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2008年03月13日

『Jupiter』で『音盤考現学』が紹介されました。


Jupiter』は大坂・いずみホールの発行する音楽情報誌。「カジュアルな20世紀音楽ガイドとしてお薦め」と紹介してくださっています。同誌には連載「片山杜秀の弦楽四重奏・超入門」も掲載されているし、今回は水谷彰良さんと演出家・岩田達宗による「ロッシーニ対談」が掲載されていて、かな~り充実してます。

[木村]



◎重要な追記[2008/03/15]

その後ネットを見ておりましたら、書評を書いてくださった白石知雄さんがご自分のブログで以下のように書かれているのを発見。

なお、版元さんのブログでは、雑誌編集部による広告であるかのような紹介になっていますが、小さいながらも署名入りの書評です。もちろん、いずみホールからは原稿料を頂戴していますが、それは、きれいごとに聞こえるかも知れませんが、煎じ詰めれば「<読者>が読んで損をした、と思わない文章を書きなさい」という司令であり、そのような読者サービスに対する対価であると認識しています(他の原稿依頼の場合も同様に私は考えています)。また、版元さんからホールを通じて献本していただきましたが、そうした場合であっても、私は「いいかげんなおべんちゃらを書かないことが<著者>に対する最低限の礼儀である」と常に考えています。書いて公開された記事を販促等に利用されるのは自由ですし、そういうことも当然あるだろうと思いますが、最初から「広告」として書くのとは意味が違うと思いますし、今回も別に版元やホールに頼まれて無理に誉めたわけではありませんので念のため。
これはたいへん申し訳ないことをしました。じつは、まったくばかなことに、書評の左半分だけを読んで、「あ、署名がないから編集部で書いてくださった原稿なのかな」と早とちりし、そのまま情報をアップしてしまったのでした(自分で撮った写真にはちゃんと右半分も写っているというのに!)。

ご指摘をうけてよくよく見れば、左半分にはたいへん重要な指摘もあり(「9.11以降は著者の論調が変わっている」とか)、そこをこそご紹介すべきでした。

この場を借りて、白石さんにお詫びいたしますとともに、たいへんていねいに読み込んで書評を書いてくださったことに御礼申し上げます。また、白石さんがブログで書かれていることについても、またあらためてご紹介させていただきます。

[木村]

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