野口卓(著)『飛翔 軍鶏侍』(祥伝社文庫)

野口卓(著)『飛翔 軍鶏侍』(祥伝社文庫)

音楽書じゃなくて時代小説ですが、これまでたいへんたいへんお世話になってきた編集プロダクション「木杳舎(もくようしゃ)」の野口卓さんの新著ということで、ご紹介せずば! 『軍鶏侍』シリーズの3作目?ということになるんでしょうか(間違ってたらすみません)。今回は60枚の短編2作と300枚弱の中編という組み合わせだそうです。本日(6/13)発売。

そして、シリーズ第1作の『軍鶏侍』が、このほど新設された歴史時代作家クラブの第1回新人賞を受賞というめでたいニュースも!

asahi.com - 「歴史時代作家クラブ賞」新設 新人賞に野口卓「軍鶏侍」
http://www.asahi.com/culture/news_culture/TKY201205310216.html

しかし野口さん、いまあらためてチェックしてみたら、ずいぶんたくさんの著書をお出しになってきたのですね。落語の本にシェイクスピアの本に名前にまつわる新書に……。木杳舎では敏腕編集者として大活躍されているのに、しっかりと著述のための時間も確保されていることに心から敬服します。こんどはセルフ・マネジメント術の本を出していただきたい!

[木村]