菅付雅信(著)『中身化する社会』(星海社新書)

菅付雅信(著)『中身化する社会』(星海社新書)

昨年アルテスより刊行した『はじめての編集』に次ぐ、編集者・菅付さんの書き下ろし新刊。情報が洪水のようにあふれすべての「中身」が可視化される社会。その中で人はどう生きるのか? 膨大な素材を手際よく編集も見事ですが、読者の覚悟を問いながら、自ら「中身化」して生きる著者自身の覚悟が伝わってきて、背筋が伸びます。[鈴木]