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2010年06月27日

7月17日 大石始×高橋健太郎:『ポップ・ミュージックのゆくえ』刊行記念トーク第1弾!

いよいよ来週発売となる高橋健太郎『ポップ・ミュージックのゆくえ──音楽の未来に蘇るもの』の刊行記念イヴェント第1弾が決まりました!

ゲストにトラヴェラー系ライター/エディター/選曲家で、今年の春に初の著書『関東ラガマフィン』を発表されたばかりのの大石始さんをお迎えし、『世界音楽の未来──マージナル・ビートを聴く』をお届けします。会場は今年で開店15周年を迎えているタワーレコード渋谷店7階タワーブックスです。

この本が解き明かしたロック~レゲエ~クラブミュージックの根底にあるものが、90年代以後、世界各地のアンダーグラウンド・シーンでどんな化学反応を巻き起こしていったか。ヒップホップやダンスホール、テクノなどさまざまな音楽を取り込み影響されながら、コロンビアでトルコでモロッコでブラジルでバルカンで、新たな発展を見せている音楽を二人で聞き、語り合います。

もはやワールド・ミュージックという言葉ではとらえきれなくなった、そんな世界各地の“マージナル・ビート”をお楽しみ下さい。

大石始×高橋健太郎『世界音楽の未来──マージナル・ビートを聴く』
TOWER RECORDS SHIBUYA 15th ANNIVERSARY presents

■出演:大石始x高橋健太郎    
■日時:2010年7月17日(土)16:00スタート
■場所:タワーレコード渋谷店7F TOWER BOOKS
■観覧フリー !! トーク終了後サイン会があります。
サイン会参加方法
*渋谷店にて対象商品お買上のお客様に、ご予約者優先、先着でサイン会参加券をさしあげます。
*対象商品1点につき1枚の参加券を差し上げます。
*当日は購入された書籍をお忘れなくお持ちください。
*対象商品は『ポップ・ミュージックのゆくえ』と大石さんの『関東ラガマフィン』です。
■お問い合わせ:タワーレコード渋谷店  03-3496-3661
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大石始(おおいし・はじめ)
1975年、東京生まれ。渋谷のレコードショップ店長、音楽雑誌編集部を経て、約1年の長期海外放浪へ。2008年に帰国後、フリーのトラヴェラー系ライター/エディター/選曲家として活動を開始。旅先で味わう音楽と酒を最高の愉しみとする、南国音楽・文化愛好家。今年4月に首都圏のダンスホール・レゲエ・シーン黎明期を記録した著書『関東ラガマフィン』(ブラッド)を上梓した。TwitterアカウントはOISHIHAJIME。

高橋健太郎(たかはし・けんたろう)
1956年、東京生まれ。音楽評論家、音楽プロデューサー、レコーディング・エンジニア、インディー・レーベル「MEMORY LAB」主宰。音楽配信サイト「ototoy」の創設メンバーでもある。一橋大学在学中から『プレイヤー』誌などに執筆していたが、82年に訪れたジャマイカのレゲエ・サンスプラッシュを『ミュージック・マガジン』誌でレポートしたのをきっかけに、本格的に音楽評論の仕事を始めた。Twitterアカウントは @kentarotakahash。

2010年06月30日

8月5日 原雅明×高橋健太郎:『ポップ・ミュージックのゆくえ』刊行記念トーク第3弾!

本日発売となった『ポップ・ミュージックのゆくえ』刊行記念イヴェント第3弾の発表です!(ちょっと順序がヘンですが、第2弾も近日中に発表します)

Vol.3は『音楽と言葉の未来』をテーマに8月5日(木)夜7時30分から、渋谷のアップリンク・ファクトリーで開催。ゲストには、昨年11月に初の音楽論集『音楽から解き放たれるために』(フィルムアート社)を発表した原雅明さんをお迎えします。

ヒップホップ、ワールド・ミュージック、ダブ、ハウスなど80年代の音楽シーンを論じた『ポップ・ミュージックのゆくえ』を受けて、続く90年代の動きをそれぞれのポジションから体験的に検証しつつ、音楽のあり方そのものがドラスティックに変化していくなかで音楽を語る言葉はどうなっていくのか? さまざまな音楽の現場に携わりってきた二人のスリリングな対話をご期待ください。

■出演:原雅明、高橋健太郎
■日時:8月5日(木)19:00開場/19:30開演
■場所:アップリンク・ファクトリー
■料金:1000円(1ドリンク付き/予約できます)
■ 予約方法:このイベントへの参加予約をご希望の方は、
(1)お名前 (2)人数(一度のご予約で3名様まで) (3)住所 (4)電話番号
以上の要項を明記の上、件名を「予約/原雅明×高橋健太郎『音楽と言葉の未来』」として、
factory@uplink.co.jp までメールでお申し込み下さい(@を半角に変えてお使いください)。

原雅明(はら・まさあき)
編集者を経て、90年代から音楽ジャーナリスト/ライターとして本格的な執筆活動を始める。soup-disk及びdisques cordeレーベルの運営、イヴェントのプロデュース、HEADZの設立と雑誌FADERの創刊なども手がける。近年はロサンゼルスの音楽シーンと繋がりを深め、LOW END THEORYの日本ツアーのオーガナイザー、非営利ネットラジオ局DublabとCreative Commonsのアート・プロジェクトINTO INFINITYの日本側キュレーターを務める。単行本『音楽から解き放たれるために──21世紀のサウンド・リサイクル』(フィルムアート社)とミックスCD『How Far Do You Wanna Go?』(BLACK SMOKER)を09年に発表。http://corde.co.jp

高橋健太郎(たかはし・けんたろう)
1956年、東京生まれ。音楽評論家、音楽プロデューサー、レコーディング・エンジニア、インディー・レーベル「MEMORY LAB」主宰。音楽配信サイト「ototoy」の創設メンバーでもある。一橋大学在学中から『プレイヤー』誌などに執筆していたが、82年に訪れたジャマイカのレゲエ・サンスプラッシュを『ミュージック・マガジン』誌でレポートしたのをきっかけに、本格的に音楽評論の仕事を始めた。Twitterアカウントは @kentarotakahash。

2010年07月02日

7月27日 津田大介×高橋健太郎:『ポップ・ミュージックのゆくえ』刊行記念トーク第2弾!

第1弾、第3弾に続いて、高橋健太郎『ポップ・ミュージックのゆくえ──音楽の未来に蘇るもの』刊行記念トーク・シリーズ第2弾を発表します!

Vol.2のテーマはずばり“音楽の経済”。と来ればゲストはこの方をおいて他にいません。メディア・ジャーナリストの津田大介さんをお迎えして、IT技術の奔流にもまれて根源的な変化を遂げようとしているポピュラー音楽のあり方を、アクチュアルなイシューに触れながら対論していただきます。音楽をこよなく愛する津田さんのことですから、ひときわ熱いトークが展開されることでしょう。どうぞご期待ください。

津田大介×高橋健太郎
『音楽はいくらなのか?──音楽とミュージシャンと音楽ビジネスの未来』

■出演:津田大介、高橋健太郎
■日時:2010年7月27日(火)18:30開演(18:00開場)
■場所:ジュンク堂書店新宿店8階喫茶
■入場料:1000円(1ドリンクつき)
■定員:50名
■予約受付:7Fカウンターにて。電話予約承ります。
 ジュンク堂書店新宿店 TEL.03−5363−1300

【講師紹介】
津田大介(つだ・だいすけ)
1973年東京生まれ。2002年にブログ「音楽配信メモ」を立ち上げ、ジャーナリストとして活動を開始。インターネット、著作権、コンテンツ・ビジネスについて積極的に発言し、文部科学省文化審議会著作権分科会で専門委員も務めた。2007年にはインターネットユーザー協会(現・MIAU)を設立。著書に『Twitter社会論』(洋泉社新書)、『30分で達人になるツイッター』『仕事で差がつくすごいグーグル術』(青春出版社)、『誰が音楽を殺すのか?』(翔泳社)など、共著に『CONTENT'S FUTURE ポストYouTube時代のクリエイティビティ』(同)がある。Twitterアカウントは @tsuda。

高橋健太郎(たかはし・けんたろう)
1956年、東京生まれ。音楽評論家、音楽プロデューサー、レコーディング・エンジニア、インディー・レーベル「MEMORY LAB」主宰。音楽配信サイト「ototoy」の創設メンバーでもある。一橋大学在学中から『プレイヤー』誌などに執筆していたが、82年に訪れたジャマイカのレゲエ・サンスプラッシュを『ミュージック・マガジン』誌でレポートしたのをきっかけに、本格的に音楽評論の仕事を始めた。Twitterアカウントは @kentarotakahash。

2010年08月31日

『サウンド&レコーディング・マガジン』9月号で『ポップ・ミュージックのゆくえ』が紹介されました

『ピアノ大陸』に続いて横川理彦さんが『サウンド&レコーディング・マガジン』9月号で『ポップ・ミュージックのゆくえ』を書評してくださいました。

本書の内容は2001年現在においても全くリアリティを失っていない。20年のさまざまな変遷を経ても、本書に見られる基本的な音楽的配置は変わっていないのである。

マッシヴ・アタックに始まりピエール・バスティアンに終わるこのリストアップを、読者はどれくらい納得して受け取ることができるだろうか? ディアンジェロやオヴァルに並んでM.I.A.やコンポステラを愛聴できることこそが未来につながっていくのだと考えたい。

横川さん、いつもありがとうございます。

[鈴木]

2012年07月02日

いーぐるの後藤雅洋さんが『ポップ・ミュージックのゆくえ』を激賞!

アルテスもたいへんお世話になっている四谷のジャズ喫茶「いーぐる」のマスター後藤雅洋さんが、ジャズ批評サイト「com-post」で高橋健太郎さんの『ポップ・ミュージックのゆくえ』を激賞してくださいました。

7月14日にいーぐるで開催されるイヴェント“徹底討論「音楽批評とは何かー感想、紹介、批評、研究、そして?ー」”を前にして、出演者の一人である高橋健太郎さんの著書を読み進めたところ、「ポスト・パンク、ダブ、ワールド・ミュージック、ヒップホップ、ハウスといった、ジャズ畑の私にはあまり縁の無い音楽ジャンルについての考察」にもかかわらず、あまりの面白さに「途中からぐいぐい引き込まれ、すっかりこの本の虜となってしまった」とのこと。

後藤さんの聴き手&書き手としてのお力は今さらご説明するまでもないでしょう。その後藤さんに、初版刊行から21年を経た今日、「ジャズ界に高橋健太郎がいなかったことが実に無念!」とまで言わしめたとは! この本の批評としての質の高さにお墨付きが与えられたようなもの^^(僕は書き手ではなく編集者・発行発売人ですから、誉められすぎ、なんて謙遜はしません笑)。

もっともっと多くの方に読んで欲しい本ですので、未読の方はこの機会にぜひお手にとってみてください![鈴木]

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