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2013年08月06日

8/10〜「編集者が選ぶ本フェア@ジュンク堂書店池袋本店」に参加しています

今週末からジュンク堂書店池袋本店9階芸術書フロアで、「編集者が選ぶ本フェア」が始まります。「カルチャー系書籍を多く手掛ける、13名の伝説の編集者達による選書フェア」と銘打たれてまして、アルテスの鈴木と木村も参加しています(「伝説の」って⋯^^;)。音楽関係の本を二人あわせて10冊選びました。他の方がアルテスの本も挙げてくださっているそうで、どんな本が並ぶのか、僕らも楽しみにしているところです。

またそのフェアに合わせて8月15日にはトークイヴェントも開催され、こちらにはメディア総合研究所の大久保さん、『スコラ』シリーズなどを手がける門松さんといっしょに鈴木がしゃべります。お盆まっただなかの夜に、音楽を専門にする無名の編集者が喋るという挑戦的な企画なので(笑)、お時間の許す方はぜひお出かけくださると嬉しいです。

フェアとトークイヴェントについては、門松さんがブログで詳しく書いてくれてますので、そちらもご覧ください。
                                      [鈴木]

2013年08月07日

KINOKUNIYA書評空間に『ウルトラセブンが「音楽」を教えてくれた』の書評掲載

京都大学大学院経済学研究科教授で現代経済思想史を専門とされている根井雅弘さんが、「KINOKUNIYA書評空間」にて、青山通さんの『ウルトラセブンが「音楽」を教えてくれた』を書評してくださいました。
http://booklog.kinokuniya.co.jp/nei/archives/2013/08/post_18.html

メインテーマはその最終回に出てきた「謎」の音楽で、読者は探偵ものを読むかのようにその世界に引き込まれてしまう。よくこんな本が書けたものだ。
 ウルトラセブンの最終回に登場する音楽にここまで執着し、一冊の本を書いてしまうような熱狂的なファンがいたとは思わなかった。自分もみていたはずの番組だが、このようなことは考えてもみたこともなかった。おそらく、同世代の読者は、探偵ものにも似た面白さを発見して懐かしさを感じるに違いない。

本の内容をなぞるように、かなり詳しくコメントしてくださっています。根井さんも1962年生まれ。やっぱり「ウルトラ世代」ですね。心のこもった書評をありがとうございました。

[木村]

2013年08月16日

ご来場ありがとうございました!

昨晩のジュンク堂書店でのトークイヴェントには思いがけず大勢の方がお越しくださって、来てくださったみなさんやジュンク堂書店スタッフの方々には感謝の言葉しかありません。気がつくとあっという間の1時間半で、楽しくお喋りさせてもらいました(真正面にお客さんが少なくて、左右に分かれてたのはちょっとやりづらかったけど^^;)。9階で開催中の「編集者が選ぶ本フェア」のほうも好評のようで何よりです。こういう企画がスッと実現できちゃうのがすばらしいなと改めて思った次第。[鈴木]

2013年08月21日

『アメリカン・ルーツ・ミュージック』が『レコード・コレクターズ』誌で書評されました

おなじみ『レコード・コレクターズ』誌9月号に、『アメリカン・ルーツ・ミュージック ディスクでたどるアメリカ音楽史』の書評が掲載されました。「チャーリー・プールやロスコー・ホルコムも出てくれば、かたやザ・バンド、イーグルスもありと、やや欲張ったセレクションなので、米国ルーツの全貌とまではいかないが、白人系、アコースティック系のポイントはよく押さえられている」と評して下さったのは、前の会社の先輩でもある宇田和弘さん。認めていただけたようで嬉しいです。ありがとうございました! [鈴木]

2013年08月21日

青山通さんがTOKYO FM「トランス・ワールド・ミュージック・ウェイズ」に出演

TOKYO FMおよびミュージック・バードの番組「トランス・ワールド・ミュージック・ウェイズ」に『ウルトラセブンが「音楽」を教えてくれた』の著者・青山通さんが出演します。TOKYO FMでは8/24(土)深夜28:30〜29:00(8/25[日]早朝4:30〜5:00)の30分間、ミュージックバードでは8/25(日)朝9:00〜10:00の1時間の放送。題して「ダンとアンヌのクラシック~ウルトラセブンが「音楽」を教えてくれた」。

好奇心いっぱいのパーソナリティ田中美登里さんとの楽しいおしゃべりのなかで、どんなお話、どんな音楽が飛び出しますか。番組の説明には「ダンの告白シーンはなぜ、この演奏でなければならなかったのか、青山ダンと田中アンヌがそのシーンのセリフを演じながら、解き明かします」とありますね……。お楽しみに!

TOKYO FM:8/24(土)28:30〜29:00(=8/25[日]4:30〜5:00)
http://www.tfm.co.jp/timetable/?date=20130824

ミュージックバード|トランス・ワールド・ミュージック・ウェイズ
http://musicbird.jp/programs/twmw/201308/

 話題の本『ウルトラセブンが「音楽」を教えてくれた』(アルテスパブリッシング)は、著者青山通さんが1967~8年に放送された「ウルトラセブン」感動の最終回、モロボシ・ダンがアンヌに告白するシーンで使われた音楽を探し当てるまでの音楽遍歴を描いたもの。曲はシューマンのピアノ協奏曲なのですが、実際に使われたリパッティのピアノ、カラヤン指揮フィルハーモア管弦楽団の演奏にたどり着くまで、ほかの様々な演奏を聴くことによって、氏はクラシック音楽を聴く醍醐味である「演奏者が違うと違う音楽になる」「同じ演奏者でも同じ演奏は二度とない」という真実に目覚めていきます。ダンの告白シーンはなぜ、この演奏でなければならなかったのか、青山ダンと田中アンヌがそのシーンのセリフを演じながら、解き明かします。
[木村]

2013年08月21日

「原典版」で弾きたい! モーツァルトのピアノ・ソナタ──楽譜選びから演奏法まで(久元祐子 著) 9月10日発売!


ウィーン原典版、ベーレンライター原典版、ヘンレ版......
それぞれどんな特徴があるの? どう使ったらいいの?

楽譜の選び方やピアノ・ソナタで使われる形式の説明、デュナーミク、アーティキュレーション、装飾法などの基礎知識、実演に役立つ演奏技術を譜例を用いながらていねいにレクチャーします!

A5判・並製・176頁
定価:本体1800円[税別]
発売:2013年9月10日
ISBN978-4-903951-68-3 C1073
装丁:小嶋香織(oflo)
ジャンル:クラシック/ピアノ演奏法


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2013年08月22日

8/24〜東京堂書店神田神保町店でアルテス/DU BOOKS合同全点フェア開催!

昨春リニューアル・オープンした名書店、東京堂書店神田神保町店で、明後日、24日(土)からアルテスの全点フェアがスタートします! 同書店の清都さんから、同じく音楽書籍をメインとするディスクユニオンDU BOOKSとの合同で、という嬉しいお話をいただき、実現したものです。

お店を入って1階の左手にあるかなり大きな棚をドーンと占領して、2社合わせて100点以上の本を展開します。アルテスの書籍をご購入いただいた方には特典として、このフェアのために作った特製のオリジナル・カバーをおつけします。新しいパネルやカタログもたくさん用意しています。10月上旬まで開催予定ですので、ぜひぜひ足をお運びください。   [鈴木]

2013年08月22日

安田寛さんの「音痴と日本人」最終回を公開しました

東書WEBショップ「音楽専門館」の好評連載、安田寛さんの「音痴と日本人」、ついに最終回となる第14回が公開されました。

WEB連載「音痴と日本人」
最終回(第14回) 民族的劣等感「音痴」の克服──国民皆音階訓練から国民皆音感訓練へ

最相葉月さんの著書で一般にも知られるようになった「絶対音感教育」が、「音階教育」から始まる西洋式の音楽教育とはまったく異なる発想から生まれた画期的なものだったことを明らかにするとともに、第1回でもとりあげられた「ピョンコ節の謎」にもういちど立ち戻り、日本人を音痴にしたものの根幹にせまります。

この連載はアルテスから書籍化予定。かなりの加筆・改訂の手が加わる予定なので、ぜひ期待してお待ちください!

[木村]

2013年08月23日

9月12日発売! レヴィ=ストロースと音楽〈叢書ビブリオムジカ〉(ジャン=ジャック・ナティエ 著/添田里子 訳)


音楽という謎が人文科学の進歩の鍵を握っている。
──クロード・レヴィ=ストロース

音楽をみずからの思想のモデルとし、あらゆる神話体系を音楽によって読み解く──
現代最高の知性の最深部にせまる知的冒険の書!


A5判・並製・248頁
定価:本体2500円[税別]
発売:2013年9月12日
ISBN978-4-903951-69-0 C1010
装丁:折田 烈(餅屋デザイン)
ジャンル:現代思想/音楽



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2013年08月23日

オリジナル・ブックカバーできました!

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明日から始まる東京堂書店での全点フェア用に、オリジナル・ブックカバーを作りました。さっき出来てきたのをさっそく本にかけてみて、スタッフみんなで悦に入ってるところです^^。サイズは1種類で、四六判&A5判に最適です。

自分でデザインしたのでなおさら嬉しくて。いいですよ、オリジナルのカバー! 紙ならコストもさほどかからないし、みなさんもどうですか?^o^ 

[鈴木]

2013年08月24日

9/21 奥和宏さんが四谷の「いーぐる」連続講演に出演!

アメリカン・ルーツ・ミュージック ディスクでたどるアメリカ音楽史』の著者・奥和宏さんが、四谷のジャズ喫茶「いーぐる」の連続講演第511回に出演します! アメリカ音楽を“ブルース以前とブルース以後”に分けて聞いてみようという趣向。
料金は600円+飲食代、予約は不要ですので、当日は早めにお出かけください。

いーぐる連続講演第511回
9月21日(土)15:30より

●「Kind Of Blue ブルース以前とブルース以後」 解説:奥 和宏
楽器別に串刺しにするという画期的な手法で、アメリカ音楽の歴史を鮮やかに解きほぐした名著『アメリカン・ルーツ・ミュージック 楽器と音楽の旅』から9年。そのディスクガイド編にあたる『アメリカン・ルーツ・ミュージック ディスクでたどるアメリカ音楽史』(アルテスパブリッシング)を上梓した奥和宏さんが初登場。

「アメリカ音楽の歴史をたどっていくと、ブルース以前と以後とでずいぶんその様相が変わっていることがわかります。前後の音を聴き比べながら、その発展の過程をさぐっていければと思います。併せてストリング・ジャズやアコースティック・スイングなどの音源もご紹介する予定です」(奥和宏)

2013年08月25日

『アメリカン・ルーツ・ミュージック』が『ミュージック・マガジン』誌で書評されました

『レコード・コレクターズ』に続いて、『ミュージック・マガジン』誌9月号にも『アメリカン・ルーツ・ミュージック』の書評が掲載されました。評者は、昨年ロンサム・ストリングとの共演差アルバムも発表したミュージシャンの中村まりさん。前著『アメリカン・ルーツ・ミュージック・ディスク 楽器と音楽の旅』とともにたいへん高く評価していただきました。ありがとうございました![鈴木]

2013年08月25日

ARTES インフォ*クリップ vol.052|モーツァルトを聴きながらレヴィ=ストロースを読もう!

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ARTES インフォ*クリップ[vol.052]2013/08/25
モーツァルトを聴きながらレヴィ=ストロースを読もう!
アルテスパブリッシング
www.artespublishing.com
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□ CONTENTS □
・9/10発売!『「原典版」で弾きたい! モーツァルトのピアノ・ソ
 ナタ』(久元祐子 著)
・9/12発売!『レヴィ・ストロースと音楽』(ジャン=ジャック・
 ナティエ 著/添田里子 訳)
・ただいま編集中! 『「アジア人」はいかにしてクラシック音楽
 家になったのか』(吉原真里 著)
・“ジャンル無用の音楽言論誌”『アルテス』がデジタル・マガジ
 ンに!
・8/24〜 東京堂書店神田神保町店でアルテス/DU BOOKS合同全点
 フェア開催!
・8/10〜「編集者が選ぶ本フェア@ジュンク堂書店池袋本店」に参
 加しています
・9/21 朝日カルチャーセンターで小鍛冶邦隆さんの対位法&フー
 ガ講座開催
・9/21 奥和宏さんが四谷の「いーぐる」連続講演に出演!
・安田寛さんの「音痴と日本人」最終回を公開しました
・オリジナル・ブックカバーできました!
・アルテスの本のお買い求めはこちらのお店でどうぞ
・最近のアルテス──書評・イヴェントなど
・アルテスのおすすめ! 旬の音楽情報
・代沢だより

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2013年08月26日

東京堂書店でのアルテス/DU BOOKS合同全点フェア、始まりました!


片山杜秀さん(左)と東京堂書店の清都さん。
フェア棚はこの倍以上の大きさです!

既報のとおり、8/24(土)から東京堂書店神保町店でアルテス/DU BOOKS合同全点フェア「音楽の力、書物の響き」が始まりました。

いったいどんなことになっているのか、本日初めて訪ねてみましたところ……1階の一等地に「大フェア棚」がどどーんとできあがっているではありませんか! 同行してくださった片山杜秀さんもビックリ。本の街・神保町を代表する名店でこのような大規模なフェアを開催していただけるとは、光栄のいたりです。

10月上旬までの会期に、両社の新刊本も加わり、少しずつ様相が変わっていくと思いますので、みなさん、神保町にお出でのさいはぜひお立ち寄りください。

東京堂書店神保町店|最新情報
http://www.tokyodoshoten.co.jp/blog/

[木村]


2013年08月26日

東京堂書店の全点フェア その2(棚がすごいことに!)

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DU BOOKSと合同での全点フェア、さらに写真をアップします。2社の本がゆるやかにテーマごとに分かれていい具合にミックスされていて新鮮。清都さんの棚作りには感動しました。アルテス特製のオリジナル・ブックカバーは棚の中に置かれてますので、「ご自由にお持ちください」。このあとも新しい素材を順次投入してきます。乞うご期待! [鈴木]

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