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2012年11月01日

11/23 森田真生×光嶋裕介トークショー「数学と建築における根拠と媒介」@ビブリオテック

『みんなの家。』の建築家・光嶋裕介さんのトーク・シリーズ第9弾は、ゲストに独立研究者・数学思想家として注目を集める森田真生さんをお迎えします! ご予約はお早めにどうぞ!

森田真生×光嶋裕介トークショー「数学と建築における根拠と媒介」
組織に属さずに京都で独立数学者として研究しながら、全国で「数学の演奏会」を続ける森田真生と、思想家・内田樹の自邸兼道場「凱風館」を処女作として完成させた建築家・光嶋裕介による初めての対談。

建築家は、建築を設計していく上で、何を根拠にして建物の形を決めるのか? 何を媒介にして物語を語り得るのか?を語り、数学者は「数の学問」といわれる数学の枠を超えて、物事の根拠はどこにあり、何を媒介にしてそれを伝えられるのか? を語る──

共に幼少期をアメリカで過ごし、帰国子女として日本で学び、マイケル・ジョーダンをこよなく愛し、内田樹門下で合気道の稽古に励む──そんな気鋭の二人による白熱のレクチャーと対論をどうぞお楽しみください!

[日時]2012年11月23日(金・祝)18:00~21:00(17:30開場)
[会 場]Bibliothèque(ビブリオテック)
[参加費]3000円(当日精算)
[予約制]メール(biblio@superedition.co.jp)または電話(Tel.03-3408-9482)にて受付。
 ●メール受付:件名を「森田×光嶋トーク希望」としてお名前・電話番号・参加人数をお知らせ下さい。返信メールで予約完了をお知らせいたします。
 ●電話予約受付:火~土曜 12:00~20:00/日、祝日 12:00~19:00
※定員80名様
※お席確保ため、イベント1週間前から当日(10/27~11/3)のキャンセルは、キャンセル料(3000円)が発生します。予めご了承ください。また定員に達し次第、キャンセル待ち番号のご案内となります。お席をご案内できる場合のみ、イベント前日午後5時まで随時ご連絡させていただきます。

[プロフィール]
森田真生(もりた・まさお)
1985年東京生まれ。2歳から10歳までの8年間をアメリカのシカゴで過ごす。2004年東京大学文科II類入学。2008年同大工学部卒業。2010年同大理学部数学科卒業。2010年、福岡県糸島市に数学道場「懐庵」を立ち上げ、「思考を超えた制約の中に思考を投げ出す」ことをテーマに、様々な実験的ワークショップを開催している。また、全国で「数学の演奏会」や「大人のための数学講座」「圏論セミナー」など、多彩なレクチャー、講演活動を行う一方、在野で数学研究を続けている。主な関心は圏論、計算論。現在は京都に拠点を構え、自然と「ともに-考える(com-putare)」、言葉の本来の意味での計算(computation)に支えられた数学ということを理論的、実践的に追求している。

光嶋裕介(こうしま・ゆうすけ)
建築家。1979年米ニュージャージー州生まれ。奈良、カナダ、イギリス、東京で育ち、早稲田大学大学院修士課程建築学専攻(石山修武研究室)卒業後、ザウアブルッフ・ハットン・アーキテクツ(ベルリン)に4年間勤務。2008年に帰国し、光嶋裕介建築設計事務所を主宰。現在、首都大学東京助教、桑沢デザイン研究所非常勤講師。2011年SDレビュー入選「凱風館」。著書に、設計を手がけた思想家・内田樹の自邸兼道場「凱風館」の建築記『みんなの家。建築家一年生の初仕事』(アルテスパブリッシング)、ドローイング集『幻想都市風景』(羽鳥書店)がある。現在、Amazon内のweb文芸誌マトグロッソにて「放課後のベルリン」を連載中(http://matogrosso.jp/berlin/berlin-15.html)。

2012年11月01日

10/31東京新聞夕刊で『みんなの家。』が紹介されました。

昨日の東京新聞夕刊のコラム「大波小波」で『みんなの家。』が取り上あげられました。「読みでのある建築本」「ドキドキ感が読む側にも高揚をもたらす」と、新潮社の編集者だった松家仁之さんのデビュー作『火山のふもとで』(建築家が主人公の小説)とともに紹介されています。[鈴木]
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2012年11月06日

【12/3発売】信時潔音楽随想集 バッハに非ず(信時裕子 編)


楽壇の父・信時潔(1887‒1965)の音楽論、初の書籍化。

川本三郎氏(評論家)、推薦!
長く封印されていた「海ゆかば」の作曲家の心がいま静かに伝わってくる。
バッハを愛し、ベートーヴェンを敬い、バルトークを讃える芸術家の柔らかい心が──

A5判・並製・212頁
定価:本体2400円[税別]
発売:2012年12月3日(予定)
ISBN978-4-903951-60-7 C1073
装丁:折田 烈(餅屋デザイン)
カバー装画:熊谷守一『朝の日輪』(1955)
      愛知県美術館蔵/木村定三コレクション
ジャンル:クラシック/作曲家/エッセイ


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2012年11月08日

ARTES インフォ*クリップ vol.046|信時潔生誕125年、ドビュッシー生誕150年を言祝ぐ年の瀬 号

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ARTES インフォ*クリップ[vol.046]2012/11/08
信時潔生誕125年、ドビュッシー生誕150年を言祝ぐ年の瀬 号
アルテスパブリッシング
www.artespublishing.com
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□ CONTENTS □
・12/3発売!『信時潔音楽随想集 バッハに非ず』(信時裕子 編)
・12/14発売! 中井正子『ドビュッシーで歩くパリ』(CD付き)
・ただいま編集中──『相倉久人のジャズ史夜話』
・11/23 森田真生×光嶋裕介トークショー@ビブリオテック開催!
・12/5 中井正子さんの『ドビュッシーと歩くパリ』、出版記念パ
 ーティを開催します!
・11/19-1/10 アルテス・フェア@東大生協
 12/11には麻木久仁子×片山杜秀トークショーを開催!
・ヤマハ心斎橋店で〈秋のアルテスパブリッシング・フェア〉開催
 中!
・安田寛さんの「音痴と日本人」第10回公開
・アルテスの本のお買い求めはこちらのお店でどうぞ
・最近のアルテス──書評・イヴェントなど
・アルテスのおすすめ! 旬の音楽情報
・代沢だより

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2012年11月13日

【12/14発売】ドビュッシーと歩くパリ[CD付き](中井正子)


路地裏、盛り場、コンセルヴァトワール……
ようこそ、私の音楽の生まれた街へ。

ドビュッシー演奏・校訂の第一人者がピアニストの視点からパリをガイド。
写真とCDでたどるその人生と音楽。

ドビュッシー生誕150年記念出版。


A5判・並製・144頁(カラー64頁+モノクロ80頁)
定価:本体2200円[税別]
発売:2012年12月14日(予定)
ISBN978-4-903951-61-4 C1073
写真撮影 フィリップ・ドラゼー
カバーイラスト/本文地図:米丸ゆみ
装丁:折田 烈(餅屋デザイン)
ジャンル:クラシック/作曲家/ピアノ


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2012年11月15日

『Jupiter』で『線量計と機関銃』紹介

大阪・いずみホールの機関誌『Jupiter』Vol.137(2012年12月&13年1月号)で、片山杜秀さんの『線量計と機関銃』が紹介されました。評者は編集の(め)さん。

……[3.11以降の]重く複雑な現実に直面したクラシック音楽ファンは社会人と趣味人の自分が分裂しそうだ。著者はそれと統合させ、しゃんとさせてくれる。

同書で語られる内容は音楽をはるかに超えて、政治・社会・経済・文化全般におよびます。それでも、片山さん自身「クラシック・ファン」として、この不要不急の趣味を、ヘヴィな現実のなかでどう守っていくかという処方箋も示してくれています。それをしっかりと受け止めていただいた、うれしいレビューでした。

[木村]

2012年11月22日

『ショパン』の「今年の音楽書」に『線量計と機関銃』『ファジル・サイ』がランクイン

『ショパン』12月号の特集は「2012年を振り返る」。そのなかの「音楽書籍ベスト5」で、編集者・ジャーナリストの岩野裕一さんが『線量計と機関銃』を、原口啓太編集長が『ファジル・サイ』を、それぞれ5冊のなかに選んでくださいました。

岩野裕一さん>『線量計と機関銃』

原発事故から政治のありようまで、縦横に飛び交う視野の広さと話芸の巧みさ、音楽評論を超えた社会に対する鋭い切り込みは、さすが吉田[秀和]が生前に後継者と目しただけのことはある。

原口啓太編集長>『ファジル・サイ』

日本人と同じく、クラシック音楽発祥でない場所で生まれた人間が、世界的なピアニストとなっていく姿がたいへん興味深い。

ちなみにそれぞれの1位は、岩野さんが吉田秀和『言葉のフーガ 自由に、精緻に』(四明書院)、原口さんが『ショパン全書簡 1816-1831年 ポーランド時代』(岩波書店)でした。

[木村]

2012年11月30日

『モーストリー・クラシック』1月号で『オーケストラは未来をつくる』紹介

『モーストリー・クラシック』1月号の「Book」コーナーで、潮博恵さんの『オーケストラは未来をつくる』が紹介されました。

 サンフランシスコ響の取り組みは、ティルソン・トーマスの才能と同時に、テクノロジーがキーポイントになるが、それでもティルソン・トーマスは「あらゆる種類の音楽の未来にとってもっとも重要なことは、音楽をつくる人々に情熱がなければならない」という。ただ演奏しているだけではオーケストラの未来は開けないことを教えてくれる。

同誌にはティルソン・トーマスへのインタビューも掲載されています。

[木村]

2012年11月30日

「麻木久仁子と片山杜秀の年忘れ時事放談」まであと2週間!

アルテスパブリッシング・フェアを開催中の東京大学生協駒場書籍部でトークショーの打合せをしてきました。銀杏並木がたいへんきれいです。「麻木久仁子と片山杜秀の年忘れ時事放談」は12月11日開催、入場無料、予約不要ですので、たくさんのご来場をお待ちしています。学外の方もぜひどうぞ!

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