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2010年12月09日

年末年始休みのお知らせ

アルテスの年内営業は12月28日(火)で終了し、年始は1月5日(水)から通常通りスタートします。年内の受注・出荷業務と返品入帖のスケジュールにつきましては、取引先各位に別途ご案内を差し上げています。どうぞよろしくお願いいたします。[鈴木]

2010年12月17日

1/28 小鍛冶邦隆×渋谷慶一郎トーク&サイン会を開催します!

作曲の思想』の著者・小鍛冶邦隆さんと、東京藝術大学作曲科で小鍛冶氏に作曲を師事し、現在独自の活動を展開している音楽家の渋谷慶一郎氏の「師弟対談」が実現します。「現代音楽はどこへ向かうのか」と題し、現代の音楽シーンを俎上に載せての刺激的な会話が交わされることになるでしょう。乞う、ご期待!

[木村]

『作曲の思想』(アルテスパブリッシング)刊行記念
小鍛冶邦隆+渋谷慶一郎トーク&サイン会
現代音楽はどこへ向かうのか
http://www.aoyamabc.co.jp/10/10_201101/_128.html

■日時:2010年1月28日(金) 20:00~
■会場:青山ブックセンター六本木店 店内2階
■入場料:無料
■お問い合わせ電話:青山ブックセンター六本木店 03-3479-0479
※受付時間は、お問い合わせ店舗の営業時間内となります。御注意ください。
■受付時間:平日・土 10:00~翌朝5:00
      日曜 10:00~22:00
(※受付時間は、お問い合わせ店舗の営業時間内となります。御注意下さい。)

<イベント内容>
新著『作曲の思想』で、バッハからメシアン、そして戦後日本の現代音楽までの音楽史を、作曲家ならではの視点で描き出し、そこに秘められた「音楽の知」を明らかにした小鍛冶邦隆氏と、東京藝術大学作曲科で小鍛冶氏に作曲を師事し、その後電子音楽を中心に独自の先鋭的な音楽世界を創造してきた渋谷慶一郎氏。アカデミズムと前衛、伝統と革新のせめぎ合う現代の音楽界の尖端で個性的な活動を展開する2人が初めて語り合う注目のトークセッションです。

<ご参加方法>
12月17日(金)朝10:00より、青山ブックセンター六本木店の店頭、もしくはお電話にて参加受付をいたします。

2010年12月20日

横川理彦さんが『三輪眞弘音楽藝術』を書評!

『サウンド&レコーディング・マガジン』2011年1月号の「Books」コーナーで、横川理彦さんが『三輪眞弘音楽藝術』を書評してくださいました。「作曲と作曲家を知る3冊」というテーマで、3冊とりあげたなかの筆頭です。

三輪の音楽は、もっともラディカルなようでいて、実は「現代社会の複雑な状況」を明確に指し示している。必読の一冊だ。

ちなみにほかの2冊は『作曲家がゆく 西村朗対話集』(春秋社)と小鍛冶邦隆『作曲の技法』(音楽之友社)。後者の最後に、アルテス発行の小鍛冶邦隆さんの『作曲の思想』も紹介されています。

また、同じ著者の続編『作曲の思想』(アルテスパブリッシング)もお薦めだ。こちらはより個々の作曲家に即して語られており、後半の〈日本戦後音楽史〉がとても面白い。前掲の『作曲家がゆく〜』と併せて読むと日本の作曲家たちの描いてきた軌跡がはっきりと見て取れる。
[木村]

2010年12月20日

『音楽表現の科学』を重版しました

今年2月に刊行した須藤貢明+杵鞭広美著『音楽表現の科学』、好評につき重版しました。「音楽表現」という曖昧模糊とした領域に、認知科学の最先端の知見をもって挑んだ意欲的な研究書です。この機会にぜひ、書店などでお手にとってみてください。

[木村]

2010年12月21日

『オルティス変奏論』がオンデマンド版で再登場!

ルネサンス音楽の演奏技法書として今年のはじめに刊行した『オルティス変奏論』は、演奏技法の専門書としては異例なほど多くの書評で取り上げられるなど、たいへん高い評価をいただきました。少部数の出版だったため、長らく品薄状態が続きご不便をおかけしておりました。そこでアルテスでは、本書の寿命をより長いものとすべく、初めてのオンデマンド出版を導入し、12月15日に『オルティス変奏論【オンデマンド版】』を新たに刊行しました。

内容や定価は同じですが(刊行後に判明した事実を盛り込むなど若干の修正や加筆を行ないました)、造本仕様が上製から並製に変わります。ISBN番号も異なりますので、ご注文の際にはお気をつけください。なお、オンデマンド版の刊行に伴い、従来の『オルティス変奏論』(ISBN978-4-903951-26-3)は絶版としました。

今年の秋には、本書の内容にあわせた平尾雅子さんのCD『ディエゴ・オルティス 〜ルネサンス 装飾の粋〜 レセルカーダ&典礼曲集』(朝日新聞 2010.9.9 特選盤、レコード芸術 2010.10月号 特選盤)が発売されています。「理論」と「実践」が見事に結びついた幸せな企画です。ますます多くの皆様に読んでいただければ幸いです。

[松岡]

2010年12月23日

『ショパン全仕事』が愛知芸術文化センターブログで紹介されました

愛知芸術文化センターブログ「芸術文化センターの舞台裏日記」で、『フレデリック・ショパン全仕事』をご紹介いただきました。

作品解説本は多くありますが、[中略]著者のショパンへの想いが感じられます。

と、嬉しい言葉が。ありがとうございます。
現在、文化情報センターのアートライブラリーではショパン展を開催中とのこと。期間は12/26までとあと数日ですが、名古屋在住の方はのぞいてみてはいかがでしょう。

生誕200年である今年も残りわずか。『フレデリック・ショパン全仕事』未読の方は、ぜひお手にとっていただければ幸いです。

[松岡]

2010年12月27日

片山杜秀さんが『作曲の思想』を今年の3冊に

昨日(12/26)付けの讀売新聞書評欄は、同紙書評委員が選ぶ「2010年の3冊」でしたが、片山杜秀さんが小鍛冶邦隆さんの『作曲の思想』を選んでくださいました。

 ……今年は1980年代の現代思想ブームのノリの音楽書が大豊作。(中略)(『作曲の思想』は)レヴィ=ストロースみたいな目線の音楽史。武満徹や三善晃をここまで冷徹かつ正当に位置づけるとは! 脱帽。

そのほかの2冊は大里俊晴『マイナー音楽のために』(月曜社)、椎名亮輔『狂気の西洋音楽史』(岩波書店)でした。

[木村]

2010年12月29日

1/15 オヤマダアツシさんの「音楽と仕事」セミナー

音楽関連業界で活躍している方々を講師としてお招きし、仕事の内容や生きがいなどについて語っていただく「音楽と仕事」セミナー(主催:NPO法人「音楽キャリア・サポート・ネット」)。1月の講師は音楽ライターのオヤマダアツシさんです。

ご自身、広告代理店でコピーライターの仕事をされていたこともあり、「音楽業界の内側を外から見たらどう見えるか」ということに人一倍関心が深く、その立ち位置で仕事を続けておられるように見えます(勝手な憶測ですが)。音楽にかかわる人たちが、いまいちばん持っていなければいけない視点ではないかと思うので、この講座は楽しみです。ぜひお見逃しなく!

[木村]


NPO法人 音楽キャリア・サポート・ネット Presents
セミナー「音楽と仕事 2010」
第2回 テーマ 《編む》 
好奇心360度のススメ
~ライターから見た音楽業界のあれこれ

ゲスト:オヤマダ アツシさん(音楽ライター)

日時:2011年1月15日(土)14:00-16:00
   終了後は会場近くで懇親会を行います (希望者のみ/参加費別途)
場所:(財)東方学会2F会議室(東京・神保町)
   〒101-0065 東京都千代田区西神田2-4-1 (財)東方学会
会費:1,500円(当日、受付にてお支払いください)
   ※定員に達し次第、申込を終了させていただきます。
お申込み・お問い合わせ:
   お申し込みフォームから
   http://npo-mcsn.org/cn26/pg432.html
   メールから
   info●npo-mcsn.org ●=アットマーク

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