高橋アキ(著)『パルランド──私のピアノ人生』(春秋社)

高橋アキ(著)『パルランド──私のピアノ人生』(春秋社)

ピアニストの高橋アキさん、待望の著書が刊行されました(1/25発売)。1970年初リサイタルと開催してから40余年にわたって、現代音楽を中心に活躍されてきた人生を、ロング・インタビューと、これまでにさまざまな媒体に寄せた原稿を絶妙に配置することで振り返る内容。シューベルト、サティ、フェルドマン、ケージといった作曲家について、夫の故秋山邦晴氏や故武満徹氏ほか身近な人々の思い出、教育・聴衆などについて縦横に語っています。現代音楽に関心のある向きにはもちろん、これから音楽家をめざす若い世代にこそすすめたい一書です。

[木村]