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2014年10月16日

『婦人之友』で『ウルトラセブンが「音楽」を教えてくれた』紹介

『婦人之友』11月号で青山通さんの『ウルトラセブンが「音楽」を教えてくれた』が紹介されました。評者は歌人の松村由利子さん。「時代を超える音楽の力」と題して、通崎睦美『木琴デイズ──平岡養一「天衣無縫の音楽人生」』(講談社)、崔善愛『ショパン──花束の中に隠された大砲』(岩波書店)とともに紹介していただいています。

 [『ウルトラセブン』の最終回で流れた]その曲が、リパッティ/カラヤン指揮・フィルハーモニア管弦楽団によるシューマンの「ピアノ協奏曲」だとわかるまでのプロセスは、上質のミステリを読むようで実に楽しい。
 それは、暮らしにおけるオーディオ機器の進化をたどる旅でもある。手軽に楽曲をダウンロードできる時代、私たちは音楽への渇望を忘れかけているかもしれないとも思わされた。

歌人ならではの柔らかな感性で、3冊の音楽書の面白さと読者の好奇心とのあいだに、うまく橋をかけておられることに感心しました。

[木村]

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