TOP

2012年03月12日

4月中旬発売! 教養としてのバッハ──生涯・時代・音楽を学ぶ14講〈叢書ビブリオムジカ〉(礒山雅・久保田慶一・佐藤真一 編著)


いま、あらためてバッハに出会う。

これから学びたいあなたのために
音楽学・歴史学・宗教学・音響学・楽器学・言語学の専門家がわかりやすく解説。
21世紀のバッハ学はここから始まる!

A5判・並製・208頁
定価:本体2200円[税別]
発売:2012年4月中旬
ISBN978-4-903951-53-9 C1073
装丁:折田 烈(餅屋デザイン)
カバー装画:柴田純与
ジャンル:作曲家/音楽史


>> 詳細

2012年04月17日

5/27 ビブリオテックで『教養としてのバッハ』刊行記念トークショー開催

4/25発売予定の礒山雅・久保田慶一・佐藤真一編著『教養としてのバッハ』の刊行を記念して、5/27(日)に原宿のブック・カフェ「ビブリオテック」にて、同書の編著者3名が出演するトークショーが開催されます。開催概要は下記のとおり。知的興奮にあふれたひとときを、ぜひご一緒に!

[木村]

第25回ビブリオテック文明講座
http://www.superedition.co.jp/biblio/event/2012/0527.html

『教養としてのバッハ』(アルテスパブリッシング)刊行記念
礒山雅+久保田慶一+佐藤真一トークショー
「21世紀にバッハを学ぶということ」

300年以上前のドイツに生まれ、ルター派の信仰に生き、宮廷や教会のために音楽を作った作曲家の音楽に、21世紀の極東の地に生きる私たちが魅了されるのはなぜだろう。
日本のバッハ研究の第一人者であり、NHK-FM『古楽の楽しみ』などのパーソナリティとしてもおなじみの礒山雅さん、バッハの次男エマーヌエルの研究などで知られる久保田慶一さん、ドイツ史を専攻する歴史家の佐藤真一さんという3人が、「学べども尽きせぬ知の泉」であるバッハという存在に肉薄する2時間。CDやDVDも視聴しながらの楽しい語らいにぜひご参加ください。

日 時:2012年5月27日(日)
    15:00~17:00(14:30開場)
参加費:1,500円(当日精算)
予約制:電話または、メール(biblio@superedition.co.jp)にて、メール受付の場合は 件名「バッハトーク希望」お名前・電話番号・参加人数、をお知らせ下さい。おって返信メールで予約完了をお知らせいたします。
Tel.03-3408-9482
※60名様になり次第締切り
電話予約受付:火~土曜 12:00~20:00
       日、祝日 12:00~19:00
会 場:Bibliothèque(ビブリオテック)

ゲストプロフィール:
礒山 雅(いそやま・ただし)
国立音楽大学招聘教授、日本音楽学会会長、サントリー芸術財団理事、いずみホール音楽ディレクター。著書に『マタイ受難曲』(東京書籍)、『バッハ=魂のエヴァンゲリスト』『モーツァルト=翼を得た時間』(以上、講談社学術文庫)などがある。

久保田慶一(くぼた・けいいち)
国立音楽大学教授。専攻は音楽学。著書・監修書に『エマヌエル・バッハ』(東京書籍)、『音楽用語ものしり事典』(アルテスパブリッシング)、『バッハ キーワード事典』(監修、春秋社)などがある。

佐藤真一(さとう・しんいち)
国立音楽大学教授。ドイツ近代史および史学史を専攻。著書に『トレルチとその時代』(創文社)、『ヨーロッパ史学史』(知泉書館)などがある。

書籍情報:
『教養としてのバッハ 生涯・時代・音楽を学ぶ14講』
編著:礒山 雅・久保田慶一・佐藤真一
発行:アルテスパブリッシング
特別価格:2,100円(税込)
http://www.artespublishing.com/books/903951-53-9.html

2012年04月21日

OTTAVA amorosoで『教養としてのバッハ』紹介

ネットラジオ「OTTAVA amoroso」で林田直樹さんが礒山雅・久保田慶一・佐藤真一編著『教養としてのバッハ』を紹介してくださいました。下記ブログでも再度紹介してくれています。
http://blog.ottava.jp/ottava_amoroso_wk/2012/04/ottava-bba5.html

これはバッハの音楽に限りませんが、クラシック音楽は、気軽に楽しむことのできるエンターテインメントという性格もありますが、それだけでなく、そう簡単にすべてがわかるわけではない奥深い性格も持っています。本書に「教養」という言葉が使われているのは、謙虚に学ぶべしという根本態度を喚起するものと私は受け止めました。幅広い知見に満ちた良書です。

タイトルに「教養」という言葉を使った意図をみごとに言い当ててくださって、感謝です!

[木村]

2012年05月24日

ピアニストの今井顕さんが『教養としてのバッハ』を書評!

KINOKUNIYA書評空間BOOKLOGで、ピアニストで国立音楽大学教授の今井顕さんが『教養としてのバッハ』を書評してくださいました。

http://booklog.kinokuniya.co.jp/imaiakira/archives/2012/05/post_74.html

国立音楽大学で昨秋おこなわれた連続講義が母体となった同書の、いわば舞台裏をよくご存知の今井さんならではの詳しい書評。

バッハの世界は奥が深い。緻密ゆえにハードルが高そうな音楽に思えても、素直に先入観を持たずに聞いてみれば、対位法と呼ばれる作曲技法を理解できるか否かを超越してダイレクトに心に訴え、感動を呼び起こす力が並外れて大きな音楽であることがすぐわかる。そこには宗教の力も関与しているのだろうか、それとももっと別の要素によるものなのだろうか。いずれにせよ、最新の専門的かつ広範囲な知識に触れることのできる、貴重なダイジェスト版バッハ入門書である。

このように結んでくださってます。ありがとうございました。

[木村]

2012年05月28日

原宿ビブリオテックで『教養としてのバッハ』刊行記念トークショーを開催しました


左から久保田慶一、礒山雅、佐藤真一の3氏

5/27(日)、初夏を思わせる陽気のなか、原宿のブック&カフェ「ビブリオテック」にて、『教養としてのバッハ』の編著者、礒山雅さん、久保田慶一さん、佐藤真一さんの3人によるトークショー「21世紀にバッハを学ぶということ」が開催されました。

開始前は「“トークショー”なんて柄じゃない(笑)」と言っていた3人も、80人を超す満員の聴衆を前に熱弁を繰り広げ、聴衆のみなさんも、バッハ学、音楽学、歴史学の権威による知的で内容の詰まったレクチャーに熱心に聴き入っていました。

本の母体となった国立音楽大学での連続講座がどのように始まったか、それが出版にいたった経緯などが紹介されたのち、3人がそれぞれの担当章の一部をレクチャー、そして本では触れられなかった「現代のバッハ演奏」をCDで紹介。最後は、フロアからのこれまた中身の濃い質問に3人が答えて、あっというまの2時間が過ぎました。

「この本は、バッハを起点として外に向かう性格をもっている」(礒山氏)というとおり、バッハという共通の関心事をもって集まったみなさんが、歴史を学ぶこと、ドイツ文化や宗教の視点からバッハを見ること、そして現代における教養とは何かといった、さまざまなトピックに関心を向けるきっかけになったのではないでしょうか。

なお、この模様は、6/24(日)12:00〜16:00、ミュージックバード「サンデー・クラシック」にて放送予定です。
http://musicbird.jp/programs/%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%83%87%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%82%B7%E3%83%83%E3%82%AF/

イベントの模様をそのままお届けするほか、出演者3人それぞれが紹介するCDをたっぷり聴くことのできる4時間。ぜひお楽しみに!

[木村]


2012年06月26日

『ぴあクラシック』で『教養としてのバッハ』紹介

『ぴあクラシック』2012年夏号で『教養としてのバッハ』が紹介されました。「音楽の父バッハへの熱い想いがひしひしと伝わる一冊だ」と紹介していただいてます。

[木村]

2012年07月13日

『ジュピター』で『教養としてのバッハ』紹介

大阪・いずみホールの会員誌『ジュピター』8月・9月号で礒山雅・久保田慶一・佐藤真一編著『教養としてのバッハ』が紹介されました。書いてくれたのは同ホールのステージマネージャーで音楽評論家の小味渕彦之さん。

各論考は最新の研究成果に裏打ちされ、専門性に満ちたものだ。さらに、互いの連関が理解を深める仕組みで、例えば、「ルターの宗教改革」があったから、「ドイツ語コラール」を活かしたバッハの作品が生まれたことが、より実感を伴って理解できる。

と評価してくださっています。

[木村]

2013年06月11日

『教養としてのバッハ』重版決定!

昨年4月に刊行した『教養としてのバッハ』(礒山雅・久保田慶一・佐藤真一 編著)を増刷することになりました。

もともとは国立音楽大学の連続講座「バッハとその時代」から生まれたこの企画。音楽学・歴史学・宗教学・音響学・楽器学・言語学などの専門家が、それぞれの立場から「バッハ」という類ない知の水脈にせまるという内容です(そのあたりについて、ピアニスト・今井顕さんが「KINOKUNIYA書評空間」で紹介してくださっています→コチラ)。

第2刷の出荷は6/24(月)からとなります。ご注文をお待ちしております。

[木村]

Go to Altespublishing website

Twitter @suzukisgr

Twitter @kimuragen

カテゴリー

アーカイヴ

[ Powered by ]
Movable Type 3.38