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2009年10月01日

セヴラックの書簡からわかること

同志社女子大学の椎名亮輔さんが、パリでデオダ・ド・セヴラックの書簡を発見、そのことを大学HPに書いていらっしゃいますので、ご紹介。音楽史や音楽学の研究上の「裏とり」は、こういうふうにおこなわれていくんだなあ、という例証のひとつですね。

セヴラック未発見の書簡(同志社女子大学HP「教員による時事コラム」)
http://www.dwc.doshisha.ac.jp/column/117.html

[木村]

2009年10月02日

「Edu−Culture Channel」番外編

ユージン・ミュージック・プランニングが企画制作するネット配信番組「Edu-Culture Channel」。アルテスの鈴木・木村の回の「番外編」がアップされています。

http://www.yujinmusic.com/educulture/index.html

[木村]

2009年10月02日

『S&G全曲解説』は海外で翻訳すべき

この本は世界中の読者のために外国語訳されるべきだと思いました。

といううれしいコメントを書いてくださっているブログを発見。7月に刊行した『サイモン&ガーファンクル全曲解説』を紹介してくださっています。

[音楽]サイモン&ガーファンクル全曲解説(Babaouo in Private Notes)

ちょうど先日の来日のタイミングで出版されたので企画本かと思ったら、何年もかけて編まれた大変な労作でした。 何年もかかっていたら、たまたまそのタイミングに仕上がりが重なったらしい。 頑張る人に神様が微笑んだ、ということでしょうか。

いやまさにご賢察。ご紹介ありがとうございました。

[木村]

2009年10月02日

ジュンク堂新宿店で「ドビュッシーフェア」開催

commmons: schola(スコラ)」第3巻「Debussy」刊行を記念して、ジュンク堂書店新宿店の7階東エレベーター前にて「ドビュッシーフェア」が開かれています。

ご担当は、アルテスがいつもお世話になっている、スーパー書店員・松岡さん。

今回はscholaの編集をされている門松宏明さんのお誘いで、アルテスの木村も選者として参加しています。

会期は10月1日〜11月30日です。ぜひお立ち寄りください!

◎ジュンク堂書店新宿店の松岡さんのブログ
http://d.hatena.ne.jp/n-gata/20091001/p1

「スコラ」シリーズ総合監修の坂本龍一さんインタビュー
http://openers.jp/culture/sakamoto_ryuichi/skmt0902_1.html

[船山]

2009年10月03日

『フルカワヒデオスピークス!』カヴァー完成!

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11月6日に発売する『フルカワヒデオスピークス!』のカヴァーと帯が完成しました! 中味の密度にふさわしいパワフルな入魂の一作を、デザイナーの戸塚さんが粘りに粘って仕上げてくれました。早く見本を手にしたい! みなさんには10月23日のイヴェントで一足早くご披露します!

[鈴木]

2009年10月05日

きたやまおさむさん、ラジオ出演情報(その3)

本日23:00-24:00、NHK-FM「きたやまおさむのレクチャー&ミュージック」はビートルズ特集(3週連続の第1回)です。アルテス刊『ビートルズを知らない子どもたちへ』の話題も。お楽しみに!

10月の『きたやまおさむのレクチャー&ミュージック』は、ビートルズ特集です!(NHK-FMブログ)
http://www.nhk.or.jp/fm-blog/200/27157.html

[木村]

2009年10月07日

やっぱり神楽、おもしろい!

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昨晩の神楽ビデオジョッキー、ゲストの久保田麻琴さんも、神楽独特のリズムの「なまり」に強く反応してらっしゃいましたが(12日の京浜ロック・フェスティヴァルでお忙しい中、駆けつけてくださってありがとうございました)、神楽はやっぱり面白いですねえ! これほど多種多様な様式と強烈な土着のエネルギーを持った祭りが全国に何百も存在しているなんて、ちょっと信じがたいほどです。『ポップ・アフリカ700』の著者・荻原さんご夫妻やフジテレビの若いスタッフの方々、この日初めて神楽を見たというロック・ファンの方などなど、みなさん「面白かった!」と興奮気味でした。
それもこれも三上さんの解説があってこそ。この『神楽と出会う本』の出版を機に、神楽の魅力に目覚める人が増えてくれるとうれしいです。これからちょうど神楽のシーズンが始まりますので、見物のお伴にもぜひ1冊!
そんなわけで大好評の神楽ビデオジョッキー、次は10月27日(火)の夜に東中野のポレポレ坐でやります。詳細が決まり次第、こちらでもお知らせしますので、昨日見逃した方はこちらにどうぞ!

[鈴木]

2009年10月12日

『フルカワヒデオ200ミニッツ』出演者決定!

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11月6日発売『フルカワヒデオスピークス!』(アルテスのサイトには近日中に詳細情報アップ予定)の刊行記念イヴェント第1弾となる10月23日の『フルカワヒデオ200ミニッツ』に、新たに渋谷慶一郎さんなどの出演が決定、すべてのパフォーマーが出揃いました。前売り券(お得な本とのセット)と、当日先行発売となる『フルカワヒデオスピークス!』をお買い上げの方にはオリジナル・ステッカーをプレゼント! 前売り予約はこちらでどうぞ。

また、KAWADE Web Magazineでは古川日出男さんの連載『4444』が毎週金曜日に更新中。公式メルマガの購読申込みもできます。

2009年10月23日(金)
18:00 open / 19:00 start 
会場:渋谷O-nest
料金:前売4000 円+1ドリンク[『フルカワヒデオスピークス! 』とのセット券]
   当日2500円
出演:古川日出男、列島を音響する(古川日出男 + 虹釜太郎 + 鈴木康文)、ヒデオブジェクトケイタニーラブ(古川日出男 + 小島ケイタニーラブ from ANIMA)、古川日出男 × 渋谷慶一郎、フルカワヒデオプラスアルファ(古川日出男 + 植野隆司 from テニスコーツ +Jimanica from d.v.d + 千葉広樹 + 戸塚泰雄 from nu)
問合せ:HEADZ(03-3770-5721)

2009年10月13日

信時潔自筆譜展

来る11月2日より、東京藝術大学・信時潔文庫設置を記念して、「信時潔自筆譜展」が開かれます。

会期は11月2日から28日。場所は東京藝術大学附属図書館二階目録室。観覧無料です(日曜祝日を除く、平日は20:00まで、土曜は17:00まで開館)。

案内チラシはこちら
http://www.lib.geidai.ac.jp/exhibition/2009exhibition.pdf

[木村]

2009年10月14日

きたやまおさむさんが白鴎大学でレクチャー&ミュージック

11/1(日)、栃木県の白鴎大学にて、きたやまおさむさんが「あの素晴しい愛について〜保護者のためのレクチャー&ミュージック」と題して、講演会とコンサートをおこないます。詳細は以下のとおり:

あの素晴しい愛について
保護者のためのレクチャー&ミュージック
http://web.hakuoh.ac.jp/ippan/music.html
【日時】 2009年11月1日(日)16時開場 17時開演
【会場】 白鴎大学 東キャンパス白鴎ホール
【出演】 杉田二郎 青木まり子 山本コウタロー
第1部 講演 きたやまおさむ
第2部 きたやまおさむ/杉田二郎/青木まり子/山本コウタロー
【料金】 お一人様 3,000円
 白鴎大学在学生および卒業生の保護者に限り一人2,000円
 入場料は開催当日会場にて回収
【定員】  550名*全席指定
【応募】 受付期間:10月1日(木)〜10月14日(水)
 往復ハガキのみ受付*消印有効
 〒住所、氏名、年齢、電話番号、同伴者の有無(1件につき1名様まで)を記入の上、下記の宛先までお送り下さい。白鴎大学在学生・卒業生の保護者の方は在学生・卒業生の氏名と在籍学部・学年(卒業生は卒年)を明記して下さい。

(送り先)〒323-8585
      栃木県小山市大行寺1117 白鴎大学ミュージック係

*なお、在学生を対象とした学内販売を行います。
販売日は10月14日(水)と15日(木)両日とも12時〜13時 本キャンパス ワーナーガーデン

【お問合せ先】 白鴎大学ミュージック係 TEL 0285-26-2512

山本コータローさんが白鴎大学教授という縁で実現したイヴェントなんでしょうね。応募〆切直前のお知らせとなりましたが、ご興味のあるかたはぜひ。

[木村]

2009年10月17日

加藤和彦さんのご冥福をお祈りします

加藤和彦さんが死去。それもみずから命を絶たれたというニュースを聞き、信じられないほどの喪失感に打ちのめされています。《帰って来たヨッパライ》で死さえも笑いのめした加藤さんだったのに……。

きたやまおさむさんと加藤さんがそろえば、ライヴのアンコールはいつだってあの名曲、《あの素晴らしい愛をもう一度》でした。ふたりのデュオはもう二度と聴くことができません。坂崎幸之助さんをむかえて2002年に奇跡の復活をとげたザ・フォーク・クルセダーズも、もう再結成はありえなくなりました。

きたやまさんは『ビートルズを知らない子どもたちへ』の巻末のロング・インタビューのなかで、マイケル・ジャクソンの悲劇にふれ、スターシステムが生みだす自己の二重構造とその結果繰り返されるスターの悲劇に言及されていました。また、『日本人の〈原罪〉』(講談社現代新書)など最近の著作や、ラジオなどでも、「死」や「自殺」をテーマにされることが多く、「まわりに迷惑をかけるくらいなら、きれいに去っていきたい」という日本人の心性に警鐘をならし、「まわりに迷惑をかけながら、かっこ悪く生きつづけていたって、いいじゃないか」としきりに訴えておられました。それを考えるにつけても、きたやまさんの現在の心情はいかばかりかと察するにあまりあります。

天国の神様から(きたやまさんのあの声で)「出ていけ〜」と放り出されて、また加藤さんがこの世に戻ってきてくれたら……などと詮ないことを考えてしまいます。ご冥福を心よりお祈りいたします。

[木村]

2009年10月18日

10/27三上敏視のお神楽ナイト@東中野ポレポレ座

『神楽と出会う本』の刊行を記念して行われた先日の〈神楽ビデオジョッキー〉では、お客さんの熱い反応にこっちがびっくりするぐらいでした。アンコールにお応えして、というわけではありませんが、来週27日には東京・東中野のポレポレ座で〈三上敏視のお神楽ナイト“奥三河の花祭りの巻”〉があります。前回見逃した方も、神楽に関心はあるけどなんだかよく分からない、という方も、この機会をおみのがしなく! 詳細はこちらでどうぞ。

[鈴木]

2009年10月19日

11/7『フルカワビデオスピークス!』刊行記念トークライブ 「レンズのかなたとレンズのこなた」

11月7日夜8時30分から三省堂書店神保町本店で『フルカワビデオスピークス!』刊行記念トークライブ 「レンズのかなたとレンズのこなた」が行なわれます! 本日から告知が始まりました。出演は古川日出男さんご本人に加えて、写真家のかくたみほさん(本書収録の写真をすべて撮影)+市川真人(「早稲田文学」プランナー/文芸批評家)のお三方。夕方4時からのタワーレコード渋谷店での佐々木敦さんとのトークのあと、場所を移動しての開催となります。どちらも本に収録されている対談そのままに凝縮されたエネルギーを放つ古川さんのトークをライヴで体験できる貴重な機会です。ぜひお出かけ下さい。

[鈴木]

2009年10月20日

11/7タワーレコード渋谷店で古川日出男×佐々木敦

さっきお知らせした三省堂書店本店でのトークライヴの前、同じ日の午後4時から6時まで、タワーレコード渋谷店7FTOWER BOOKSでも、『フルカワヒデオスピークス!』刊行記念トークが行われます。こちらは本書のプロデューサーである佐々木敦さん(『エクス・ポ』編集長・『ヒアホン』編集長・批評家・HEADZ主宰)と古川日出男さんとががっぷり四つに組んで語り合います。インタビュアーとしての佐々木さんの見事なことといったら、柴田元幸さんと双璧。ご注目を! 詳細はこちらでどうぞ。

[鈴木]

2009年10月20日

沼野雄司さんが『外交官の耳、作曲家の眼』を絶賛!

『レコード芸術』11月号にて、沼野雄司さんが戸田邦雄著『外交官の耳、作曲家の眼』をとりあげてくださいました。

ある豊かな階層に属している人ならではのおおらかな知性と教養が感じられる文章

波瀾万丈の人生の面白さはもちろんだが、当然ながら音楽をめぐる論考こそが、この書物の格をなしている(自作解説が少ないのが、やや残念)。とりわけ十二音音楽をめぐる数々の文章は、貴重な歴史的資料といってよい。

などなど、ていねいに読みこんだうえで、たいへん高く評価してくださっています。

おそらくは膨大に存在する原稿から、バランスよく文章を選び配置した、北爪道夫ほかの関係者の労にも感じいった次第。

と裏方にも心配りしてくださって、ありがたいかぎりです。

[木村]

2009年10月20日

『ステレオ』で『ビートルズを知らない子どもたちへ』が紹介されました

『ステレオ』11月号で『ビートルズを知らない子どもたちへ』がとりあげられました。

「その視点はリアルタイムでビートルズを体験した人ならではのもの」「イギリス国旗のユニオンジャックをあしらった表紙デザインも秀逸」と紹介していただいています。

[木村]

2009年10月20日

10月26日発売! フルートは歌う(増永弘昭著)


日本を代表するフルーティストのひとりとして国内外で活躍し、2001年に若くして逝去した増永弘昭氏を偲んでのCD付き書籍。
氏が遺した論文や生前とりくんだフルート頭部管の発明にかんする解説にくわえて、多数の訳書を手がけた師H.P.シュミッツ氏からの手紙、音楽界から寄せられた追悼文などを1冊にまとめ、リサイタルのアンコール曲を中心に著者の演奏を収めたCDを付けた。

◎変型判(252×262mm)・上製・80頁
◎定価:本体3000円+税
◎発売:2009年10月26日
◎ISBN978-4-903951-23-2 C1073
◎装丁:岡本直樹+中村光夫
◎発行:『フルートは歌う』刊行会
◎発売:アルテスパブリッシング

●目次
1.遺稿論文「フルートは歌う」……増永弘昭
2.フルートの頭部管の発明に関する特許公報
  特許の頭部管の試作にあたり……相原正治
3.シュミッツ先生と増永弘昭との絆─シュミッツ先生のお手紙より─……西原稔
4.追悼文─増永弘昭逝去に際して─
  短歌……中曽根佳子
  石田一志/姜碩熙/藤井一興/曽根勝/西原稔/柳田孝義/松下功/金田潮児
5.ありし日の思い出─この本の出版に際して─
  小林道夫/前田三男/前田明子/荘村清志/古後久子/四戸世紀/名雪裕伸/桜井節/上野眞樹/河野剛/高橋正明/吉藤泰子/楢崎容子/福泉勝栄
6.増永弘昭演奏会の軌跡
  短歌……中曽根松衛
  H.P.シュミッツ
  吉田雅夫

●著者プロフィール
増永弘昭(ますなが・ひろあき)
1942〜2001。大阪出身。
桐朋学園大学音楽部卒業。吉田雅夫、曽根亮一、工藤久夫の諸氏に師事。同大学卒業後、1969年より西ドイツ・デットモルト国立北西ドイツ音楽アカデミーに留学。以後、帰国までハンス・ペーター・シュミッツ氏に師事。
1971年西ドイツ・ヒルデスハイム市立管弦楽団をへて、1976年北西ドイツ・フィルハーモニーに入団。1974年よりリサイタルを開催。1980年帰国以来、99年まで毎年自主リサイタルを重ねるほか、国内外の各地でリサイタ
ル及び室内楽、オケとの共演などを展開するとともに、後進の指導にも力をそそいだ。
1985年から92年まで毎年、軽井沢ミュージックセンターセミナーハウスにおけるハンス・ペーター・シュミッツ氏の講習会を企画、運営した。
1980年度文化庁芸術祭優秀賞および大阪文化祭奨励賞を受賞。1989年第7回中島健蔵音楽賞を受賞。


2009年10月22日

Lau Nau来日公演のお知らせ

先日(10/16)、日本・ノルウェー音楽家協会企画・運営のn.c.café vol.2が開催されている神保町のカフェ「喫茶去」にて、ジャズ評論家の杉田宏樹さんによるノルウェー・ジャズについてのお話を聞いてきました。ノルウェー・ジャズ初体験の木村にとっては、ヤン・ガルバレクってノルウェーの人だったんだ、というくらい未知の世界でしたが、たいへんよい刺激をもらいました。

さて、そこで知り合った安永哲郎さんから教えていただいた公演情報をご紹介します。フィンランドの女性アーティスト「Lau Nau」の初来日公演。日本のギタートリオ「IKEBANA」ほか共演アーティストもよさそうです。

『Lau Nau | IKEBANA | Antti Tolvi | HELLL』
 ■日 時: 2009年11月15日(日)19:30開場、20:00開演
 ■会 場: 落合 SOUP(新宿区上落合3-9-10 松の湯B1F)
 ■料 金: 2,000円(当日券のみ)
 ■出 演: Lau Nau、IKEBANA、Antti Tolvi、HELLL
 ※出演者の希望により、当日は会場内を全面禁煙とさせていただきます。
  あらかじめご了承ください。
 ■企画/制作:安永哲郎事務室
 ■協力:Yacca / Inpartmaint.Inc.
 http://jimushitsu.blogspot.com/2009/10/lau-nau-in-japan.html

[木村]

2009年10月24日

J-WAVEで『ビートルズを知らない子どもたちへ』が紹介されます!

本日(10/24)、23:00からのJ-WAVE「ASAHI SHINBUN BOOK BAR」はビートルズ特集。きたやまおさむさんの『ビートルズを知らない子どもたちへ』をとりあげていただけるとのことです。ビートルズ・ナンバーもふんだんに聴けるそうですので、みなさん聴いてみてください。

ASAHI SHINBUN BOOK BAR
毎土曜日 23:00-23:54
http://www.j-wave.co.jp/blog/bookbar/

[木村]

2009年10月24日

NHKの加藤和彦さん追悼番組情報

NHK-FMブログより情報転載させていただきます。
http://www.nhk.or.jp/fm-blog/050/28226.html

『ミュージックプラザ -追悼・加藤和彦-』
FM 10月26日(月)後4:00~5:20
加藤和彦さんとともに「サディスティック・ミカ・バンド」を結成した つのだ☆ひろさんが、生放送でリスナーのメッセージも紹介しながら、加藤さんの名曲の数々を紹介していきます。
【DJ】つのだ☆ひろ
【紹介曲目】「あの素晴しい愛をもう一度」 「サイクリング・ブギ」 ほか
番組ホームページ
http://www.nhk.or.jp/mp2/pc/index.html

<関連番組> 
『加藤和彦さんをしのんで ~あの素晴しい歌をもう一度~』
総合テレビ 10月26日(月)前0:25~1:08(25日(日)深夜)
※関東甲信越地方は、選挙関連のニュースのため10月26日(月)前0:30~1:13(25日(日)深夜)の放送となります。
歌手として、作曲家として、音楽プロデューサーとして、また、「スーパー歌舞伎」や「パッチギ」など、歌舞伎や映画の音楽監督として、多彩な才能を遺憾なく発揮し日本の音楽界を牽引してきた加藤和彦さんの足跡を、加藤さんのヒット曲や貴重な映像とともにたどります。
【紹介曲名】 「あの素晴しい愛をもう一度」「帰って来たヨッパライ」「イムジン河」「タイムマシンにお願い」「悲しくてやりきれない」 ほか

『ザ・フォーク・クルセダーズ -新結成記念・解散音楽会-
~加藤和彦さんをしのんで~』
BS 2 11月1日(日)後1:00~2:50.30
BS hiで2002年12月12日に放送したコンサートの再放送。加藤和彦・きたやまおさむのオリジナルメンバーに、「THE ALFEE」の坂崎幸之助を迎えて新結成したザ・フォーク・クルセダーズの「新結成記念・解散音楽会」と銘打った、一度限りの貴重なコンサート。(収録 2002年11月17日 NHKホール)

以上。最後のフォークルの新結成解散音楽会は、猿之助さんが口上をされるなど贅をつくし趣向をこらした、まさにフォークルの面目躍如たるステージでした。木村はこのころはDVDもってなかったので、今回もういちど録画します!

[木村]

2009年10月24日

『ミュージック・マガジン』で新刊2冊が紹介されました

『ミュージック・マガジン』11月号で『ビートルズを知らない子どもたちへ』と『ジャズの歴史物語』が紹介されました。「新刊ひとくちメモ」のコーナーです。

[木村]

2009年10月24日

新着音楽情報(2009/10/24)

◎ライヴ/コンサート
10/31|春日保人リサイタル「和洋邂逅」[近江楽堂]
http://www.geocities.jp/yasutokasuga/concert/concert.html

11/22|西山まりえチェンバロ・リサイタル「鍵盤の魔術師〜ドメニコ・スカルラッティ」[近江楽堂]
http://www.geocities.jp/marierism/concert.htm

12/23|古楽アンサンブル「コントラポント」第6回演奏会「17世紀パリのクリスマス」[トッパンホール]
http://www.fonsfloris.com/c/schedule.html#20091223

12/25|アントネッロ クリスマス・コンサート「レオナルド・ダ・ヴィンチ 音楽の謎解き」[近江楽堂]
http://www.anthonello.com/

2010/1/10,11|ヴォーカル・アンサンブル カペラ「フェラーラのジョスカン」[カトリック由比ガ浜教会/聖アンセルモ・カトリック目黒教会]
http://www.cappellajp.com/concert/index.html#2009concert

2009年10月26日

古川日出男圧巻の200分!

打ち上げから帰宅して午前5時、興奮さめやらぬままtwitterで呟いたのが「文字に書かれた物語を読んでいるがもはや朗読ではない、緩急強弱の抑揚は見事だがもちろん歌ではないしましてラップでもない、キャラクターを鮮やかに演じ分けるが芝居ではない、バンドを従えたヴォーカリストのようではある、このパフォーマンスをなんと呼べばいいのか? 圧巻の古川日出男200分。」。

いや心底すごいパフォーマンスでした。トイレのために一度ステージを降りたたけで、あとはひたすら、時に驚くべきスピード感で『聖家族』を読み続ける。200分ったら3時間20分ですよ? ものすごい量の言葉がテキストとはまったく異なる表情をもって立ち上がり、突き刺さってくる。ドラム、ベース、ギター、サンプラーという編成からしてバンドそのものだったのが最後のフルカワヒデオプラスなんだけど、古川さんはもう完全にヴォーカリスト。バンドのすばらしい演奏と対等に渡り合うとか拮抗してるとかでもなくて、全員のエネルギーがひとかたまりになって押し寄せてくる感じ。そうだなあ無理矢理例えればロリンズ・バンドみたいな? と書いてるそばから違うなあ、と思わざるをえないんだけど、なにしろ他に類例がないのだ。文学の世界の人たちが付いて来れないのもむべなるかな。渋谷慶一郎さんをはじめ、他の共演者もみんなすばらしかったし、古川さん自身による構成・演出も見事。ふだんロックやフリー・インプロヴィゼーションとかをふだん聞いてる人たちに体験して欲しかった! ブログでCD化を望んでる方がいらしたけど、その気持ちはよく分かる。

そんな調子で、まだ興奮をひきずったままなんですが、対談集もすごいから、みんな読んでね!

[鈴木]

2009年10月27日

『音楽通論』が『音楽文化の創造』でとりあげられました

財団法人音楽文化創造が発行する季刊誌『音楽文化の創造』vol.54(2009年10月1日発行)で、『キーワード゛150 音楽通論』が紹介されました。評者は谷口昭弘さん。

ほとんどのページには譜例や図が掲載されており、パラパラめくりながら関心を持った分野の知識を少しずつ増やしていくことも可能。その一方で、単なる雑学に終わらず、学術的にも深く学ぶことができ、好奇心を呼び覚ませる。一気に読もうとすると大変だが、完結した音楽知識体系を身につけるには格好の一冊だ。

とてもうれしい書評をありがとうございました。

[木村]

2009年10月27日

『外交官の耳〜』が『季刊 合唱表現』でとりあげられました

作曲家の松下耕さんが代表をつとめる合唱表現研究会が発行する『季刊 合唱表現』30号(2009年11月20日発行)で『外交官の耳、作曲家の眼』が紹介されました。

今の日本でほとんど見ることができなくなった本物の“教養人”による文章は、作曲を学ぶ学生から音楽に特別な関心を持たない本好きまで、幅広い読後感を楽しめる一冊となっている。

と評していただいています。

なお、『季刊 合唱表現』はこの号を持って休刊となったようです。合唱愛好家にとって大きな存在感をもっていた雑誌だけに残念ですが、ふたたび刊行される日の来ることを楽しみに待ちたいと思います。

[木村]

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