平野啓一郎(著)『ショパンを嗜む』(音楽之友社)

平野啓一郎(著)『ショパンを嗜む』(音楽之友社)

『音楽の友』誌上で2009年から2010年にかけて連載されていた平野啓一郎氏のショパン論が単行本化。生誕200年のショパン本ラッシュを避け、少し間をおいての登場となりました。平野氏の3作目の小説『葬送』の取材ノートがもとになっており、小説家ならではの独特の視点からのショパン像はとても新鮮です。

[木村]