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2010年02月01日

1/29の朝日新聞夕刊で、『オルティス 変奏論』が紹介されました

1/29の朝日新聞夕刊で、『オルティス 変奏論』が紹介されました。「即興が生む生命力」と題し、平尾雅子さんのインタビューとともに、翻訳にいたるエピソードも載っています。
http://www.asahi.com/showbiz/music/TKY201001290325.html

2月11日(木)には東京・祐天寺の聖パウロ教会で出版記念演奏会も開かれます。ルネサンス音楽の「粋」を味わいに、ぜひご来場ください!
◎16世紀スペイン音楽家の名著をひもとく旅より
 深遠なるルネサンスの調べ
 ディエゴ・オルティス著『変奏論』邦訳出版記念コンサート
◎日時:2010年2月11日(木)15:00開演
◎場所:日本聖公会東京教区 聖パウロ教会
◎料金:4,500円(学生2,500円)
◎出演:平尾雅子、櫻井茂、頼田麗、武澤秀平、坪田一子(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、鈴木美登里、上杉清仁、谷口洋介、小笠原美敬、及川豊(声楽【ラ・フォンテヴェルデ】)、永田平八(ビウェラ、リュート)、上尾直毅(チェンバロ、オルガン)
◎お問い合わせ:アレグロミュージック TEL:03-5216-7131
http://www.masakohirao.net/t03information/

2010年02月02日

ミュージックバードで『クラシック迷宮図書館』関連番組

衛星デジタルラジオ、ミュージックバードに片山杜秀さんが出演し、『クラシック迷宮図書館』が紹介されます。放送日時などは以下のとおり。

「トランス・ワールド・ミュージック・ウェイズ」
テーマ:音楽は読むことと見つけたり
ゲスト:片山杜秀 聴き手:田中美登里

2月28日(日)10:00〜11:00 ミュージックバード cross culture
2月27日(土)5:00〜6:00 FM仙台
2月27日(土)28:00〜29:00 FM静岡
2月28日(日)21:00〜22:00 ミュージックバード THE CLASSIC
[再放送]3月6日(土)15:00〜16:00 ミュージックバード THE CLASSIC
問合せ:03-3261-8180 ミュージックバード

なお、ミュージックバードを聴くには、専用のチューナーとアンテナが必要です。詳細は以下。

MUSICBIRDは TOKYO FMグループの超高音質CS衛星デジタルラジオ。 クラシック、ジャズ、KAYO-ENKAなどジャンル別に10のチャンネルがあり、 これを聴くには専用のチューナーとアンテナが必要。 ただ今、チューナーとアンテナを無料でレンタルする 「PCM Fun Club」の会員募集中 http://www.musicbird.jp/ http://www.musicbird.jp/musicbird/ch_all.html
[木村]

2010年02月03日

NPO法人「音楽キャリア・サポート・ネット」が発足しました。

このほど、NPO法人(特定非営利活動法人)「音楽キャリア・サポート・ネット」が発足し、本日ホームページがオープンしました。理事長は、『キーワード150 音楽通論』の編者としてアルテスもお世話になっている久保田慶一さん(東京学芸大学教授、4月から国立音楽大学教授)。アルテスの木村も理事として参加させていただいています。

大学生から社会人、そして音楽家として活動されている方々まで、「音楽とキャリア」「音楽と人生」を真剣に考える人のために、具体的なサポートをし、ともに考える場を提供することを目的として設立されたNPOです。これからの活動に、どうぞご期待ください。

[木村]


音楽キャリア・サポート・ネット:トップページ http://npo-mcsn.org/index.html

NPOは以下の事業を柱とします。

I.セミナー「音楽と仕事」
http://npo-mcsn.org/pg138.html
音楽関連業界で活躍している方々を講師としてお招きし、仕事の内容や生きがいなどについて語っていただきます。講師との質疑応答の時間を通して、相互の理解を深めることもできます。将来、音楽関連業界に就職したい人、将来の職業選択に迷っている人には、お勧めのセミナーです。
・対象:高校生・大学生
・期日:年4回
・場所:(財)東方学会2F会議室(東京・神保町)
・費用:1回 1,500円 4回通し券 5,000円 *参加できない回の券は譲渡可能です

II.音楽インターンシップ
http://npo-mcsn.org/pg137.html
音楽関連企業(本法人が指定する協力企業)で2週間程度(50時間)のインターンシップを経験します。
インターンシップを経験することで、働くとは何か、仕事とは何か、そしてこれまで学んできた音楽の知識や経験がどれだけ活かせるかのかなどを、体験的に学ぶことができます。
終了後は、はっきりした目的をもって学習できるようになり、より充実した学生生活が期待できます。
また、3回の事前講習会(1回の説明会を含む)があり、社会人となるためのマナーや素養も身に付けることができます。
・対象:音楽大学生2年生以上、または音楽系大学院生(音楽系短期大学の2年生以上を含む)
・期間:毎年5月~10月
・講習会場:(財)東方学会2F会議室(東京・神保町)
・費用:10,000円
・定員:50名

III.音楽を語る会
http://npo-mcsn.org/pg97.html
音楽業界で活躍する著名人、音楽の造詣が深い著名人をお招きして、「音楽とキャリア(人生)」について語っていただきます。
質疑応答の時間や、終了後の交流会も予定しております。
対象:社会人・大学生
期間:年4回
場所:(財)東方学会2F会議室(東京・神保町)
費用:1回 3,000円 (学生 2,500円) 4回通し券 10,000円 (学生 8,000円) *参加できない回の券は譲渡可能です。
※終了後の交流会に参加される方は会費を別途ご負担下さい。
定員:30名(各回)

IV.音楽家のためのキャリア・デザイン・セミナー
http://npo-mcsn.org/pg139.html
音楽の知識や技能を通して、職業生活・社会貢献をしていらっしゃる方を対象に、音楽との関わりを生かしたキャリア・デザインとは何かを考えます。
各界からの講師によるレクチャーのほか、各種ワークショップや討論会など、より実践的な社会人向けのセミナーです。終了後の交流会(参加者負担)も予定しております。
・対象:社会人
・期間:年2回
・場所:(財)東方学会2F会議室(東京・神保町)
・費用:各回 5,000円
・定員:30名 (各回)

V.音楽大学・学部におけるキャリア支援の相談
http://npo-mcsn.org/pg140.html
音楽大学・学部において効果的なキャリア支援を実施するための相談、ならびに各種プログラムの提供を行っています。
小さなことでもご遠慮なくご相談ください。
相談は無料で、事前予約が必要です。

VI.キャリア相談
http://npo-mcsn.org/pg141.html
将来も音楽を続けていきたい、音楽に関わる仕事がしたい、これからの人生、音楽とどう関わっていったらよいかなど、さまざまな相談を専門家が承ります。
本法人のHPから予約することができます。(要事前予約・有料)

2010年02月03日

「音楽を語る会」2/20のゲストは新井鴎子さん

前エントリでお知らせしたNPO法人「音楽キャリア・サポート・ネット」の事業のひとつである「音楽を語る会」は、おもに社会人や大学生を対象に、音楽業界で活躍する著名人、音楽の造詣が深い著名人を講師にお招きして、「音楽とキャリア(人生)」について語っていただく勉強会です。質疑応答や座談会の時間もたっぷりともうけ、終了後の交流会も含めて、「音楽とともに生きる」をキーワードに、異業種・異分野の方々と交流できるまたとない機会です。

今年第1回のゲストは音楽番組構成作家の新井鴎子さん。音楽番組の構成とはどんな仕事なのか、どんなスキルが求められるのか、そして音楽学や作曲を勉強していた新井さんはなぜこの道に入ったのか──新井さんが手がけられた番組の映像なども楽しみながらの、興味つきないひとときとなるでしょう。

http://npo-mcsn.org/pg97.html

* 2010年のテーマは「音楽に生きる」。
* 各界で活躍する音楽人が「人生と音楽」「私の転機」について語ります!

ゲスト:新井鷗子さん(音楽番組構成作家)
プロフィール:
東京藝術大学楽理科および作曲科出身。
クラシック音楽のコンサートやテレビ番組の構成作家として長年第一線で活躍。読売日響、N響、新日本フィル、札幌響、仙台フィルなどのコンサートや「読響・深夜の音楽会」「題名のない音楽会」「東急ジルベスター・コンサート」などの音楽番組の構成を手がける。
昨年、クラシック入門書籍『携帯で聴けるクラシックの名旋律』(実業之日本社)を上梓。その他の著書に『Aが響く前に』(日本テレビ)などがある。

日時:2010年2月20日(土)14:00-17:00 
懇親会:18:00-20:00(会場未定)
場所:(財)東方学会2F会議室(東京・神保町)     
〒101-0065 東京都千代田区西神田2-4-1 (財)東方学会
会費:2,500円
※当日、受付にてお支払いください。
申込み・お問い合わせ:NPO法人 音楽キャリア・サポート・ネット(滝口幸子)   
info●npo-mcsn.org ●=アットマーク

どなたでも参加可能ですので、ご興味のある方は上記の連絡先へお問い合わせください。

[木村]

2010年02月04日

青山ブックセンター六本木店にて片山杜秀さんのトークショーがおこなわれます


来る2/18(木)、青山ブックセンター六本木店にて、片山杜秀さんのトークショーが開催されます。題して「クラシックと活字の森へ」。「音楽書を読む愉しみ」をとことん語っていただきます。イヴェントの詳細は以下。

片山杜秀『クラシック迷宮図書館』刊行記念トークショウ 「クラシックと活字の森へ──案内人・片山杜秀」 http://www.aoyamabc.co.jp/10/10_201002/2010218.html

■2010年2月18日(木) 19:00〜
■会場:青山ブックセンター六本木店 店内2階
■入場料:無料

■ご参加方法:青山ブックセンター六本木店の店頭、もしくはお電話にてご参加のご予約を承ります。当日のトークイベント終了後、片山杜秀さんのサイン会を予定しております。あわせてご参加ください。
■電話予約&お問い合わせ電話:青山ブックセンター六本木店  03-3479-0479
■受付時間: 月〜土・祝 10:00 〜 翌朝5:00 / 日 10:00 〜 22:00

<イベント内容>
クラシック迷宮図書館』刊行を記念いたしまして、著者の片山杜秀さんをお招きいたしまして、トークショウを開催いたします。本書に挙げられた音楽書籍のお話からひろがって、「音楽を語る」という不可能にとことん挑んでいただきます。クラシック音楽ファン必見のイベントです。

なお、同店では『クラシック迷宮図書館』の発刊を記念して、同書の書評の対象となった本を一同に集めてフェアを開催中です。片山さんの書評を読んで、「この本、ぜひ読んでみたい!」と思った方、この機会をぜひご利用ください。

[木村]


2010年02月04日

2/23発売 音楽表現の科学──認知心理学からのアプローチ(須藤貢明+杵鞭広美著)



〈感動〉のメカニズムをさぐる!

音楽は人間の脳にどんな情報を伝えているのか?──
認知心理学と情報科学の最新の研究成果にもとづき、「音楽の楽しみ」や「曲想」などの概念をはじめて科学的・客観的に規定した画期的な理論書。

◎A5判・並製・152頁
◎定価:本体2400円[税別]
◎発売:2010年2月23日
◎ISBN978-4-903951-28-7 C1073
◎装丁:山田英春


>> 詳細

2010年02月07日

毎日新聞で「オルティス 変奏論」が紹介されました

毎日新聞で「オルティス 変奏論」が紹介されました。

訳者がヴィオラ・ダ・ガンバの第一人者の平尾雅子だけに、納得のいく文章にこなれている。たとえば、ボウイング(運弓法)のこまやかな指示を読んでいるうちに、自らが弾いているような、またはそこから実際に音が聞こえてくるようなリアリティーが感じられる。楽譜がきちんと付き、弾き手にとっては必読の書だが、聞き手にとってもまるで自分が共演しているように楽しめるのである。この邦訳は貴重な偉業と言っていい。

http://mainichi.jp/tanokore/art/003146.html

楽譜にまで言及していただき、版元としては嬉しいかぎり。ありがとうございます!

そして2月11日(木)には東京・祐天寺の聖パウロ教会で出版記念演奏会も開かれます。前半は、日本では演奏されることの少ないオルティスの典礼音楽、後半はレセルカーダ・オン・パレードです。レセルカーダの演奏の際には、演奏者による変奏(ディミニューション)や対旋律も試みる予定とのこと。残された楽譜に、どれだけ奏者の息を吹き込むことができるか、それこそがルネサンス音楽演奏の醍醐味。どのような演奏会になるか、いまから楽しみです。
オルティスの魅力、再発見をめざすコンサート、ぜひ、ご来聴を!

◎16世紀スペイン音楽家の名著をひもとく旅より
 深遠なるルネサンスの調べ
 ディエゴ・オルティス著『変奏論』邦訳出版記念コンサート
◎日時:2010年2月11日(木)15:00開演
◎場所:日本聖公会東京教区 聖パウロ教会
◎料金:4,500円(学生2,500円)
◎出演:平尾雅子、櫻井茂、頼田麗、武澤秀平、坪田一子(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、鈴木美登里、上杉清仁、谷口洋介、小笠原美敬、及川豊(声楽【ラ・フォンテヴェルデ】)、永田平八(ビウェラ、リュート)、上尾直毅(チェンバロ、オルガン)
◎お問い合わせ:アレグロミュージック TEL:03-5216-7131
http://www.masakohirao.net/t03information/

2010年02月07日

青山ブックセンター六本木店にて『クラシック迷宮図書館』フェア開催中!

青山ブックセンター六本木店にて、片山杜秀さんの新刊『クラシック迷宮図書館』発売を記念したフェアが開催中です。本書で書評されている本を中心に、音楽書がズラリと並ぶ本棚は壮観です! 書評で気になったアノ本やコノ本を、お手にとってご覧ください。

デザイナー戸塚泰雄さんが、『クラシック迷宮図書館』でとりあげられた本の書影をあしらって、フェアのパネルを作ってくださいました。

また、既報のとおり、2/18(木)には片山さんのトークショウも開かれます。なにやら片山さん秘蔵の(?)音楽書も飛び出すとの噂も。ぜひお運びください!

詳細は以下のとおりです。

[松岡]

片山杜秀『クラシック迷宮図書館』刊行記念トークショウ「クラシックと活字の森へ──案内人・片山杜秀」
http://www.aoyamabc.co.jp/10/10_201002/2010218.html
■2010年2月18日(木) 19:00〜
■会場:青山ブックセンター六本木店 店内2階
■入場料:無料
■ご参加方法:青山ブックセンター六本木店の店頭、もしくはお電話にてご参加のご予約を承ります。当日のトークイベント終了後、片山杜秀さんのサイン会を予定しております。あわせてご参加ください。
■電話予約&お問い合わせ電話:青山ブックセンター六本木店  03-3479-0479
■受付時間: 月〜土・祝 10:00 〜 翌朝5:00 / 日 10:00 〜 22:00

<イベント内容>
『クラシック迷宮図書館』刊行を記念いたしまして、著者の片山杜秀さんをお招きいたしまして、トークショウを開催いたします。本書に挙げられた音楽書籍のお話からひろがって、「音楽を語る」という不可能にとことん挑んでいただきます。クラシック音楽ファン必見のイベントです。

2010年02月09日

北山修プロデュース「さよならコンサート」のお知らせ

北山修さんが今年、九州大学を定年退職されることとなり、「さよならコンサート」が開催されることとなりました。九州地区の方はぜひご参加ください。詳細は以下のとおりです。

[木村]


北山修プロデュース【さよならコンサート】

日時 2010年3月21日(日)
   開場 15:30〜  
   開演 16:00〜

場所 九州大学医学部 百年講堂大ホール 
   (福岡市東区馬出3-1-1 九州大学病院地区内)
   地図:http://www.med.kyushu-u.ac.jp/100ko-do/

出演 坂崎幸之助(THE ALFEE) きたやまおさむ 他

プログラム きたやまおさむ レクチャー

      九州大学 伊都キャンパス
      「嚶鳴天空広場」イメージソング発表

      坂崎幸之助 きたやまおさむ歌う

企画・構成 北山修

主催 九州大学さよならコンサート実行委員会
共催 九州大学

料金 ¥6,800-(前売りのみ・全席自由)

チケット販売 九大生協ホームページにて告知して
       店頭とWebで販売します。
       http://www.coop.kyushu-u.ac.jp/news/news100201.html

       九大生協
       TEL:092-651-7167(月〜金 10:00〜17:00 祝日除く)
FAX:092-641-5293

2010年02月10日

日本経済新聞に『証言!日本のロック70's』が紹介されました

2月7日の日本経済新聞朝刊読書面の『熱き時代を客観的に検証 日本ロック史の証言残す』という記事で、『証言!日本のロック70's』の「1」と「2」が紹介されました。編者の一人、井上貴子さんもコメントを寄せています。ほかに取り上げられているのは内田裕也さんの自伝『俺は最低な奴さ』(白夜書房)、PANTAさんの自伝的小説『頭脳警察』(ぶんか社)、井上さんの編著で難波弘之さんも寄稿している『日本でロックが熱かった頃』(青弓社)。PANTAさんの『歴史から飛びだせ』を復刊したK&Bパブリッシャーズさんとはいくつかのお店で共同フェアも開催中です。

[鈴木]

2010年02月12日

ジュンク堂新宿店で『クラシック迷宮図書館』刊行記念フェア開催中!


7Fの東側エレベーターの扉が開くと、『迷宮図書館』の世界が!

ジュンク堂書店新宿店にて、片山杜秀さんの『クラシック迷宮図書館』の刊行を記念してのフェアが開催されています。

同書でとりあげられた音楽書の数々が、棚にずらり。ところどころに、本のもとになった『レコード芸術』の連載「片山杜秀のこの本を読め!」のコピーが貼ってあるところは、さすが“片山フリーク”の松岡さん(同店芸術書担当)。「『クラシック迷宮図書館』、すごく売れてるんですが、買っていかれるのは男性ばかりなんですよ」(笑)。「クラシック女子」のみなさん、この機会にぜひお運びを!

棚のお隣ではscholaのフェアが展開されていて、ジュンク堂新宿店7階は“音楽書が熱い”ことになってます。フェア開催は2月末までの予定です。

[木村]


2010年02月15日

きたやまおさむレクチャー&ミュージックのお知らせ

ビートルズを知らない子どもたちへ』の著者、きたやまおさむさんが、この3月に九州大学を退職後初となる「レクチャー&ミュージック」を東京と大阪で開きます。タイトルは「ライブ・コンサート・生きてます!」。2009年の喪失を乗り越え、「ライブとは生きてるってこと」という感動を伝えてくれるコンサートになることでしょう。詳細は下記のとおりです。

[木村]

きたやまおさむレクチャー&ミュージック「ライブ・コンサート・生きてます!」

東京:2010年4月8日(木)18:30開演 メルパルク・ホール
http://ent.pia.jp/pia/event.do?eventCd=1004191&perfCd=001
大阪:2010年4月10日(金)16:00開演 サンケイホール・ブリーゼ
http://ent.pia.jp/pia/event.do?eventCd=1005861&perfCd=001

出演:きたやまおさむ
演奏と伴奏:行徳伸彦とOK退職記念バンド(行徳伸彦・隈さゆり・井上貴広・坂田“鬼平”伸一)
料金:6000円(全席指定)
企画・制作:きたやまおさむ
制作協力:北山精神文化研究所

2010年02月17日

東京新聞ほか全国の地方紙で『神楽と出会う本』の三上敏視さんが紹介されました

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東京新聞や宮崎日日新聞など2月中旬の地方紙各紙の人物紹介欄で、『神楽と出会う本』の著者・三上敏視さんが紹介されました。神楽との衝撃的な出会いから、1冊の本をまとめるまでがコンパクトに語られています。『神楽と出会う本』はおかげさまでたいへん好調な売れ行きで、在庫がだいぶ少なくなっています。お早めにお買い求めください。

[鈴木]

2010年02月17日

『クラシックでわかる世界史』と『音盤考現学』5刷! 『魂のゆくえ』は6刷!

お知らせするのが遅くなってしまいましたが、西原稔さんの『クラシックでわかる世界史』と片山杜秀さんの『音盤考現学』、そしてピーター・バラカンさんの『魂(ソウル)のゆくえ』の増刷ができました。前二者はいずれも5刷、『魂のゆくえ』は6刷です。しばらく品薄の状態が続き、ご迷惑をおかけしましたが、現在は順調に出荷しております。

『クラシックでわかる世界史』はアルテスにとっては創業2冊め、音楽書としては1冊目の記念すべき本。『音盤考現学』は創業3冊めで、サントリー学芸賞&吉田秀和賞のダブル受賞に輝いた、アルテスにとっても“出世作”といっていい本。『魂のゆくえ』は続く4冊めで各方面からたいへん高く評価していただくとともに、「過去の名作の復刊」という路線の端緒ともなった本です。

そして、この3人の著者による新作も刊行予定。西原さんの新作は4月刊行の予定で、こんどは19世紀ヨーロッパのピアノ音楽がテーマ。そして先月、『クラシック迷宮図書館』を出した片山さんですが、来月には『続・クラシック迷宮図書館』が刊行予定。ピーター・バラカンさんの新作も着々と準備が進んでいます。

それにしても、創業時期にだした本が、こうしてロングセラーとなって、いまも新鮮に読んでいただけているというのは、まさに出版社冥利につきます。みなさまのご愛顧にあらためて感謝します。

[木村]

2010年02月20日

仲俣暁生さんが『フルカワヒデオスピークス!』の真価をズバリ!

今日発売された「図書新聞」2955号の1面に、フリー編集者の仲俣暁生さんによる『フルカワヒデオスピークス!』のレビューが掲載されました。作家・古川日出男がミュージシャンやダンサー、デザイナーなど異ジャンルのクリエイターたちと初対面で対談するという挑戦を成し遂げたこの本の真価を見事に明らかにしてくれていて、世に送り出した者にとってたいへん嬉しい批評です。

“クリエイターたちと古川日出男が共有しているのは、芸術家としての、一種の「孤独」の感覚である。「業界人」として生きるのではなく、「個人」として生きることを選んだ人間だけが発することのできる、ヒリヒリとした言葉がそこにある。だからこそ、これらの人々との対談で発せられた言葉は、仮にその語り手についての予備知識を読者がまったく持っていなかったとしても、しっかりと届く"

だから、もし仮にあなたが古川日出男の小説を読んだことがなかったり、ゲストの顔ぶれに関心をもてなかったとしても(まさか!)、なにかを創ること・表現することを大事にしているなら、ぜひ読んでほしい本なのです。必ずや強い励ましと熱いエネルギーを得ることができるはずです。

古川日出男にとって「ものを作る」とはどういうことなのかを明らかにした上で、本書のプロデューサーである批評家・佐々木敦さんの仕事としてもこの本を読み解くなど、丁寧に読み込んでくれた仲俣さんに感謝します。ひとりでも多くの人がこの本を読んでくれますように。

[鈴木]

2010年02月25日

片山杜秀さん、ラジオで朗読の巻


スタジオのなかの片山杜秀さん(左)と田中美登里さん(右)

すでにお伝えしたとおり、高音質CS衛星デジタルラジオ「ミュージックバード」で、『クラシック迷宮図書館』をテーマに番組が放送されることになりました。もちろんゲストは片山杜秀さん。

昨日はその収録日で、アルテス木村もTOKYO FMのスタジオに途中からお邪魔しました。ラジオの収録やスタジオそのものがものめずらしく、完全にお上りさん気分でしたが、片山さんの声の魅力をあらためて認識。聴き手の田中美登里さんも「いい声よね〜」とほれぼれとしていらっしゃいました。

圧巻は片山さんの朗読! 最相葉月さんの『絶対音感』を書評した「一億総人間レーダー化計画のはてに」と題した章をまるごと片山さんの声で聴けるのですが、本をお読みになった方ならおわかりのとおり、あの章は「先生」と「学生」の対話篇になっています。それを片山さんが語り分ける(というより、演じわける)のです。これは一聴の価値ありです。木村は聴くことができませんでしたが、田中さんが「姐さん」、片山さんが「チンピラ」の掛け合いで、マクレアリ『フェミニン・エンディング』を書評した「ソナタ形式と父権社会」も上演(?)されたようです。「ソナタよ、そなたをうらみますぞ!」というオチを、片山さんがどんなふうに読んだのか、聴きたかったなあ……。

抱腹絶倒まちがいなしの1時間、ぜひお楽しみください。番組の詳細は以下のとおりです。

[木村]

トランス・ワールド・ミュージック・ウェイズ
ゲスト:片山杜秀 出演:田中美登里
テーマ:音楽は読むことと見つけたり

2月27日(土) 5:00〜6:00 Date fm(FM仙台)
      28:00〜29:00 K-MIX(FM静岡)
2月28日(日)10:00〜11:00 MUSICBIRD Cross Culture(11−1)

2月28日(日)21:00〜22:00 THE CLASSIC
再放送 3月6日(土)15:00〜16:00  THE CLASSIC

MUSICBIRDはTOKYO FMグループの超高音質CS衛星デジタルラジオ。
クラシック、ジャズなどジャンル別に10のチャンネルがあり、   
これを聴くには専用のチューナーとアンテナが必要。
お問合せは03-3261-8180
http://www.musicbird.jp/


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