« 2009年10月 | TOP | 2009年12月 »

2009年11月02日

新着音楽情報(2009/11/02)

◎新刊書籍
大友良英(著)『ENSEMBLES(アンサンブルズ)』月曜社

阿部真大(著)『世界はロックでできている』講談社

泉谷しげる・加奈崎芳太郎(著)『ぼくの好きなキヨシロー』WAVE出版

2009年11月04日

『神楽と出会う本』に反響続々!

発売してからまだ2週間なのに、『神楽と出会う本』を読んでくださった方々から、嬉しい反応が相次いでいます。

いちはやくブログ「東雲堂日乗」で取り上げてくださったのが、内田樹さんの読者には「スーパーエディター」としておなじみの橋本麻里さん。雑誌『BRUTUS』で国宝をはじめとする日本美術の特集で大活躍されてます。

“日本の民俗音楽が、安定感ある稲作系のズンドコ・リズムばかりだと思ったら大間違い。「島」や「山」には、夜を徹してグルーヴィーなお囃子が演奏される、「まるでレイヴ」な神楽がまだまだ残っている。”
“ミュージシャンでもある三上氏ならではの、マジメ一辺倒な研究書ではなかなかお目にかかれない秀逸な解説を目にすれば、神楽に特に興味のない(というか存在さえ知らない)ジャズフリークやロックファンも、興味を抱かずにはいられないはずだ。”

続いて『ポップ・アフリカ700』の著者・荻原和也さん。ブログ「after you」で「神楽との出会い」に興奮してくれています。

“(刊行記念の)ヴィデオ・ジョッキーに出演されていた久保田麻琴さんが、神楽の雰囲気がグナワにも似ているなんて発言も飛び出したりして、いやー、そんなことを言われると、ゾクゾクしちゃいますねー。”
“この本が教えてくれる神楽は、ぼくには日本の音楽最後の、いや、ワールド・ミュージック最後の秘境のように思えます。”

続いて隠岐島にお住まいのtakuhiさん。“旧来の「神楽」の本と違うのは、ミュージシャンから視た神楽体験です。神楽を観て、この「体験」部分が抜け落ちて、主にアカデミックな脈絡の中で執筆されたものが多い中で、「現代」「ライブ感」「音楽」をリンクさせた読み物です”

さらにamenotorifuneさんの「塗籠日記その弐」。“アイヌやアボリジニーの音楽に携わって来られたミュージシャンとしての経験をベースに語られる言葉は、平明で丁寧、神事たる神楽への敬意にあふれた素敵な本です”

こちらは「田んぼの」さん。“『神楽と出会う本』は三上さんの神楽紀行であり、山間の過疎地で神楽を受け継がれている人々への応援歌でもあると思います。〜この本は非常に優れた内容で読み応えがあり、三上さんらしいテンポの良い文章にぐいぐいと引き込まれます。”

僕の回りでも今回この本やイヴェントをきっかけに神楽の魅力に目覚めた人が、とくにいわゆるワールド・ミュージックのリスナーに増えてます。三上さんのビデオジョッキーも随時開催しますので、ぜひお出かけを。

[鈴木]

2009年11月05日

古川日出男怒濤の選書フェア@ジュンク堂新宿店はじまる!

P1040832.jpg

ジュンク堂新宿店で「勉強しない古川日出男が勉強しようと思って選んだ本」フェアが始まりました。
このフェアのために古川さんにお店まで足を運んでいただき、「芸術書」の棚を巡って選書していただきました。
古川さんは集中度を高めながら、ジッと棚を見つめ、本を引き抜き、戻し、カゴに入れ…。

濃密な時間のあとに、50冊ほどの本たちが山積みになりました。

まず分厚くて、文字の詰まっている大著が目立ちます。
それから歴史的名著。
高価で大判の専門書。
そこに顔をのぞかせる、ネコの写真集。
なぜかアルパカの本も。
スチャダラの3部作(?)も。

さらにその本たちすべてに、古川さんは次々とメッセージを書いてくださいました!

エレベーター前の棚を3本も使った贅沢なフェアです。
12月下旬までの予定ですので、どうぞお見逃しなきよう!
本を選ぶ古川さんの貴重なスナップ写真も飾られていますよー。

[船山]

P1040831.jpg

2009年11月09日

12/5 古川日出男ナイトVOL9 古川サンタがやって来る!

P1040905.jpg
P1040931.jpg

タワレコ&三省堂での古川日出男さんのトーク終了。ご来場またお買い上げいただいたみなさん、どうもありがとうございました。写真は上がド〜ンと展示されている『フルカワヒデオスピークス!』コーナー前での佐々木敦さんと古川さん、下は閉店後の店内(「夜の動物園」のようとは古川さん)という独特のシチュエーションでの市川真人さん、古川さん、かくたみほさん。どちらも言葉について、文学について、音楽について、写真について、メモっておきたくなる刺激的な言葉の連続で、頭の中が忙しくて脳内メモはパンク^^;。本に収録されている対談のように初対面、というわけではありませんが、この日のトークもテキストに起こしたくなる濃密なトークでした。

そしてなんと! 刊行記念イヴェントがもう1回だけあります! 12月5日(土)19時〜青山ブックセンター六本木店で、これはトークじゃなくて古川さんの朗読ソロ! しかも現在執筆中の4作の冒頭を読む、という贅沢な企画です。ここまでを見逃してる方は必見です。

『古川日出男ナイトVOL9 古川サンタがやって来る!』
12/5(土)19:00- 青山ブックセンター六本木店
詳細はこちらをご覧下さい。

2009年11月09日

新着音楽情報(2009/11/09)

◎ライヴ/コンサート
2010/02/05|高橋アキ+Ayuo+波多野睦美「ハイパー・ビートルズ」[静岡音楽館AOI]
http://www.aoi.shizuoka-city.or.jp/detail/0_detail.html?public_uid=1199
2010/02/17|大井浩明「松下眞一 歿後20周年 追悼演奏会」[京都市国際交流会館・イベントホール]
http://ooipiano.exblog.jp/12896328/
2010/03/09|波多野睦美「ダイドーの嘆き」[ハクジュホール]
http://www.linkclub.or.jp/~dowland/

◎イヴェント
2010/02/19(募集は11/17から)|岡田暁生「音楽の聴き方 クラシック音楽を例に」[朝日カルチャー新宿]
http://www.asahiculture-shinjuku.com/

◎新刊書籍
西村幸祐+杉原志啓(著)『イチローと村上春樹は、いつビートルズを聴いたのか──サブカルチャーから見た戦後日本』PHP研究所
http://www.php.co.jp/bookstore/detail.php?isbn=978-4-569-77281-3


杉原志啓さんから新作を送っていただきました。ずいぶん以前、『エルヴィスとは誰か—20の“キング”伝説』(ポール・サモン編)という本を訳していただいて以来のお付き合い。日本近代思想史研究(徳富蘇峰とか)と音楽評論のどちらも「専門です」という方です。『おもしろい歴史物語を読もう』(NTT出版)も読みたいと思ってます。

[木村]

2009年11月09日

『ダ・ヴィンチ』で新刊2冊が紹介されました

ダ・ヴィンチ』12月号の「七人のブックウォッチャー〜絶対読んでトクする14冊」のコーナーで、作家の華恵さんがなんと(!)アルテスの新刊を2冊も紹介してくださいました。『ビートルズを知らない子どもたちへ』と『ジャズの歴史物語』の2冊です。

 「二十二年後のあとがきにかえて」は、とりわけ読みごたえがある。北山氏は最終的には、読者が自分自身を考えるヒントをも与えてくれている。/この本のなかで一貫して感じられるのは、愛。それはまさに、ビートルズが教えてくれたことだった。/今、この本に出会えてよかった。(『ビートルズを知らない子どもたちへ』の書評より)
30年以上も前に書かれたものなのに、古さは全く感じられない。文体もリズムがあって、読みやすい。物語ふうに書かれているので、スルスル頭に入ってくる。かといって、一気に読んでしまうのはもったいない。ゆっくりじっくり、何度でも読み返したい本だ。(『ジャズの歴史物語』の書評より)

華恵さん、不勉強で存じあげませんでしたが、1991年(!)アメリカ生まれの作家/モデルで、なんと小学生で作家デビューしたという方です。まさに「ビートルズもフォークルも知らない」世代で、油井正一さんが亡くなった年にはまだ7歳。そんな華恵さんが、2冊をじっくりと読みこんでくださり、とてもストレートで気持ちのこもった書評を書いてくださったことが、とてもうれしいです。

[木村]

2009年11月11日

新着音楽情報(2009/11/12)

◎新刊
礒山雅(著)『「救済」の音楽──バッハ、モーツァルト、ベートーヴェン、ワーグナー論集』音楽之友社
http://www.ongakunotomo.co.jp/catalog/detail.php?Code=130160

礒山雅さん入魂の新刊。しっかり読ませていただきます。

[木村]

2009年11月14日

讀賣新聞に広告を出しました

11月13日(金)は東日本、14日(土)は西日本の讀賣新聞朝刊1面のいわゆるサンヤツに広告を出しました。彩流社や東邦出版などと一緒でした。載せたのは最新の4冊で、新聞広告は2回目です。はてさて。

[鈴木]

2009年11月15日

新着音楽情報(2009/11/15)

◎イヴェント
11/24|ブノワ・デュトゥールトゥル講演会(ゲスト:小沼純一)[東京日仏学院]
http://www.institut.jp/ja/evenements/9199

11/25|ミシェル・シオン講演会「現実/虚構、音/音楽」(聞き手:小沼純一/通訳つき)[早稲田大学戸山キャンパス 33-2号館第1会議室]
http://plaza.rakuten.co.jp/numaj/diary/200911150000/

小沼純一さんからお知らせいただきました。後者のミシェル・シオンさんは小沼さんが中心になって訳された『映画の音楽』(みすず書房)の著者です。

[木村]

2009年11月18日

『レコード・コレクターズ』で『ビートルズを〜』が紹介されました

『レコード・コレクターズ』12月号で『ビートルズを知らない子どもたちへ』が紹介されました。評者は杉原志啓さん。

……本書は従来、中野収、佐藤良明くらいしかいなかったビートルズを学術的観点で捉える目線に立つ。平易な文章共々、その点でも貴重かつ秀逸な一冊!

──と評してくださっています。ありがとうございました。

[木村]

2009年11月18日

『ステラ』で『ビートルズを〜』が紹介されました

NHKを中心にテレビ・ラジオの番組を紹介する情報誌『ウィークリーステラ』にて、『ビートルズを知らない子どもたちへ』が紹介されました。「編集部の『おすすめの1冊』」コーナーです。

あの時代、ビートルズ現象を体験した世代にも、当時を知らない人にも読んでほしい一冊。

──と評してくださっています。本のプレゼントもしていただいていますので、まだお持ちでない方は、この機会に『ステラ』編集部に応募してみてはいかがでしょうか?

[木村]

2009年11月19日

『図書新聞』で『ビートルズを〜』が紹介されました

11/28付けの『図書新聞』にて、『ビートルズを知らない子どもたちへ』が紹介されました。「ビートルズに飛びついた女の子たちの気持ちをくみ取ったビートルズ論」と題して、上村寿幸さんが書評してくださっています。

本書は、「ビートルズ玄人」からすれば、ビートルズを「象徴」として用いて読み解いた書物として読めるし、「ビートルズ素人」からすれば、彼らの一種の歴史というか伝説に触れる経験になるだろう。間口の広い本だ。それこそ本当に、「ビートルズを知らない子どもたちへ」、である。

ありがとうございました。

[木村]

2009年11月20日

『CDジャーナル』で『ビートルズを〜』が紹介されました

『CDジャーナル』12月号にて、『ビートルズを知らない子どもたちへ』が紹介されました。

この号では加藤和彦さんの追悼特集も。鈴木祥子さんの追悼文、ファンは必読!です。

[木村]

2009年11月23日

『産経新聞』に『ビートルズを知らない子どもたちへ』の書評が!

11/22付けの産経新聞にて『ビートルズを知らない子どもたちへ』が書評されました。同紙文化部編集委員の山根聡さんによる評。

加藤[和彦]らとの音楽活動で旋風(フォークル革命)を起こし、作詞家として活躍した著者だが、現在の本業は精神科医。本書では、60年代後半に進行したフォークル革命と等価値のもうひとつの現象=ビートルズ革命を、時系列に沿い、ビートルズを知らない世代に向けて丁寧に論じている。精神科医らしい洞察力と分析力を随所に展開。「二重構造」という言葉を手がかりに、最後は、マイケル・ジャクソンの死にまで及ぶ。

この書評はウェブでも読むことができます(MSN産経ニュース)。
http://sankei.jp.msn.com/culture/books/091122/bks0911220813006-n1.htm

[木村]

2009年11月23日

吉祥寺の「百年」で『フルカワヒデオスピークス!』写真展とトークイヴェントあります

すでにtwitterでお知らせしたとおり、吉祥寺東急そばの本屋さん「百年」で『フルカワヒデオスピークス!』の写真展とトークイヴェントが開催されます。編集・小西樹里さんと「百年」店長・樽本さんのご尽力のたまもの。古川日出男さんご本人にもご協力いただいて展示される写真は、ぼくらも見たことがないものですし、内沼さん、淺野さんとお目にかかれるのも楽しみです。ぜひご来場を!
樽本さんのブログはこちら

[鈴木]

◇『フルカワヒデオスピークス!』presentsかくたみほ写真展「ツーショット」
場所:OLD / NEW SELECT BOOKSHOP「百年」(吉祥寺)
期間:2009年12月2日(水)~27日(日)
「古川さんとゴッチ、古川さんとiLL……『スピークス!』に未掲載のツーショット写真を、かくたみほさんと古川さんのコラボレーションで展示いたします」

◇トークイヴェント「スリーショット~本で表現する、本を表現する」
出演:かくたみほ(写真家)×内沼晋太郎(numabooks)×淺野卓夫(サウダージ・ブックス)
日時:2009年12月11日(金)19:30~21:00(開場19:00)
料金:チケット800円(ホットドリンク付き)
ご予約は「百年」店頭・メール・電話で承ります。
Tel / Fax: 0422-27-6885 E-mail: mail@100hyakunen.com
「本は、読むだけじゃ物足りない。本を書いたりつくったり、本で遊んだりしている、写真家、ブック・コーディネイター、本のサロン運営者によるトークです。本を書く、つくる、楽しくする、場を持つことに興味がある人へ。」

かくたみほ Miho Kakuta
1977年生まれ。写真家。99年上京。スタジオマンを経て写真家小林幹幸氏に師事。現在、雑誌・CDジャケット・広告などにてポートレート、風景を中心に活動中。光を活かした撮影を得意とし、個展やグループ展での作品発表も意欲的に行っている。2009年、写真集『あふるる』を自主出版。『フルカワヒデオスピークス!』(アルテスパブリッシング)で全対談を撮影した。

内沼晋太郎 Shintaro Uchinuma
1980 年生まれ。ブック・コーディネイター、クリエイティブ・ディレクター。numabooks代表。ブック・コーディネイターとしてアパレルや雑貨店などの書籍コーナーやライブラリのプロデュース、本にまつわる企画や作品制作、書店や出版社のコンサルティングなどを手がける。2009年、東京に「磁場」をつくるプロジェクト「MAGNETICS」を始動。来年は青山に本と紙をテーマとしたギャラリースペース「oar/nu」のオープンの他、いろいろ企画中。著書に『本の未来をつくる仕事/仕事の未来をつくる本』(朝日新聞出版)。

淺野卓夫 Takao Asano
1975 年生まれ。サウダージ・ブックス共同代表。三浦半島の秋谷で本のサロン「サウダージ・ブックス」を運営しつつ、旅の精神史をテーマにエッセイの執筆・編集・翻訳などの活動を展開中。2000年より3年間サンパウロに滞在し、日系移民の古老への聞き書きを中心としたフィールドワークを行った。共訳に、カレン・テイ・ヤマシタ「ぶらじる丸(抄)」(「すばる」2008年7月号)、同「旅する声」(今福龍太編『「私」の探究』岩波書店)、アラン・ダニエルー『シヴァとディオニュソス』(講談社)など。2009年、今福龍太との共編著『ブラジルから遠く離れて 1935-2000 クロード・レヴィ=ストロースのかたわらで』を自主出版した。

2009年11月26日

『神楽と出会う本』の紹介記事が全国の地方紙に掲載されました

現代音楽家が神楽のガイド本出版 「魅力を体感して」』という、良い感じの笑顔で『神楽と出会う本』を持つ著者・三上敏視さんの写真付き記事が、25日、共同通信を通じて全国の地方新聞47紙に配信、掲載されました。掲載された新聞は、ぼくらが把握したかぎりでは以下の25紙(!)です。

東奥日報、岩手日報、河北新報、福島民報、下野新聞、山梨日々新聞、北日本新聞、福井新聞、東京新聞、岐阜新聞、静岡新聞、大阪日日新聞、京都新聞、神戸新聞、中国新聞、山陽新聞、山陰中央新報、四国新聞、高知新聞、徳島新聞、長崎新聞、佐賀新聞、大分合同新聞、宮崎日日新聞、熊本日日新聞

他にもネット上では47NEWSとデイリー・スポーツ・オンラインでも掲載されています。地方紙の文化欄に注目です!

[鈴木]

2009年11月27日

日本経済新聞に『神楽と出会う本』の著者・三上さんの原稿が掲載されました

11月26日の日本経済新聞朝刊文化面(最終面)に、『神楽お囃子 日本音楽の源 ◇各地訪ねリズムを研究、世界に通じる文化として発信◇』というタイトルで、『神楽と出会う本』の著者・三上敏視さんの原稿が掲載されました。隠岐島前神楽のお囃子を聴いて「日本独自のルーツ音楽なんじゃないか」とピンと来て、以来神楽探究にはまったことや、ロックやジャズで育った日本のミュージシャンとして、その神楽のリズムとポップスの融合に取り組んでいること、などが語られています。ぜひご一読を!

[鈴木]

2009年11月27日

『週刊金曜日』に『フルカワヒデオスピークス!』書評が掲載されました

週刊金曜日』11月27日号(通巻777号)で批評家の陣野俊史さんが『フルカワヒデオスピークス!』を書評してくれました!(p40)。古川さんの朗読の力に触れながら、「小説は声でできている。この対談を通読して、その思いを深くする」とのこと。どうもありがとうございました!

[鈴木]

2009年11月28日

新着音楽情報(2009/11/28)

12/21|eX.12 川島素晴:モノドラマ《孤島のチェロ》[杉並公会堂]
http://www.komp.jp/

2010/03/18|eX.13 フランコ・ドナトーニの初演作品を集めて[杉並公会
堂]
http://www.komp.jp/

作曲家の川島素晴さんからの情報2件。《孤島のヴァイオリン》が発展して、ついにモノドラマになりました。

[木村]

2009年11月30日

訂正情報|『ビートルズを知らない子どもたちへ』

点訳奉仕活動をされている方から、「誤植ではないか」とご指摘をいただきました。以下、お詫びして訂正させていただきます。

p.114 L.3 後降乗太鼓 → 後陣乗太鼓
p.114 L.8 金建幸子 → 金延幸子
p.129 L.10 人聞 → 人間
p.134 L.5 入を → 人を
p.189 L.2 売れさえずれば → 売れさえすれば
p.226 下L.4 ならければ → ならなければ

いずれもどうして見つけられなかったのかと悔やまれるものばかりです。この本は1987年に刊行された『ビートルズ』(講談社現代新書)を改訂増補したものですが、もとの本のOCRスキャン、テキスト化の過程でとうぜん誤植が生じるため、複数の人間が細心の注意を払って数度にわたって校正をおこなったのですが、それでも見逃してしまいました。こういったご指摘はたいへんありがたいものです。第2刷以降、修正させていただきたいと思います。

[木村]

2009年11月30日

アイテムごとの関連情報にアクセスしやすくなりました。

アルテスのウェブサイトをちょこっとヴァージョンアップ。

ウェブサイトの商品詳細ページに、その本に関連する記事のカテゴリにリンクをはった、というだけなんですが、個別の本の関連情報をまとめて見たいときに便利です。

じつは昨年7月の『八橋検校 十三の謎』までは同じことをやっていたのですが、その後さぼっておりまして……^^; 本日ようやくすべての商品のページにリンクをはりました。

便利かどうかわかりませんが、著者紹介欄の下あたりにありますので、よかったらご活用ください。

[木村]

2009年11月30日

吉田秀和さんが「今年の3冊」に『リヒャルト・シュトラウス「自画像」としてのオペラ』を!

11/28付けの朝日新聞、吉田秀和さんの「音楽展望」で、広瀬大介さんの『リヒャルト・シュトラウス 「自画像」としてのオペラ』が、「今年の3冊」のなかの1冊として紹介されました! 「シュトラウスをめぐって、そのオペラの技法的・様式的・伝記的研究書として、日本人の書いた最も詳しいものじゃないかしら。ことにシュトラウスのオペラの技法の解明は大変な力業」と高く評価してくださいました。白石美雪さんの『ジョン・ケージ 混沌ではなくアナーキー』、高橋悠治さんの『きっかけの音楽』と並んでの紹介で、とても嬉しいです。未読の方は、この機会にぜひお買い求めください。

[松岡]

2009年11月30日

ARTES インフォ*クリップ vol.25(11/28号)

メルマガ「インフォ*クリップ」第25号を配信しました。

今回は新刊『フルカワヒデオスピークス!』の刊行記念イヴェントを中心にお届けしました。

メルマガの登録はこちらから。

>> 詳細

Go to Altespublishing website

Twitter @suzukisgr

Twitter @kimuragen

カテゴリー

アーカイヴ

[ Powered by ]
Movable Type 3.38