河本真理(著)『葛藤する形態──第一次世界大戦と美術』(レクチャー第一次世界大戦を考える)人文書院

河本真理(著)『葛藤する形態──第一次世界大戦と美術』(レクチャー第一次世界大戦を考える)人文書院

人文書院のこのシリーズは、岡田暁生さんの『「クラシック音楽」はいつ終わったのか?』をはじめ、山室信一さん久保昭博さんほか、かずかずの力作がすでに刊行されていますが、ようするに「現代文化への影響ということを考えた場合、第二次世界大戦よりもむしろ第一次世界大戦に焦点をあてたほうが理解しやすいのではないか」という視点で編まれたシリーズなのだと思います。

[木村]