、音楽記号学のパイオニアが緻密な分析によって明らかにし、レヴィ=ストロースの思想に歩み寄る。

ありがとうございました。

[木村]

2013年11月25日

横川理彦さんが『レヴィ=ストロースと音楽』を書評

『サウンド&レコーディング・マガジン』12月号の「Book」コーナーにて、横川理彦さんがJ.-J. ナティエ著『レヴィ=ストロースと音楽』を書評してくださいました。「本書自体が、批判的に読まれる位置にある」と少々厳しい評ですが、全編をていねいに読みこんだうえでの真摯な批評はありがたいかぎりです。

[木村]

2013年12月16日

『intoxicate』にて『レヴィ=ストロースと音楽』『JAZZ 100の扉』『ウルトラセブン・クラシック』が紹介

『intoxicate』12月号(#107)にJ.-J.ナティエ著/添田里子訳『レヴィ=ストロースと音楽』の書評が掲載されました。評者は高見一樹さん。「100歳まで生きたレヴィ=ストロースの音楽への屈折した愛情」を同書に読みとっておられるようです。また高見さんは村井康司さんの『JAZZ 100の扉』も同誌で紹介してくださってます。

[2014/01/27追記]「TOWER RECORDS ONLINE」にも掲載されました。
http://tower.jp/article/series/2014/01/24/l_strauss

なお、「KIDS & EDUCATIONAL」のコーナーでは、キングレコードから先月リリースされたCD『ウルトラセブン・クラシック』も紹介されており、青山通著『ウルトラセブンが「音楽」を教えてくれた』(弊社刊)の内容を紹介しつつ、「青山氏が曲を探し回ったという理由を肌で感じる事ができる心憎い内容。また他の話で使われたクラシックの名曲が収められている点もポイントが高い」と高く評価してくださってます(評者はタワーレコード本社・大場健さん)。

[木村]

2014年01月20日

喜多尾道冬さんが『レヴィ=ストロースと音楽』を書評

『レコード芸術』2月号にてドイツ文学者の喜多尾道冬さんがナティエ著(添田里子訳)の『レヴィ=ストロースと音楽』を書評してくださいました。

レヴィ=ストロースが同時代の音楽、ことにセリー主義に懐疑的だったことと、レヴィ=ストロースの構造主義にたいする著者ナティエの批判的考察をふまえて、

 逆説的に言えば、その認識の高度な知的愉悦はセリー主義者たちが目指した音楽構成に近い。レヴィ=ストロースはセリー主義を忌避しながらも、彼の行っていた構造主義的観察はたとえ虚無的であってもセリー主義に似て知的感興を誘う。

と喝破。我が意を得たりと思わず膝を叩きました。また、「訳は平易でとても読みやすい」と結んでくださっています。

たいへん緻密に読みこんでくださって、ありがたいかぎりです。

同誌では同じコーナーで横原千史さんの『ベートーヴェン ピアノ・ソナタ全作品解説』も紹介されています。

[木村]

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