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2012年10月02日

12/5 中井正子さんのドビュッシー本の出版記念パーティを開催します!

【11/28追記:おかげさまで定員に達し、申し込みを締め切らせていただきました】

アルテスでは来る12月、ピアニストの中井正子さんの著書『ドビュッシーと歩くパリ』を刊行します。その刊行を記念し、カワイ表参道コンサートサロン「パウゼ 」にて、どなたでも参加可能なパーティを開催いたします。ドビュッシー演奏の第一人者である中井さんのピアノと、映像もまじえての楽しいお話をお楽しみいただける貴重な機会です。どうぞふるってご参加ください。

詳細は下記のとおりです。チケットのお申し込みも下記リンクからどうぞ。

[木村]

http://kawai-kmf.com/topics/2012/12.05/

ドビュッシー生誕150周年記念
中井正子「ドビュッシーと歩くパリ」出版記念会
2012年12月5日(水) 19:00
会場:カワイ表参道コンサートサロン「パウゼ 」
入場料:一般5,000円 (サイン入り書籍 + パーティー参加費含む)

中井正子先生著書「ドビュッシーと歩くパリ」が今秋いよいよ発売!!
全5回のレクチャー『ドビュッシー紀行』にご参加いただいた皆様には、集大成として中井先生の書籍「ドビュッシーと歩くパリ」を是非ご清覧ください。
一般的に出版記念会というと、関係者のみのパーティーが多い中、どなた様でも気軽にご参加頂ける大変珍しい企画です。
演奏に加えて、映像&お話もあり、後半はパーティー形式のスペシャル・イベント。この機会に是非ふるってご参加くださいませ。

PROFILE
中井正子 なかい・まさこ
東京芸術大学音楽学部附属高校在学中、パリ国立高等音楽院に留学。ピアノ科を審査員全員一致の1等賞首席で卒業。また、室内楽、研究科を経て、ジュネーヴ国際音楽コンクール第3位入賞、ロン・ティボー国際音楽コンクールのフランス音楽特別賞他を受賞。
パリ、リヨン、ワルシャワ等でのリサイタルの他、国内でも都響、新日フィル等を初め多数のオーケストラと共演、リサイタル、放送等の演奏活動、またフォンテックよりドビュッシーとスクリャービンのCDが出ている。
1995~6年ドビュッシー全ピアノ作品を日本人として初めて4夜にわたって演奏。また1997年にはラヴェルの全ピアノ作品を2夜にわたって演奏。
1998年よりショパン没後150年を記念して5回のショパン演奏会を開催。
2003~6年にはシューマン・シリーズが開催され、好評を得た。
楽譜「ラヴェル・ピアノ作品集」(現在5巻)、「ドビュッシー・ピアノ作品全集(全12巻)」を校訂、刊行(ショパン社)。留学記「パリの香り、夢みるピアノ」をショパン社より出版。またまたショパン名曲26選全3巻、バッハ インヴェンション、シンフォニアを刊行(ショパン社)。音楽之友社からは「ハノンピアノ教本」が出ている。
2004~8年には2度目のドビュッシー・ピアノ作品全曲演奏(主催・朝日新聞社)、さらに全曲CD(ALMRECORDS/コジマ録音)、全曲楽譜校訂によるドビュッシー・プロジェクトを完結。
カワイ表参道での全10回からなるドビュッシーピアノ作品全曲レクチャーコンサートを初め、TVやラジオを含め、各地でのコンサートやセミナーに多数出演。
フランスでのコンサートでも高評を得る。
2009~2011年には2度目のラヴェルピアノ作品全曲コンサート及び全曲CD録音を行う。
演奏活動の傍ら東京芸術大学において後進の指導も行っている。
http://park10.wakwak.com/~nakaimasako/

共 催/株式会社アルテスパブリッシング、カワイ音楽振興会
マネジメント/カワイ音楽振興会
後 援/在日フランス大使館、一般社団法人 全日本ピアノ指導者協会(ピティナ)
お問合せ/カワイ音楽振興会 TEL.03-5485-8511 FAX.03-3409-2598 E-mail:artist●kawai.co.jp ●=アットマーク

2012年11月13日

【12/14発売】ドビュッシーと歩くパリ[CD付き](中井正子)


路地裏、盛り場、コンセルヴァトワール……
ようこそ、私の音楽の生まれた街へ。

ドビュッシー演奏・校訂の第一人者がピアニストの視点からパリをガイド。
写真とCDでたどるその人生と音楽。

ドビュッシー生誕150年記念出版。


A5判・並製・144頁(カラー64頁+モノクロ80頁)
定価:本体2200円[税別]
発売:2012年12月14日(予定)
ISBN978-4-903951-61-4 C1073
写真撮影 フィリップ・ドラゼー
カバーイラスト/本文地図:米丸ゆみ
装丁:折田 烈(餅屋デザイン)
ジャンル:クラシック/作曲家/ピアノ


>> 詳細

2012年12月07日

満員御礼!『ドビュッシーと歩くパリ』出版記念会を開催しました

12/5(水)の夜、カワイ表参道コンサートサロン「パウゼ」にて、中井正子さんの新刊『ドビュッシーと歩くパリ』(弊社刊)の出版記念会を開催しました(共催:アルテスパブリッシング/カワイ音楽振興会)。ご参加くださったお客様は90名以上、満員札止めの盛況でした。

前半はミニ・コンサート(《アラベスク第1番》《喜びの島》など)と「ドビュッシーの足跡をたどる」と題したスライド付きのお話。さながら、本の内容をダイジェストで体験できるようなひとときでした。

ピアノを演奏する中井正子さん

後半のパーティでは、中井さんがパリで見つけたさまざまなお土産(エッフェル塔の形のハサミ、かわいい爪切り、日本では手に入らないフラゴナールの香水セットetc.)の抽選もあり、たいへん盛り上がりました。

中井正子さん提供のプレゼントの抽選箱。欲しい品物の箱に番号札を入れます。

当日限定のポストカード(本のイラストレーター米丸ゆみさんとデザイナー折田烈さんによるオリジナル)も大好評。前日に見本が刷り上がったばかりの『ドビュッシーと歩くパリ』にとって、またとない船出となりました。

お土産は本とオリジナル・ポストカード

一般発売日は12/14。エッセイと写真とイラストとCDが一体となったこの本で、みなさんもぜひ音楽散歩を愉しんでください!

[木村]

2013年01月12日

ピアニストの今井顕さんが『ドビュッシーと歩くパリ』を書評

ピアニストで国立音楽大学大学院教授の今井顕さんがKINOKUNIYA「書評空間」にて、中井正子さんの『ドビュッシーと歩くパリ』を書評してくださいました。

本書を入手するとまず中井のエッセイが楽しめ、彼女の演奏も堪能できる。添付されたCDで聞ける作品の解説を担当したのはご主人でもある小鍛治邦隆だが、彼もまた世界の第一線で活躍する作曲家だ。

しかし本書を手にとってまず感激するのは、そこに印刷されている美しい写真の数々だ。それもそのはず、これらの写真の多くは中井の友人でもあるパリの写真家フィリップ・ドラゼーによって撮影されている。プロの写真はやはり違う。単なる挿画に終わるのではなく、その写真からパリの雰囲気があふれ出てくるように感じられるのだ。パリを訪れたことのある人ならば、そこにある街の喧噪や空気のにおいを即座に思い出せるだろう。写真すべてがドラゼーによるものではなく、著者が撮影したスナップも多く使われているが、色調も整えられ、プロの手による写真とのギャップができるだけ生じないよう、うまくレイアウトされている。また余白に挿入されたイラストマップもお洒落で、この本の雰囲気を高めるための大切な要素となっている。付録のCDももちろん申し分ない音質で、本を読みながらその演奏を味わえば、ドビュッシーの心情をより深く共感することにも通じるだろう。

このように最上級の言葉で高く評価してくださっていますが、いっぽうでは

CDが添付されていること自体に不満を申し立てるのではないが、たとえばQRコードも印刷して音源をダウンロードできるようにするとか、せっかくの本をより魅力的に演出するためにもうひと工夫できないものだろうか。CDが本当に喜ばしいプレゼントになるかどうかは、それを本と融合させるためのアイデア次第だろう。「CDをつければ読者が喜び、お得感を演出できる」と安易に考えてはいないだろうか。最新のテクノロジーに追いつけない層にはCDが便利ではあるものの、ダウンロードした音をiPodに入れ、パリのカフェ・ド・ラペでこの本を片手にドビュッシーを聴きながらコーヒーを楽しみ、これから行くところにどんな逸話があるのかを中井の洒脱な文章でチェックできるのであれば、もっとお洒落なのに…。

と、本の作りに苦言もいただきました。他社提供の音源ということもあり、今回はダウンロードという選択肢はありませんでしたが、今井さんがおっしゃるとおり、何が読者サービスになるかについては、時流も鑑みつつ、つねに考えていきたいと思います。

今井さん、ありがとうございました。

[木村]

2013年01月21日

『ステレオ』で『ドビュッシーと歩くパリ』紹介

『ステレオ』2月号にて中井正子さんの『ドビュッシーと歩くパリ』が紹介されました。「パリに生き、パリを愛したドビュッシーの音楽世界を、その生涯を辿りながら、同時にパリ・ガイドにもなるという、いたれり尽くせりの一冊である」と評していただいています。

[木村]

2013年02月25日

「クラシックニュース」で中井正子さんのインタビュー配信

お知らせが遅くなってしまいましたが、「クラシックニュース」に中井正子さんのインタビューがアップされています。

http://classicnews.jp/interview/index813.html

昨年末アルテスから出版した『ドビュッシーと歩くパリ』についてのお話、ぜひお楽しみください。

[木村]

2013年03月01日

『ピアノの本』で『ドビュッシーと歩くパリ』紹介

『ピアノの本』3月号(No.227)で小沼純一さんが担当されている「BOOK」のコーナーで、中井正子さんの『ドビュッシーと歩くパリ』が紹介されました。

本書では、代表的なピアノ作品5曲と作曲家の生涯をかさねながら章がくみたてられ、そこに著者が留学したこと、ドビュッシーの足跡をたどったことが重ねられてゆく。いわば3つの時代を行き来するとでも言ったらいいか。

そうなんです。パリの街並みをそぞろ歩いているうちに、ドビュッシーの時代に迷い込んだり、自分がコンセルヴァトワールで勉強していた時代にふと戻ったり、その交錯がとても面白いと思います。

小沼さん、どうもありがとうございました。

[木村]

2013年06月18日

6/23の日経新聞に広告を出します!

なぜか(?)ビジネス街の書店でとくに好調な売上を記録している『ウルトラセブンが「音楽」を教えてくれた』ですが、さらにプッシュすべく、6/23(日)の日本経済新聞の読書面に広告を出すことにしました。『ウルトラセブン〜』をメインに、『ドビュッシーと歩くパリ』『相倉久人のジャズ史夜話』の3冊で構成。ビジネスマンのみなさん、ご注目ください!

アルテス木村が寄稿した日経ビジネスオンラインの記事はこちら。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/book/20130514/248017/

[木村]

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