週刊文春で『続・クラシック迷宮図書館』が紹介されました
お知らせするのが遅くなりましたが、『週刊文春』4/22号の「文春図書館」で『続・クラシック迷宮図書館』が紹介されました。ちなみにおとなりでは、アルテスもたいへんお世話になっているジュンク堂書店池袋本店の田口久美子さんの新著『書店員のネコ日和』(ポプラ社)が紹介されていました。
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2010年05月04日
お知らせするのが遅くなりましたが、『週刊文春』4/22号の「文春図書館」で『続・クラシック迷宮図書館』が紹介されました。ちなみにおとなりでは、アルテスもたいへんお世話になっているジュンク堂書店池袋本店の田口久美子さんの新著『書店員のネコ日和』(ポプラ社)が紹介されていました。
2010年05月10日
『中央公論』6月号の「著者に聞く」のコーナーに、『クラシック迷宮図書館』正続の著者として、片山さんのインタヴューが3頁にわたって掲載されました。
片山さんの写真が幸せそうでナイスです。
自虐的に言えば、音楽批評は多かれ少なかれペテンです。そこからペテンを少しでも減らす。ひたすらその努力をして、悶絶する。それが音楽批評家の道ではないでしょうか。
その「悶絶」が、あのカタヤマ式音楽批評を生んでいるわけですね。
明日(5/11)は古書ほうろうにて評論家・川本三郎さんと片山さんのトークショー。楽しい会になることまちがいなしです。
2010年05月17日
『クラシック迷宮図書館』と『続・クラシック迷宮図書館』の刊行を記念して、ヤマハ横浜店にてトークイヴェントがおこなわれます。片山杜秀さんとフェリス女学院大学教授の秋岡陽さんが、「夏休みに読みたい音楽書籍」を紹介するというもの。日時などは以下のとおりです。
日時:7/10(土)18:00〜
場所:ヤマハ横浜店 3F
入場料:1000円 要予約・先着50名様
お問合・お申込:ヤマハ横浜店2F楽譜売場
TEL:045-311-1202(担当:高木)
URL:http://www.yamahamusic.jp/shop/yokohama
秋岡さんはフェリス女学院大学音楽学部音楽芸術学科教授をつとめ、山田耕筰研究などを専門とされていますが、それ以前は音楽之友社で何冊もすばらしい書籍を世に送り出した名編集者でした。、木村もたいへんな薫陶をうけた先輩です。「音楽書」というテーマで、どんな対談になるのか、とても楽しみ。定員がありますので、みなさんぜひお早めにお申し込みください。
また、同店では6月下旬から『クラシック迷宮図書館』正続で書評対象になった本を一堂に集めてのフェアがおこなわれます。絶版本や入手困難な本は除くことになりますが、音楽書ファンにとってはまたとない機会となるはずです。
2010年05月18日
大阪・いずみホールの広報誌『Jupiter』6-7月号で『クラシック迷宮図書館』『続・クラシック迷宮図書館』が紹介されました。
書評集の書評はやりにくいことはなはだしいと思いますが、評者(め)さんお気に入りのカレーの味にたとえてのユニークな評が素晴らしい。「最近、冗長な文章が多いとお嘆きの諸兄、瞠目して片山を読め!」と締めくくってくださってます。
ありがとうございました!
2010年05月20日
『レコード芸術』6月号にて、今谷和徳さんが『オルティス変奏論』を書評してくださいました。
本書では、本体の翻訳部分の前に、まことに詳細な訳者自身による解説が付されている。本訳書の重要な点は、16世紀の演奏法を記した著作のひとつを日本語で読めるということばかりでなく、この解説部分にもあるといえよう。(中略)この部分だけでも、ルネサンス音楽を理解する上での貴重な資料となっている
まことに真摯な仕事ぶりに頭が下がるが、何よりも解説部分や訳文の日本語が実に読みやすく、広く音楽を愛好する方々に推薦したい
と絶賛! ありがとうございます。おかげさまで、在庫僅少となっておりますので、ルネサンス音楽ファンの方は、書店・楽器店などでぜひチェックしてみてください。
2010年05月20日
『ステレオ』6月号で『フレデリック・ショパン全仕事』が紹介されました。「作品事典×伝記という画期的な一書。資料的にも充実した注目の一冊」と評していただきました。ありがとうございます。
2010年05月20日
『音楽の友』6月号で『片山杜秀の本4 続・クラシック迷宮図書館』が紹介されました。「著者の世界が存分に楽しめる1冊」と評していただきました。ありがとうございます。
2010年05月20日
「アルテスパブリッシング全点フェア」を開催していただいている千駄木の古書店「古書ほうろう」にて、5/11(火)、評論家の川本三郎さんと片山杜秀さんの対談「古書も映画も音楽も」がおこなわれました。
その場に居合わせた誰に聞いても「初顔合わせとは思えない」ほどの盛り上がり。話に出てくる固有名詞のほとんどに「?」の方も多かったようですが、それにもかかわらずこんなに楽しい対談はめったにないくらい。おふたりとも、映画や音楽のさりげない細部に目をとめて、そこから予想もしなかったような面白さを発見したり、作品の置かれた文脈を意外な視点から読み直したりする達人として知られますが、共通して持っているのは「人並みはずれた好奇心」そして「どんなことでも面白がる気持ち」でしょうか。同好の士どうしの敬愛と、ほほえましいライヴァル意識が横溢した至福の2時間でした。
「この続きをぜひ!」というみなさんのご要望におこたえして、古書ほうろうさんで近々第2弾を敢行すべく現在調整中。 「この対談を本にして!」というお声もいただいていますが、もちろん計画中です! 川本さん、片山さん、古書ほうろうのみなさん、そしてご来場くださったみなさん、ありがとうございました!
2010年05月20日
アルテス全点フェアを続けてくれている千駄木の古本屋さん「古書ほうろう」で、5月23日(日)は丸1日アイリッシュ・ミュージック・デーを開催します。店内では1日中アイルランド音楽が流れるほか、その選曲を行なうおおしまゆたかさん(『聴いて学ぶアイルランド音楽』訳者)によるCDトークショー、芸大アイリッシュ・ミュージック・サークル「G-Celt」のメンバーによる演奏などが用意されていて、ギネスとキルケニー・ビールも飲めるそうです。古本屋さんでギネス!その足で谷根千散歩もよし古本探索もよし、新緑の1日、ぜひお出かけください。
◎古書ほうろう
http://d.hatena.ne.jp/koshohoro/20100513
◎クラン・コラ・ブログ(アイルランド音楽の森)
http://blog.livedoor.jp/yosoys/archives/51551474.html
2010年05月20日
詩人の長田弘、写真家の野村恵子、そしてピーターさんの3人によるジョイント・トーク・ライヴが、6月13日(日)に武蔵野スイングホールで開かれます。詳細とお申し込みは http://amw21.exblog.jp/ をごらんください。
2010年05月20日
西原稔さんの『ピアノ大陸ヨーロッパ』はもともと全日本ピアノ指導者協会(ピティナ)のホームページで連載された「ピアノの19世紀」をもとにした本ですが、このたび同協会の企画で刊行記念セミナーがおこなわれることになりました。
同書で最後に1章をあてて展開された「ノクターン論」。19世紀のもっとも典型的なピアノ音楽ジャンルとして「ノクターン」をとらえた興味深い論考でしたが、この日はその内容にもとづき、根津理恵子さんのピアノ実演を楽しみながら、「ノクターンからみる19世紀」にせまります。
詳細は以下のとおりです。本をお持ちでない方は、同時購入で受講料が少し割引になります。ふるってお申し込みください。
『ピアノ大陸ヨーロッパ』刊行記念セミナー
「19世紀のノクターン」
レクチャー:西原 稔/ピアノ:根津理恵子
日時: 2010年6月27日(日)14:00-16:00
場所: 東音ホール
〒170-0002 東京都豊島区巣鴨1-15-1
受講料:書籍の同時購入:一般5000円(ピティナ会員4500円)
セミナーのみ: 一般3500円(ピティナ会員3000円)
※6/16(水)までに「同時購入」で受講費をお振り込みいただいた
方には、事前にアルテスパブリッシングより書籍をお送りします。
当日、書籍内容にかんする質問をお受けいたします。
主催: 社団法人 全日本ピアノ指導者協会 メディア委員会
お問い合わせ・お申し込み:PTNA本部事務局(担当:實方)
TEL 03-3944-1583 FAX 03-3944-8838
ピティナ・ホームページにも5/21(金)夕方以降にこのイヴェント
の情報が掲載される予定です。あわせてご覧ください。
http://www.piano.or.jp/
2010年05月21日
2010年05月21日
『モーストリー・クラシック』7月号で、『フレデリック・ショパン全仕事』が紹介されました。「大変な労作」「作品が作曲された当時のショパンの生活ぶりや交友関係、恋人サンドとのエピソードなどが、まるで小説を読むようにつづられ、一冊読めばショパンの伝記となっている」と評していただきました。ありがとうございます!
2010年05月24日
『CDジャーナル』6月号で、『フレデリック・ショパン全仕事』が紹介されました。「ありそうでなかったショパン本」と評していただきました。ありがとうございます。
森ガールな雰囲気のヴァイオリニスト、花井悠希さんが表紙&巻頭インタビューを飾っている本誌も、要チェックです!
2010年05月24日
『フレデリック・ショパン全仕事』が、八重洲ブックセンター本店「美術・音楽」部門の週間売上げランキング(5/2〜8日分)で、第2位に入りました。ちょうど「ラ・フォル・ジュルネ」開催時期と重なる1週間で、手に取っていただける機会が多かったのでは、と思います。お買い求めいただいた皆様、どうもありがとうございます!
2010年05月24日
5/24付けの毎日新聞夕刊、「記者が選ぶ今週はコレ!」のコーナーで、西原稔さんの『ピアノ大陸ヨーロッパ』が紹介されました。評者は梅津時比古さん。毎日新聞のウェブサイトでも全文を読むことができます。
http://mainichi.jp/enta/art/news/20100524dde012040031000c.html
「(19世紀という)この魅力的で不可思議な時代のいくつもの謎が提示され、構造的に解き明かされている」と評していただきました。ありがとうございました。
2010年05月28日
朝日カルチャーセンター新宿校で、吉原真里さんの講座が開講されます。題して「クライバーン・コンクールのドラマと舞台裏」。吉原さんは6/25(金)にアルテスから発売予定の『ヴァン・クライバーン国際ピアノ・コンクール』の著者。昨年、日本人ピアニスト・辻井伸行さんが優勝してお茶の間にもその名を知られるようになった「クライバーン・コンクール」について、吉原さんが取材した昨年の大会の一部始終を中心に、1200人の市民ボランティアが支えるといわれる舞台裏にせまります。詳細は以下をごらんください。
http://www.asahiculture-shinjuku.com/LES/detail.asp?CNO=66146&userflg=0
日時:2010年6月5日(土)10:30-12:00
受講料:会員2940円/一般3570円(入会不要)
場所:新宿住友ビル7F 朝日カルチャーセンター(申し込みは4F受付)
※ネットからのお申し込みは上記URLから
まだ若干お席に余裕があるようですから、みなさんふるってご参加ください。
2010年05月29日
ピアニストで国立音楽大学大学院教授の今井顕さんが、「KINOKUNIYA書評空間BOOKLOG」で『ピアノ大陸ヨーロッパ』を書評してくださいました。
http://booklog.kinokuniya.co.jp/imaiakira/archives/2010/05/post_52.html
18世紀よりも19世紀の方が時期的に私たちの時代に近いにもかかわらず、その研究はより困難となっている。どんな作品が好まれ、誰が何を出版したかに関しても「新作が生まれ、もてはやされ、やがて忘却の彼方へ葬られる」という、現代の流行歌の盛衰にも似た激しい新陳代謝にはばまれて、失われてしまった資料が多いのだ。そんな19世紀の波瀾万丈に光を当てたのが本書である。良く整理されており、この時代をターゲットとして考えている研究家志望の若者にも貴重な一冊だ。
「暗黒大陸」とよばれる19世紀の音楽文化に迫った同書を深く読みこみ、わかりやすく紹介してくださいました。ありがとうございます。
2010年05月30日
「理想のコンクール」とは?──
辻井伸行とハオチェン・チャンが優勝した2009年。
その全ドラマと
1200人のボランティアが支える舞台裏を
熱くドキュメントする!
吉原真里(著)
『ヴァン・クライバーン国際ピアノ・コンクール──市民が育む芸術イヴェント』
◎四六判・並製・280頁
◎定価:本体1800円+税
◎発売:2010年06月25日
◎ISBN978-4-903951-32-4 C0073
◎装丁:土屋 光/Perfect Vacuum
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