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2010年01月01日
2010年01月06日
◎ライヴ/コンサート
2/9|バッハ音律で聴く「植物文様クラヴィーア曲集」[自由学園明日館講堂]
http://www.fujiedamamoru.com/
◎イヴェント
2/20|藤枝守×鶴岡真弓「いのちの文様」[金沢21世紀美術館シアター21]
http://www.kanazawa21.jp/data_list.php?g=69&d=744
作曲家・藤枝守さんからご紹介いただいたイヴェント2つ。バッハ音律での《植物文様》、そして鶴岡真弓さんとのトークおよび西山まりえさんのゴシック・ハープによる《植物文様》、どちらもたいへん興味深いものです。
2010年01月06日
◎イヴェント
1/9|故・大里俊晴さん追悼イベント[第1部:横浜クリエイティブシティ・センター/第2部:北仲スクール]
http://kitanaka-school.net/event/2010/01/post-26.html
1/12|大里俊晴 追悼上映+演奏会[京都・同志社大学 寒梅館クローバーホール]
http://www009.upp.so-net.ne.jp/malaparte/index/indee1.html
去る11/17に惜しまれながら亡くなった大里俊晴さんの追悼イヴェントのお知らせです。以下に1/9のイヴェントの詳細を引用させていただきます。
■■□■■□□ 故・大里俊晴さん追悼イベントのご案内去る2009年11月17日未明、長い闘病生活の末、音楽学者・大里俊晴氏
は惜しまれながら51年の短い生涯を終えました。
横浜国立大学に1997年10月に着任して以来、12年間にわたって、大里
氏は音楽研究はもちろんのこと、学生たちの指導と教育に真摯に取り組ん
できました。その含羞に満ちた人柄と、驚くほど真剣に授業に取り組んで
きた氏の生き方は、大学の同僚、学生たちにも大きな影響を与え、11月の
葬儀には数百人の大学関係者が詰めかけ哀悼の意を表しました。
本イベントは、北仲スクール(横浜文化創造都市スクール)の開校に当
初から大きな期待を寄せ、そこで授業をすることを楽しみにしていた彼の
ために、北仲スクールが主催するメモリアル・イベントです。彼は、もは
や自力では歩けないほどの病状にもかかわらず、車椅子でたった一度だけ
北仲スクールで授業を行っています。彼の魂はきっとこの馬車道の地に降
り立つことと確信しております。
20代の頃のロック・バンド時代はもとより、大学に来てからも、大里氏
は演奏活動に真摯に取り組んできました。その代表的な演奏の記録である、
2008年6月に新潟で行われたライブの貴重な映像記録と、晩年の彼が撮り
続けた膨大な写真の一部を皆様にご紹介するとともに、30年に及ぶ長い交
友関係をもつ音楽学者の細川周平氏をゲストに迎え、また彼とともに歩ん
できたメディア研究講座のメンバーたちにも故人の思い出を語ってもらい、
ともに故人の魂の平安を祈りたいと思います。また、第二部には、くつろ
いだ雰囲気で故人の思い出を語っていただける「オーサト・ナイト」が企
画されております。年初のご多忙な時期とは存じますが、どうぞ皆様、ご
参集いただき、故大里俊晴氏の魂の平安を一緒に祈って頂きたいと存じ、
ここにご案内申し上げます。
尚、このメールは転送自由です。大里さんを知る多くの方々に是非お知
らせ下さい。北仲スクール代表・横浜国立大学メディア研究講座代表
室井 尚「故大里俊晴 追悼イベント」
2010年1月9日(土)
第一部:17:00-19:30 YCC(ヨコハマ・クリエイティブシティ・センター)
(アクセス: http://www.yaf.or.jp/ycc/access/index.php )
1Fホール(入場無料・予約不要)
◆追悼トーク
室井尚/梅本洋一/榑沼範久、ほか)
ゲスト:細川周平(国際日本文化研究センター)
◆ビデオ・コンサート
『間章に捧げる即興演奏』(2008年6月29日、新潟)第二部:20:00-23:30 北仲スクール2F, 3F(学生¥1000/一般¥2000)
(アクセス:http://www.kitanaka-school.net/access.html )
◆ラウンジ《オーサト・ナイト》
大里俊晴授業&演奏風景映像上映など
※ドリンク、軽食付<本件についての問い合わせは下記宛にお願いいたします。>
北仲スクール(横浜文化創成都市スクール)事務局
電話 : 045-263-9075 FAX:045-263-9076
E-mail : info@kitanaka-school.net
http://www.kitanaka-school.net/
2010年01月06日
◎ライヴ/コンサート
2/27|雅楽公演「神楽歌」[国立劇場小劇場]
http://www.ntj.jac.go.jp/kokuritsu/index.html
国立劇場の2月雅楽公演は「神楽歌」。国立劇場における宮内庁楽部の「神楽歌」は、1995年上演の「本役」部分以来。今回はそれに続く「中役」「後役」が上演されます。神楽歌はほんらいは非公開の秘儀。まとまったかたちでの公開はたいへん貴重な機会だということです。
2010年01月08日
『証言!日本のロック70's Vol.2』刊行を記念してのトークショーが、来週の1月13日(水)に新橋のライブバーZZで行なわれます。
鈴木慶一さん、石間秀機さんというゲストお二人を、PANTA、難波弘之、ダディ竹千代、井上貴子というレギュラー陣が迎えての新春放談+サイン会をお楽しみください。
開演は19時30分、前売2500円・当日3000円です。
◎ライブバーZZ
http://www.zzpad.com/
2010年01月11日
ほとんどの更新を手動でおこなっていた手作り感満点のウェブサイトが、このほどリニューアル。ぱっと見や使い勝手はそんなに変わりませんが、じつはまるごとブログに生まれ変わりました(ウェブ
担当のMさん、ありがとう!)。
好評の音楽情報やウェブ連載もそれぞれ独立させ、アルテスのトップページにおのおのの更新情報を反映させるようにしました。URLはこれまでどおりです。
http://www.artespublishing.com/
RSSリーダーをお使いの方は、以下のURLをリーダーに登録すれば、更新情報が自動的に送信されますので、ぜひお試しください。
アルテスパブリッシング
http://www.artespublishing.com/index.xml
Artes * Web連載
http://www.artespublishing.com/serial/index.xml
ブログ * ARTES
http://www.artespublishing.com/blog/index.xml
ARTES*MUSIC INFO おすすめ音楽情報
http://www.artespublishing.com/artes_musicinfo/index.xml
2010年01月12日
2010年01月20日
『オルティス 変奏論』の発売を記念して、2月11日に祐天寺の聖パウロ教会で演奏会がおこなわれます。
このコンサートでは、人気の”ラ・フォンテヴェルデ”の皆さんの声楽アンサンブル、世界でもまだめったにおこなわれていないルネサンス時代のヴィオラ・ダ・ガンバ5台(Zanetti、Gasparo da Saloをモデルとするイタリアン・ルネサンス・ガンバ)の合奏、オルガン、チェンバロ、ビウエラで、にぎやかにオルティスの世界が奏されます。
前半は、日本では演奏されることの少ないオルティスの典礼音楽、後半はレセルカーダ・オン・パレードです。レセルカーダの演奏の際には、演奏者による変奏(ディミニューション)や対旋律も試みる予定とのこと。残された楽譜に、どれだけ奏者の息を吹き込むことができるか、それはルネサンス音楽演奏の醍醐味といえます。
オルティスの魅力、再発見をめざすコンサート、ぜひご来聴を!
◎16世紀スペイン音楽家の名著をひもとく旅より
深遠なるルネサンスの調べ
ディエゴ・オルティス著『変奏論』邦訳出版記念コンサート
◎日時:2010年2月11日(木)15:00開演
◎場所:日本聖公会東京教区 聖パウロ教会
◎料金:4,500円(学生2,500円)
◎出演:平尾雅子、櫻井茂、頼田麗、武澤秀平、坪田一子(ヴィオ
ラ・ダ・ガンバ)、鈴木美登里、上杉清仁、谷口洋介、小笠原美
敬、及川豊(声楽【ラ・フォンテヴェルデ】)、永田平八(ビウ
ェラ、リュート)、上尾直毅(チェンバロ、オルガン)
◎お問い合わせ:アレグロミュージック TEL:03-5216-7131
http://www.masakohirao.net/t03information/
2010年01月24日
音楽ライターで編集者の田中雄二さんが『クラシック迷宮図書館』を、ご自身のブログで紹介してくださいました。
田中さんといえば、『週刊SPA!』の編集者にして、『電子音楽in JAPAN』などの著者でもある方。同書は『クラシック迷宮図書館』にもとりあげられているのですが、雑誌掲載のずいぶんあとで片山さんが書評していたことを知り、今回はじめて読むことができたとのこと。お役にたててよかったです。
以下、ちょっと長いですが、田中さんのブログから引用させていただきます:
正統派のクラシックから、現代音楽、映画音楽、ミューザック、フェニミズム関連、ナチズム関連と、本人はそれほど意図したわけではないだろうが、取り上げる音楽傾向は『レコード芸術』という連載誌から考えると、かなりレンジが広い。書式もシリアスなものや落語風と一見バラバラなのだが、どれも均等に面白く仕上げているところが、「片山杜秀の本」シリーズ全体を通して感じる片山マジックなんだよな。多くの音楽書を取り上げて、そこに著者が読み解くのは、音楽家の思想、人間性。先日、2月に出る別冊文藝の「加藤和彦」の特集号に長い論文を書いたばかりなのだが、人物と作品の関わりについて、その執筆時期に集中して考えることがあったから、ワタシは片山氏が音楽分析をするときの、作曲者への優しい眼差しに心打たれる。運悪く駄作が生まれるときというのは、芸術家なら誰しもあって、そういうときの作者の心理状態をきちんと分析してくれる。その博識はやはり、歴史あるクラシックを語るときに見事に表れるんだけど、そんなレトリックがポピュラー評論においても十二分に発揮されるのが、片山杜秀ワールド。
田中さん、愛情たっぷりの「書評」をありがとうございました!
2010年01月25日
作家の高橋源一郎さんがTwitterで『クラシック迷宮図書館』を絶賛してくださいました!
片山杜秀さんの新刊『クラシック迷宮図書館』を読みながら、小説を書いているが、面白すぎて、仕事にならない。これは、音楽本の書評集だが、例によって絶妙。http://twitter.com/takagengen/status/8132841500
このあと、『フルトヴェングラー 幻の東京公演』(横田庄一郎)の書評についての引用と感想が続くのですが、あわせて4連続ポスト! 高橋さん、フルトヴェングラー協会の会員だった時期もあるとか。以前は『音盤考現学』をBS-2「週刊ブックレビュー」でとりあげてくださったり、片山さんの新刊を心待ちにしていてくださったご様子で、ありがたいかぎりです。
2010年01月26日
音楽ライターの飯尾洋一さんがブログで『クラシック迷宮図書館』を紹介、絶賛してくれました。
音楽書の書評というものがこんなにおもしろくなるものなのかと改めて驚愕。しかも読みやすい。こういうものが雑誌連載で成立してたっていうのはいろんな意味で奇跡的なことだろう。対象となる本を超越して、書評それ自体がワクワクしながら読める。理想。
飯尾さんも書いておられるように、「ひたすら「書評」という記事のおもしろさを求め、片山さんに書きたいものを書いてもらうことを優先させ、毎月毎月まとまった字数で他社本を評し続けた」『レコード芸術』編集部には感謝のひとことです。よくぞ10年も続けてくださいました!
「単行本として読んでみると、さらに切れ味が増しているような気がする」。これもうれしい一言。雑誌の1コーナーとして読むのと、片山さんの本としてまとめて読むのとでは、入ってくる内容がちがうはずですから。
2010年01月28日
発売からほぼ1週間たった『クラシック迷宮図書館』ですが、ツイッター上では早くも「面白い!」「TL(タイムライン)にあおられて買ってしまった」などなど、さまざまな感想が飛び交っています。作家の高橋源一郎さんが「面白すぎて、仕事にならない」とつぶやいてくださったのは既報のとおり。
というわけで、「twitter検索」というサービスを使って、『クラシック迷宮図書館』関連のツイートを集めてみました。
http://pcod.no-ip.org/yats/search?query=%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%82%B7%E3%83%83%E3%82%AF%E8%BF%B7%E5%AE%AE%E5%9B%B3%E6%9B%B8%E9%A4%A8
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