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2014年10月16日

『ポップ・アフリカ800』に嬉しい書評がふたつ!

この夏に刊行した『ポップ・アフリカ800』の書評が『サウンド&レコーディング・マガジン』と『レコード・コレクターズ』の11月号に掲載されています。これがどちらも著者・荻原さんの「文章」を絶賛してくれていて、じつに嬉しいものでした。

前者の横川理彦さんは「何と言っても、〜すべてのディスクとアーティストの解説を的確に書いているのが素晴らしい。印象批評ではなく、音楽がどこに由来し、〜どこが聴きどころなのかが短い文章の中から飛び出てくる。」「テキストから受け取る内容がとても濃い」、後者の真保みゆきさんは「ごく短いディスク評ながら、読み継いでいくうちに〜アフリカ音楽の多様性を歴史と地域の両面から縦/横断していく」「ディスクガイドでありながらガイド本を超えていく瞬間が多々ある」といった具合。

こうしたガイド文というのは、感想や批評など音楽を語るさまざまな言葉のなかでも実は最もハードルが高いものだと常々考えている僕としては、荻原さんのテキストそのものをこうして高く評価してもらえたことを、とても嬉しく、また誇らしく感じています。荻原さんのような高い志をもった書き手ともっともっと仕事をしたい、という思いを新たにもしたのでした。横川さん、真保さん、どうもありがとうございました。

[鈴木]

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