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2011年10月13日

【速報】椎名亮輔さんの『デオダ・ド・セヴラック』が第21回吉田秀和賞を受賞!

椎名亮輔著『デオダ・ド・セヴラック──南仏の風、郷愁の音画』が第21回吉田秀和賞を受賞しました。審査委員長の吉田秀和さんと審査委員の林光さんにより、本日(10/13)選考がおこなわれ、帝国ホテルにて記者発表がおこなわれました。選評は次のとおりです。

 日本ではあまり知られていないが、ドビュッシーやラヴェルとも親交があり、また彼らが作品も高く評価したフランスの作曲家、デオダ・ド・セヴラック(1872〜1921)の生涯とその業績を、様々な資料をもとに詳しく綴った日本で初の本格的評伝。  南仏の名門の旧家に生まれたセヴラックは、パリで音楽を学ぶが、その後、生涯にわたって愛し続けた南仏に活動拠点を移し、作品を発表し続けた。ドビュッシーが「良い香りがする」と称賛した彼の音楽の秘密とは何か。また、その思想が現代に投げかける意味が、鮮やかに読み解かれている。

椎名さん、おめでとうございます! アルテスにとっては、2008年に片山杜秀さんの『音盤考現学』『音盤博物誌』で受賞していらい、2度目の受賞。創業5年に満たない新米出版社にとっては、夢のように光栄なことです。

なお、10/28(金)19:00から日仏会館ホールにて、椎名亮輔さんが伴奏をし、ソプラノの奈良ゆみさんが歌うセヴラック歌曲リサイタルがおこなわれます(詳しくは下記)。本やCDも販売しますので、この機会にぜひお運びください。

[木村]

日仏会館|南仏から薫る一陣の風 デオダ・ド・セヴラック(1872-1921)──歌曲と古いシャンソン
http://www.mfjtokyo.or.jp/ja/events/details/131--1872-1921-.html

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