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2010年08月18日

萩谷由喜子さんが『ヴァン・クライバーン国際ピアノ・コンクール』を書評

8/16付け公明新聞に吉原真里さんの『ヴァン・クライバーン国際ピアノ・コンクール』の書評が掲載されました。評者は音楽評論家の萩谷由喜子さん。

(「市民が育む芸術イヴェント」という)本書のサブ・タイトルこそこのコンクールの本質であり、多角的な取材結果を再構成してその本質を描きだすことこそ本書執筆の意図である。そして、それは成功した。

この莫大な予算を要するイヴェントを可能としているのは、石油富豪の街ならではの驚異的な経済基盤と、その免罪符的発想であろう。だが、有為の若者を応援することを通しての自己実現、ともいうべき広義のパートナー・シップこそ、ゆるぎない運営体制の原動力であったことを再認識させられた。

深く読みこんでいただいての書評、ありがとうございました。

[木村]

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