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2012年11月13日

【12/14発売】ドビュッシーと歩くパリ[CD付き](中井正子)


路地裏、盛り場、コンセルヴァトワール……
ようこそ、私の音楽の生まれた街へ。

ドビュッシー演奏・校訂の第一人者がピアニストの視点からパリをガイド。
写真とCDでたどるその人生と音楽。

ドビュッシー生誕150年記念出版。


A5判・並製・144頁(カラー64頁+モノクロ80頁)
定価:本体2200円[税別]
発売:2012年12月14日(予定)
ISBN978-4-903951-61-4 C1073
写真撮影 フィリップ・ドラゼー
カバーイラスト/本文地図:米丸ゆみ
装丁:折田 烈(餅屋デザイン)
ジャンル:クラシック/作曲家/ピアノ


●内容
ピアノ作品全曲演奏会シリーズ、全集CD、校訂版楽譜出版など、ドビュッシー演奏の第一人者として知られるピアニストが作曲家ゆかりの地をガイドします。パリ在住の写真家が撮影したパリ風景、手書きのかわいいイラスト地図、そして著者演奏のCDで楽しむ音楽散歩。パリに生き、パリを愛したドビュッシーの音楽世界へ、あなたを誘います!

付録CDには、〈雨の庭〉〈亜麻色の髪の乙女〉〈水の反映〉〈月の光〉ほか、著者自身の演奏による選りすぐりの名曲19曲を収録!(CD解説:小鍛冶邦隆)


●目次
はじめに
ドビュッシーの足跡(地図)

第1章〈雨の庭〉 ドビュッシーとパリ──サン・ジェルマン・アン・レからパリへ
第2章〈風変わりなラヴィーヌ将軍〉 少年時代──パリした街の歓楽街ピガール
第3章〈葉ずえを渡る鐘の音〉 青年時代──サン・ラザール駅界隈からモンソー公園周辺へ
第4章《喜びの島》 ドビュッシーの愛したパリ風景──ルーヴル美術館周辺・凱旋門・リュクサンブール公園
第5章〈雪の上の足跡〉 晩年──16区とブーローニュの森

CD収録作品解説(小鍛冶邦隆)
おわりに

●著者プロフィール
中井正子(なかい・まさこ)
東京藝術大学附属高校在学中、パリ国立高等音楽院に留学。ピアノ科を審査員全員一致の1等賞首席で卒業。第3課程(研究科)を経てジュネーヴ国際音楽コンクール第3位、ロン・ティボー国際音楽コンクールのフランス音楽特別賞ほかを受賞。パリ、リヨン、ワルシャワ等でのリサイタルのほか、国内でも都響、新日フィル、日フィル、東響等をはじめ多数のオーケストラと共演。そのほか日本人として初めてのドビュッシー全曲演奏会、ラヴェル全曲シリーズやショパン、シューマンのリサイタル・シリーズを開催し、高い評価を受ける。2003〜08年にドビュッシー・プロジェクト(全曲演奏[朝日新聞社主催]、全曲CD録音[ALM Records]、全曲実用版楽譜校訂[ショパン刊])をおこなう。2009〜11年にはラヴェル・プロジェクト(全曲レクチャーコンサート[カワイ表参道主催]、全曲CD録音[ALM Records]、全曲実用版楽譜校訂[2012年現在5巻まで、ショパン刊])をおこなう。2012年3月にパリでおこなわれたドビュッシー生誕150年記念のリサイタルをはじめ、フランスでのリサイタルでは毎回高い評価を得ている。CDではほかにスクリャービン作品集(Fontec)、楽譜校訂では『バッハ インヴェンション』『バッハ シンフォニア』『ショパン名曲選集26』(全3巻、ショパン)、『ハノンピアノ教本 New Edition』(音楽之友社)がある。コンサート活動のかたわら東京藝術大学ピアノ科にて後進の指導もおこなう。
http://park10.wakwak.com/~nakaimasako/


●関連情報(書評/イヴェントほか)
ドビュッシーと歩くパリ

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