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2014年08月07日

井上道義さんから推薦コメントをいただきました!

アルテスの9月の新刊は潮博恵さんの『古都のオーケストラ、世界へ!──「オーケストラ・アンサンブル金沢」がひらく地方文化の未来』。金沢という一地方都市にいかにして世界水準のオーケストラが誕生したのか、その成功の秘密を解き明かした音楽ノンフィクションの快作です。

このほど、指揮者でオーケストラ・アンサンブル金沢音楽監督の井上道義さんから、同書にたいして推薦コメントが届きました。全文をご披露いたします。

その演奏がどんなに努力とセンスと愛に満ちていたものであっても、
そして演奏会での感動がどれほど大きくても、
時間は人に忘却を手渡していく。
だからこそ、使い古されたと思われる作品でも、
演奏家は嬉々として、毎回初演のように音にしていく。
北陸に生まれた潮さんが、短くも長くもある25年という時間を、
世界的な視点と鋭い感覚をもって本にしてくれた。

岩城宏之さんから私が受け継いだ開拓魂に溢れた遺伝子、
オーケストラ・アンサンブル金沢のメンバーの持つ諸外国と日本の文化、
そして個性のぶつかり合い──。
互いを信じ合えたとき、本番は常に輝き、愛の表現と化す。
その美しい瞬間への憧れと、
人の役に立つ喜びを知る人々がこの本を手にしたとき、
面白いもの、素敵なものを追い求めることこそが人生であり、
そしてそれはすぐ目の前の人との関係から生まれるのだということを感じ取るにちがいない。

井上さんは現在、咽頭癌治療のため演奏活動を中止されていますが、その病床からのあたたかく力強いメッセージに感謝の言葉もありません。
治療の経過は順調で、7月中旬に退院され、現在は通院での治療に移行されているとのこと(KAJIMOTO|NEWS|指揮者 井上道義 治療経過と復帰に関して)。
マエストロの一日も早い復活を心からお祈りします!

2014年09月03日

『北國新聞』に潮博恵さん執筆の記事が掲載

北陸地方を中心に古くから愛されている『北國新聞』9/2付朝刊に、9/12発売『古都のオーケストラ、世界へ!』の著者である潮博恵さんが執筆したオーケストラ・アンサンブル金沢(OEK)の記事が掲載されました。

「岩城宏之メモリアルコンサートに寄せて」というタイトルで、9/6に石川県立音楽堂にて行われる公演について紹介されています【公演の詳細はこちら】。

末尾ではもうすぐ発売になる本のことにも触れられています。
北陸の一地方都市にどうして世界水準の室内オーケストラが生まれたのか、その成功の秘密が本書では解き明かされていますので、金沢だけでなく、その他の地方のオーケストラに関係していたり、文化振興に興味を持たれている方にはぜひとも読んでいただきたい一冊となっています。

設立25周年を迎えたOEKから、今後も目が離せません![長谷]

2014年09月09日

『古都のオーケストラ、世界へ!』、金沢でお披露目!


MRO北陸放送報道局長・大家陽一さんの取材を受ける潮博恵さん

今週金曜日(9/12)に発売予定の潮博恵さんの新著『古都のオーケストラ、世界へ!』。発売に先がけて、オーケストラ・アンサンブル金沢の本拠地・石川県内で大きな話題になっています。

9/5(金)にはMRO北陸放送、テレビ金沢、石川テレビの夕方のニュース番組でとりあげられたほか、翌日9/6(土)の北陸中日新聞、北國新聞の朝刊には潮さんのカラー写真入りで記事が掲載。とくに北陸中日新聞は同書で潮さんが明らかにした全国のオーケストラの収益ランキングに注目、紙面の約半分をつかって大きく取り上げてくださいました。

また、9/6、石川県立音楽堂でおこなわれた「岩城宏之メモリアルコンサート」では、OEKの定期会員やS席・A席のチケット購入者に、OEKの支援企業である(株)レンゴーが製作した専用ケースに入れて本が手渡されました。

[木村]



2014年09月24日

朝日新聞(北陸版)が『古都のオーケストラ、世界へ!』を紹介

昨日(9/23)付けの朝日新聞(北陸版)朝刊にて、『古都のオーケストラ、世界へ!』が紹介されました。著者・潮博恵さんに取材し、オーケストラ・アンサンブル金沢の足跡をたどりつつ、これからの課題にもふれた同書のポイントを取り上げ、「地元にオーケストラがあることの素晴らしさを知って、1回1回のコンサートをたいせつにしてほしい」という潮さんのメッセージを伝えてくださいました。

[木村]

2014年09月25日

『ぶらあぼ』で『古都のオーケストラ、世界へ!』紹介

『ぶらあぼ』10月号の「BOOKS クラシック新刊情報」コーナーで、潮博恵さんの『古都のオーケストラ、世界へ!』が紹介されました。コンサートゴウアーのみなさんにぜひ読んでいただきたい本です。ぜひチェックしてみてください。

[木村]

2014年10月21日

『レコード芸術』に『古都のオーケストラ、世界へ!』の書評掲載

『レコード芸術』11月号に潮博恵さんの『古都のオーケストラ、世界へ!』の書評が掲載されました。評者はフランス文学者の相場ひろさんです。

……たんなるパブリシティにありがちなOEK礼賛一色ではなく、発足以降生じた問題や意思疎通の齟齬、行政からの不満やそれへの対処など、今生きて音楽を奏でているオーケストラを生態のままに捉えようという真摯な態度で貫かれているのが好ましい。[略]……本作はまさに日本での事情を詳細に追いかけており、国内のオーケストラ運営関係者には、啓発されるところ大であることだろう。

このように評し、「すべてのリスナーに対して開かれた本」と結んでくださっています。

[木村]

2014年11月17日

『Jupiter』で『古都のオーケストラ、世界へ!』と『すごいジャズには理由がある』紹介

大阪・いずみホールの機関誌『Jupiter』12月/1月号(Vol.149)にて潮博恵さんの『古都のオーケストラ、世界へ!』と岡田暁生さんとフィリップ・ストレンジさんの『すごいジャズには理由(ワケ)がある』が紹介されました。2枠しかない書評欄をアルテスが独占! ありがたいです。

『古都のオーケストラ〜』については、

民間ホールの立場から読むと「なんて資金が潤沢な」と羨むばかりなのだが、逆に「お金があればできるのか」とも自問。楽団運営は結局は人材だと痛感。地域文化への愛、新境地にも挑戦する実行力がこの楽団の独自性を際立たせている。

と、まさに業界人ならではの視点から読んでいただけて、うれしく思いました。こういうところから、理想のオーケストラ、理想のホールとはなにかという議論が生まれるといいですね。

『すごいジャズ〜』については、

……クラシック音楽との関係性(マイルス・デイヴィスの即興演奏はブラームスのよう!? ストラヴィンスキーにもジャズの要素が?)が興味を引きたて、詳しい音楽理論を知らなくても楽しめる。

と、岡田さんとフィリップさんがタッグを組んだことの意味をしっかり掬いあげてくださいました。

[木村]

2014年11月17日

『サウンド&レコーディング・マガジン』に『古都のオーケストラ、世界へ!』の書評掲載

『サウンド&レコーディング・マガジン』12月号に潮博恵さんの『古都のオーケストラ、世界へ!』の書評が掲載されました。評者はもちろん橫川理彦さん。

……取材の料やテーマの立て方、客観的ではっきりとした分析などがとても良質で、第一級のレポートになっている。同著者のサンフランシスコ交響楽団を取り上げた書籍『オーケストラは未来をつくる』と併せて現代のオーケストラの在り方を見るのも面白い。
テンポ良く展開していく中に挟み込まれる写真は的確で、論議を実証する数値データやグラフも明快だ。

と絶賛してくださいました。ポピュラー音楽系、しかも音作りの話題が中心の雑誌ですが、それだけに『古都のオーケストラ〜』はこの雑誌の読者であるクリエイターたちにも関心をもってもらえる内容なのかもしれません。

[木村]

2014年11月20日

『ステレオ』で『古都のオーケストラ、世界へ!』紹介

『ステレオ』12月号にて、潮博恵さんの『古都のオーケストラ、世界へ!』が紹介されました。「前著[『オーケストラは未来をつくる』]同様、綿密な取材によって、一地方都市になぜ世界水準の室内オーケストラが誕生したのか、その成功の秘密を解き明かした、音楽ノンフィクションの意欲作・快作である」と評してくださっています。

[木村]

2014年12月03日

潮博恵さんがMRO北陸放送ラジオに生出演します

古都のオーケストラ、世界へ!』の著者、潮博恵さんが、12/5(金)の朝、MRO北陸放送ラジオに生出演します。

MRO北陸放送ラジオ「おいね☆どいね」
http://www.mro.co.jp/radio/programs/oinedoine/kinyoubi/
(パーソナリティ:川瀬裕子)
潮さんの出演は12/5(金)9:20〜9:40頃

オーケストラ・アンサンブル金沢の四半世紀を描いた同書の話題を中心に、潮さんの素顔に触れるまたとない機会です。地元のみなさん、ぜひお聴きください。(生放送ですが、あとでmp3ファイルで聴けるようです)

[木村]

2014年12月12日

『音遊人』で『古都のオーケストラ、世界へ!』紹介

『音遊人』2014冬号にて潮博恵さんの『古都のオーケストラ、世界へ!』を紹介していただきました。ヤマハの会員誌なんですね。オールカラーで充実した内容の雑誌です。

先日もあるオケの事務局の方から、「上司から『この本は読んでおけ』と推薦されました」と言われました。『古都オケ』、音楽関係者のあいだで、少しずつ浸透してきているようです。

[木村]

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