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2012年03月07日

Ottava moderatoで『デオダ・ド・セヴラック』が紹介されました

『エスクァイア日本版』元編集長の清水清さんがブログ「Ottava moderato」で椎名亮輔さんの『デオダ・ド・セヴラック』を紹介してくださっています。ピカソやブラック、キュビスム運動とセヴラックのかかわりに着目してくださった評は、あんまりなかったかも。

芸術の中心パリを離れていても、当時の最も先鋭的な 芸術運動を触発したセヴラックという人物の 一筋縄ではいかない人物像を知ることができる

と評してくださっています。ありがとうございました。

[木村]

2012年03月09日

日本経済新聞にサラーム海上さんの著者インタビューが掲載されました

日本経済新聞にインタヴュー サラーム海上さん

3月4日の日本経済新聞朝刊読書面「あとがきのあと」に、『21世紀中東音楽ジャーナル』の著者、サラーム海上さんが登場しました。「中東の音楽や社会の最前線を軽妙な語り口で紹介する」と“紹介”されてます。トルコを皮切りに10年続いた中東取材。その総仕上げとして昨年訪れたエジプトで革命に遭遇したのは、「居るべき所に居られたという思いがある」とサラームさん。次は中東料理の本を出すそうです。

旅のパートナーで奥さまであるイラストレーター若山ゆりこさんの新刊『スウィート・モロッコ』も可愛くて楽しい本です!

2012年03月09日

「エキゾ夢紀行」スペシャル “スウィート・モロッコとヒゲのパキスタン!”

その『21世紀中東音楽ジャーナル』と『スウィート・モロッコ』のめでたいダブル出版を記念して、若山ゆりこさんがモロッコの魅力を映像とトークで紹介し、サラーム海上さんが取材したての最新パキスタン・レポートをお届けするという豪華二本立てのイヴェントが、3月30日(金)に渋谷のアップリンク・ファクトリーで開催されます。

開演は19時半、料金は1800円(1ドリンク付き)。詳細はこちらでどうぞ!

2012年03月12日

3/25 宮城県石巻市で『はじめての編集』レクチャー開催!

今月24日仙台でのレクチャーに続いて、その翌日には石巻市でも『はじめての編集シネマティック・レクチャー』が実現します! 会場は中央商店街のビズカフェ「IRORI石巻」。本のなかで引用した文献、掲載した画像をふんだんに使ったヴィジュアル・レクチャーを2時間半にわたってお届けします。

『はじめての編集シネマティック・レクチャー』
日時:2012年3月25日(日)13時30分開場/14時00分開演(16時30分終演予定)
入場料:1000円(飲み物付き・税込)
会場:IRORI石巻(中央商店街アイトピア通り)
   石巻市中央2-10-2 新田屋ビル1F
   電話:0225-25-4839
予約受付:ご住所・お名前・ご連絡先(メールアドレス・携帯番号)・人数を明記の上、
   info@ishinomaki2.com 宛てに3月22日までにお申し込みください。
主催:ISHINOMAKI2.0

さらにこのレクチャーに続いて、東京の地下鉄駅で配布されているフリーペーパー『メトロミニッツ』のクリエイティヴ・ディレクターでもある菅付雅信さんと、石巻でブックレット『VOICE』(ISHINOMAKI2.0)を作られた飯田昭雄さんとのスペシャル・トークセッションも開催されます。題して『編集者目線で語る まちなかをおもしろくするフリーペーパー』。
こちらは16時40分開演(17時40分終演予定)、料金・会場・予約受付はレクチャーと同じです。

レクチャーのフライヤーです(PDFファイル)。

トークセッションのフライヤーです(PDFファイル)。

このイヴェントを実現させてくれたISHINOMAKI2.0のメンバーである阿部睦美さんに改めて感謝します。この宮城ツアーには僕も同行するつもりです。仙台や石巻の方々とお会いできるのがとても楽しみです。[鈴木]

2012年03月12日

4月中旬発売! 教養としてのバッハ──生涯・時代・音楽を学ぶ14講〈叢書ビブリオムジカ〉(礒山雅・久保田慶一・佐藤真一 編著)


いま、あらためてバッハに出会う。

これから学びたいあなたのために
音楽学・歴史学・宗教学・音響学・楽器学・言語学の専門家がわかりやすく解説。
21世紀のバッハ学はここから始まる!

A5判・並製・208頁
定価:本体2200円[税別]
発売:2012年4月中旬
ISBN978-4-903951-53-9 C1073
装丁:折田 烈(餅屋デザイン)
カバー装画:柴田純与
ジャンル:作曲家/音楽史


>> 詳細

2012年03月13日

3/17 J-WAVEに長谷川町蔵さんが出演します

今週土曜日のJ-WAVE『RADIO DONUTS』の「LIFE IS A GIFT」に、『文化系のためのヒップホップ入門』の著者・長谷川町蔵さんが出演します。放送は10時10分から40分まで。どんな感動的なストーリーが披露されるのか、僕も収録を聞いていないので楽しみです^^。[鈴木]

2012年03月15日

日本経済新聞文化面に椎名亮輔さんが登場!

本日(3/15)付けの日本経済新聞朝刊文化面に「音楽で絵を描いた天才」と題して、椎名亮輔さんが寄稿しています。椎名さんがデオダ・ド・セヴラックの音楽と出会い、深く魅せられていく過程、そして発見した印象派絵画とセヴラックの音楽の深い縁……いますぐに椎名さんの著書『デオダ・ド・セヴラック』を手にとり、セヴラックの音楽を聴きながら読みたくなる格好のイントロダクションとなっています。

※椎名さんのブログに紙面の写真が掲載されています。

[木村]

2012年03月17日

3/21 サラーム海上さんがDOMMUNEに出演!

パキスタンとインドの取材旅行から帰ってきたばかりのサラーム海上さんが、来週水曜(21日)の夜7時からDOMMUNEに出演、聞き手にベリーダンサーのNourahさんを迎えて「21世紀中東音楽TV」をお届けします。当日スタジオでの観覧をご希望の方はこちらで受けつけています。Ustreamでの試聴はもちろん無料、どなたでも。

2012年03月19日

ARTES インフォ*クリップ vol.041|おかげさまで創業5周年目前号!

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ARTES インフォ*クリップ[vol.041]2012/03/19
おかげさまで創業5周年目前号!
アルテスパブリッシング
www.artespublishing.com
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□ CONTENTS □
・オヤマダアツシ著『ロシア音楽はじめてブック』、3/23発売!
・『アルテス』第2号、4月上旬発売!
・礒山雅・久保田慶一・佐藤真一 編著『教養としてのバッハ──
 生涯・時代・音楽を学ぶ14講』、4月中旬発売!
・3/21 サラーム海上さん、DOMMUNEに出演!
・3/24 タワーレコード新宿店でサラーム海上さん
 トーク&サイン会!
・3/24仙台、3/25石巻で菅付雅信さんが
 『はじめての編集』シネマティック・レクチャーを開催!
・3/30 「エキゾ夢紀行」スペシャル
 “スウィート・モロッコとヒゲのパキスタン!”
・アルテスの本のお買い求めはこちらのお店でどうぞ
・最近のアルテス──書評・イヴェントなど
・アルテスのおすすめ! 旬の音楽情報
・代沢だより

>> 詳細

2012年03月21日

『アルテス』VOL.2、4月上旬発売!

アルテス VOL.2

活字だらけ、長文だらけの評論誌にもかかわらず、というか、だからこそだったのか、昨秋刊行した『アルテス』創刊号は思いがけないほどの好評と心強い応援をいただきました。

4月上旬発売の第2号は、予定通り《Appleと音楽》を特集。大和田俊之さん、藍川由美さん、波多野睦美さん、小野幸恵さんの連載が新たにスタート、さらにスペシャル企画として湯山玲子さんと渋谷慶一郎さんによるモーツァルト談義などなど、当初の予定を大幅にオーヴァーして、またまた盛りだくさんになりました。

1号でも長く刊行を続けられるよう、応援をどうぞよろしくお願いします。

『アルテス』VOL.2 2012 SPRING
A5判・並製・248ページ
定価:本体1500円+税
発売:2012年4月10日
ISBN978-4-903951-52-2 C1073
デザイン:宮一紀
イラスト:高橋将貴
編集協力:公魚(高橋智子、渡邊未帆)

《目次》
【特集】アップルと音楽 Apple×Music
 01 Apple × Recordings
 高橋健太郎|クラウドの神殿に救世主は宿るか?
 02 Apple × Composing
 有馬純寿×ヲノサトル|「音楽の民主化」は作曲をどう変えたのか
 03 Apple × Musicians
 谷口文和|音楽家はMacを選ぶ?
 04 Apple × Internet
 八田真行|手入れの行き届いた庭で育つ文化とは?
 05 iOS × Music
 赤松正行×佐藤薫|iPhoneアプリが奏でる音楽の未来
 06 Apple × Listening
 おおしまゆたか|iTunesがリスニングを変えた!
◎特別対談
 爆音で楽しむモーツァルト
 渋谷慶一郎「モーツァルトは創作の邪魔をしない」
  ×
 湯山玲子「この天国感がやばいのよ」
◎連載
 波多野睦美|うたうからだ【New!】
 大和田俊之|倍音と幽霊──ハリー・スミスのアメリカ[1]【New!】
 輪島裕介|カタコト歌謡の近代[2]二世歌手とニセ二世
 川崎弘二|武満徹の電子音楽[2]ミュジック・コンクレートへの着手
 石田昌隆|音のある遠景[2]
 小野幸恵|和の変容[1]「三番叟」から「ボレロ」へ【New!】
◎Re: music...〈音楽へ──〉
 藍川由美|谷川雁を読む[1]「十四歳」「傘もなく」【New!】
 大石始:まつりの島[2]下町に鳴り続ける不死のリズム──錦糸町河内音頭大盆踊り
 濱田芳通:歌の心を究むべし[2]
   ミューズとの交信、あるいはシャロン・ストーンとの妄想デートについて
 おおしまゆたか:アラブ、アイルランド、アメリカをめぐる音楽の旅(中)音源編
 鈴木治行:イマジナリア[2]イメージと音の危うい関係──「語りもの」の実践
 ト田隆嗣:suara, macam2 音声、いろいろ[2]マハカムで交ざるマゼール
◎クロニクル
 毛利嘉孝:スケッチ・オブ・下北沢[2]
◎フィクション
 山崎春美:ロッカウェイビーチ[2]
 Onnyk:ゴースト[下]
◎エッセイ
 安田寛|発見が発見でなくなる時代──音楽研究とGoogle
 潮博恵|ベイ・エリアからの挑戦──ティルソン・トマスとサンフランシスコ響
◎レポート
 谷口昭弘|音楽学者の頭の中 日本音楽学会全国大会レポート
◎著者エッセイ
 サラーム海上|トルコの地酒ラクにやみつき─中東アルコール事情
 菅付雅信|編集者に「なる」ということ
◎書評
 金子智太郎|Paul DeMarinis,“Buried in Noise”
◎研究
 李京粉|日本のユン・イサン──“東アジアの作曲家”としてのユン・イサン(下)

2012年03月23日

永江朗さんが『はじめての編集』を大推薦!

『筑摩書房 それからの四十年 1970-2010』『セゾン文化は何を夢みた』など出版文化をテーマにした著書も数多く出されている永江朗さんが、3月31日付けの図書新聞3056号で、菅付雅信さんの『はじめての編集』を「こんなにカッコよくて、こんなにおもしろい編集入門書ははじめてだ」と評してくださいました!

「このスピード感と情報量!〜それを苦に感じさせない読みやすさ! 著者の編集センスがいかにすぐれているかがわかる」「コピーセンスも抜群」「まさに『集めて編む』の実践」、そして最後に「編集という行為の重要さと魅力は変わらない。現役編集者にとっても必読の教科書だ」と、深く隅々までこちらの意図と思いをくみ取ってくださった上に、ここまでお薦めいただけるなんて! あまりに嬉しいです。どうもありがとうございました。永江さんに依頼してくれた編集部にも感謝です。[鈴木]

2012年03月28日

『音楽学』に『オルティス 変奏論』の書評掲載

日本音楽学会の機関誌『音楽学』第57巻2号に、平尾雅子(訳・解説)、濱田滋郎(監修)『オルティス 変奏論』の書評が掲載されました。評者は小川伊作さん。

原書は1553年にローマで出版された音楽書だが、これまでドイツ語に翻訳された現代譜版かイタリア語版のファクシミリしか入手できなかった状況を考えると、原書のすみずみにいたるまで日本語で読むことができるようになったことは、演奏家、研究者そして愛好家にとって、この上なくうれしい出来事といってよいだろう。また単なる原書の翻訳にとどまらず、原書を理解するために必要な諸々の事柄を詳細に記述した50頁に及ぶ「解説」が付されている点が、本書の価値をさらに高めている。また本体である翻訳部分も、原書(ファクシミリまたは打ち直し)との対訳になっている点も特筆すべきであろう。

……などなど、引用していくと切りがないほどですが、たいへん高く評価してくださっています。

また、

本書について、出版社自らが本書についてのインターネット・サイトを開設し、本書に関わる情報とあわせ、正誤表を公開していることは良心的な取り組みととして評価したい。また上記のサイトによれば、今後本書をオンデマンドで出版するとのこと。ならば「付録」となっているが、実際は綴じられているパート譜を、利便性を考え、当然別冊にすべきだろう。

と、弊社の姿勢についても評価と注文をいただいております。その後出版したオンデマンド版についての「注文」については、現状はコストの関係でむずかしいのですが、今後もひきつづき検討課題としたいと思います。

[木村]

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